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ファッション

コートに関するビジネスマナー5選

コートに関するビジネスマナー5選

コートと言えば、寒い季節の必需品ですが、社会人としては、時にその扱いに迷う場面も出てきます。転職や営業の活動で、会社を訪問する時などは、その典型的なケースでしょう。マナーとしてどの時点で脱ぐのが正しいのか、また、座る際の置き方はどうすればよいのか、といったことに頭を悩ませている人も多いと思います。

本記事では、会社訪問時におけるコートの正しい扱い方についていろいろ紹介しますので、転職活動中の人や営業に携わって間もない人などは、ぜひ参考にしてみてくだい。

入室前

コートは会社ビルに入る前に脱いでおく

転職時の面接や、または営業で会社を訪問する際は、その建物に入る前にコートを脱いでおくのがビジネスマナーです。

これは想像してみるとすぐ分かることですが、屋内でコートを着ていると、どうしても不自然に感じられるでしょう。これは一般常識であり、ビジネスシーンに限った話ではありません。そのため、会社訪問などのフォーマルな場面では、なおさら建物内へ入る前にコートを脱いでおくことが、マナーとして推奨されます。寒いからと言って、建物内の入口付近で脱ぐのはマナー上良くないので、十分注意してください。

マフラー・手袋も同じタイミングで外す

寒い季節はコートだけでなく、マフラーや手袋などを着用するケースも多いでしょう。面接や営業で会社を訪問する際は、こうしたものについても外しておくのがマナーです。

外すタイミングは、コートと同じで、会社ビルの外になります。理由は上記と同様で、屋内でこれらのアイテムを着けておくのは、不自然で場違いに見えるためです。また、付着している雪などの汚れを、建物内に持ち込まないという意味もあります。

外したマフラーや手袋は、落とさないよう鞄等にきちんとしまっておいてください。

脱いだコートは裏返して二つ折りに

会社訪問の際は、脱いだコートの扱いにも注意が必要です。ビルの手前で脱いだコートは、手に持って歩くことになりますが、以下のようにたたんで持つのが、マナーとしては好ましいとされます。

まず、コートの裏地が表になるように折り返し、さらに縦に半分に折ります。続いてそれを、横半分のところで二つ折りにして、腕にかけるという具合です。

裏地を外側にするのは、コートに付いた雪や埃などの汚れを表にさらさないためです。同時に袖部分が内側に折り込まれて、見た目にもすっきりした印象になります。

入室後

座る際は鞄の上にたたんで置く

面接や営業で会社を訪問し、会議室や待合室などに座る際も、コートの扱い方に気を付けなくてはなりません。

こうした時には、鞄の上にたたんで置くのがマナーとなっています。コートは、前述のように入館前に折って腕に掛けた状態なので、そこから鞄に乗せられるサイズまで折りたためばOKです。

この際NGなのが、机の上に置いたり、膝に掛けるなどの行為です。また、当然ですが、床に置くのもいけません。

ハンガーを使うよう勧められた場合は、その通りにして大丈夫なので、お礼を言って使わせてもらいましょう。

退出後

再び着るのは建物を出た後

面接や営業の用事が済み、一段落したからといって、退出時にすぐコートを着てしまうのはNGです。ビジネスマナーとしては、コートは建物外に出た後で着るのが正解となっています。建物の外で脱いだのですから、着るのも建物の外で行うのが、マナーとして一貫したやり方になります。特に面接の場合は、細かい点までチェックされていると考えた方が良いので、最後まで気を抜かないことが大切です。

一方、担当の方に屋内で着て出ていくことを勧められた場合は、お礼を述べた上でそれに従っても構いません。

コートに関するビジネスマナー5選

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