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上司・部下

送別品の選び方と注意点18選

送別品の選び方と注意点

上司や同僚に贈る送別品の選び方

感謝やお祝いの気持ちを込めて贈る送別品は、気持ちが大事と分かっていても選ぶのに困ることは多いと思います。
また、退職や異動など贈る理由が違えば、最適な送別品も異なってきます。
ここでは送別品の選び方と選ぶ際の注意点についてご紹介していきます。

退職や異動の理由を知る

退職や異動の理由を知る

退職と一言で言っても、定年退職や転職、寿退社など理由は様々です。また異動する相手に送別品を贈る際も、栄転の場合もあれば左遷と言ったこともあります。
そのため退職や異動の理由に合わせて送別品を選ぶ必要があります。

定年や寿退社する方の場合には、仕事で使用するような送別品よりも日常的に使用する物の方が喜ばれますし、転職する方であれば、仕事で使用する物の方が喜んでもらえるはずです。
また、左遷など本人が望む異動などでない場合は、おめでたい送別品などは避けた方が無難です。

そのため退職や異動する理由に合わせて送別品を選ぶ際に注意することがまずは大切です。

大きすぎる物や重たい物は注意が必要

大きすぎる物や重たい物は注意が必要

送別品は社内か送別会の中で渡す場合がほとんどかと思います。
そのため、その後家まで持ち帰る必要が必ずと言っていいほどあります。

特に贈る相手が電車通勤の方や女性の方の場合にはあまり大きな物や重たい物を贈るのは避けた方が無難です。

割れやすいもの

割れやすいもの

グラスやコップなど割れやすい物も上記と同じ理由からできるだけ選ばないように避けた方が無難です。
また、どうしても割れやすい送別品を選ぶ場合には、丈夫な箱などに梱包されている物を選ぶようにしましょう。

こだわりや好みの出るものは相手の好みを把握してから選ぶ

こだわりや好みの出るものは相手の好みを把握してから選ぶ

男性社員におすすめの送別品20選」や「20代、30代、40代、50代の年代別送別品の選び方と女性におすすめの送別品21選」で触れたように送別品には様々な物が選ばれますが、中には相手の好みが出やすい物があります。

好みに合わない送別品を贈られても相手は本心から喜べませんし、喜んでもらえなければ、選んだ方もあまり気分が良くありません。
もちろん、冒頭でも記載したように送別品よりも気持ちの方が大切ですが、どうせならお互いに喜べる送別品を選びたいと思うはずです。

そうならないためにも送別品を選ぶ際は、贈る相手の好みなどを把握できるように選ぶ前には多くの人から情報を集めておくことも大切です。

高価すぎる物

高価すぎる物

送別品を贈った相手によってはお返しなどを考えている場合もあります。そのためあまり高価過ぎる送別品は贈った相手がお返しを選ぶ時の負担になってしまうこともありますので注意が必要です。

あまり高価な送別品にならないように控えたり、高価な送別品を贈る場合には「お返しは不要です」などさりげなく一声かけると相手も気持ちよく受け取りやすくなるはずです。

日持ちしないもの

日持ちしないもの

お菓子など食べ物や飲み物を送別品として贈る場合もあるかと思いますが、そういった物を贈る場合には日持ちするものを選ぶのも大切です。
賞味期限や消費期限が過ぎてしまえば相手にも気を使わせてしまうことになります。

名入れで会社名は避ける

名入れで会社名は避ける

ボールペンやハンカチなどを送別品として贈る場合、相手の名前などを入れて贈る場合もありますが、名入れの際、社名を入れるのは控えたほうが無難です。
冒頭でも記載したように左遷など本人の望まない異動や会社の人間関係に不満があって退職する場合などは社名があることで相手に不愉快な気持ちを与えてしまうこともあります。

名入れを行う送別品を贈るのであれば、社名は控え相手の名前だけに留めた方が無難です。

残る物と残らない物

残る物と残らない物

上記で紹介したように送別品を選ぶ場合には相手のことを考えて贈る必要があります。
そのため形として残りやすい物や残りにくい物についても相手に合わせて選ぶ必要があります。
上記で紹介したお菓子などは残りにくい物ですので相手を選ばず贈ることができます。また、形として残るものであってもボールペンなどであれば、いくつあっても困りませんし使わなくても場所を取るわけではありません。
さらに、ハンカチや靴下は消耗品となりますので、形として残りますが相手を選ばず贈ることができます。

贈り物が持つ意味を知る

贈り物の中には贈り物としては適さない縁起の悪いものが存在しています。若い方であればそれほど気にしないと言った方も多いと思いますが、中には縁起を気にする方もいますので社会人として縁起の悪い物を知っておくのもマナーです。

クシ

クシ

クシは「苦(く)」、「死(し)」となりますので縁起の悪いものとなります。男性社員に対して送別品として贈ることはないと思いますが、女性社員の送別品を選ぶ際には注意が必要です。

ハンカチ

ハンカチ

ハンカチは日本語で「手巾」と書き「てぎれ」と読めることから縁起の悪いものとされています。そのため、贈られる相手からすれば「縁を切りたい」「二度と会いたくない」と言った意味に捉えられてしまうため送別品としてはふさわしくありません。

日本茶

日本茶

日本茶は弔事をイメージさせることからあまりお祝いの贈り物としては贈られません。そのため、送別品としてもあまり縁起の良いものではありません。
日本茶を贈るのであればコーヒーや紅茶などの方が縁起を気にせず贈ることが可能です。

靴下やスリッパ

靴下やスリッパ

靴下やスリッパは踏みつける物であることから、送別品として贈ると「見下す」「足蹴にする」と言った意味になります。
もちろん、実際にはそういった意味で贈る訳ではありませんが、縁起などを気にする方であれば送別品として選ばない方が無難と言えます。

ベルト

ベルト

ベルトは締めて使う物から「気を抜かないでください」と言ったような意味を持つため、送別品向きではありません。

ボールペンや万年筆

ボールペンや万年筆

ボールペンや万年筆と言った筆記用具は「今よりも勤勉に」などの意味合いがあります。後輩や部下などに対して上司から贈るのであれば問題ありませんが、上司や先輩に対して送別品として選ぶ際には注意が必要です。

包丁やハサミ

包丁やハサミ

包丁やハサミは切るための道具ですので、送別品として送る場合「縁を切る」と言った意味を持ちます。そのためあまり縁起の良い贈り物としては見られないため上記同様に上司などに贈る際には注意が必要です。

鏡やグラスなどの割れ物

鏡やグラスなどの割れ物

鏡やグラスなどは「割れる」と言ったことからあまり送別品として縁起の良いものでありません。現在ではそれほど気にしない方も多くいますが、お祝いごとでは今でも避けられることが多くみられます。

最後に

何度か記載しましたが、若い方を中心に縁起について気にしない方も多く存在しています。また、あくまでも送別品は退職や異動などのお祝いとして贈られる物ですので、気持ちの方が大切となります。
ただ、そういった縁起を気にする方も一定数存在することは確かです。
そのため相手の年齢や役職、さらには仲などから総合的に判断したうえで送別品を選ぶことが重要です。

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