HOME>雑学>相撲番付の基本

雑学

相撲番付の基本

相撲番付の基本

社会人として知っておきたい相撲番付の基本

日本の国技である相撲。戦国時代で有名なあの織田信長も相撲を愛し、各地から力自慢を集めて相撲を取らせたとも言われている。しかし歴史のある日本独自の格闘技(スポーツ)であるため番付も他の格闘技とは違った呼び名をし「横綱」ぐらいしか知らないと言った方も多いはず。

ここでは相撲の番付について紹介していく。
上司や部下はもちろん、取引先に相撲好きの人がいるなら最低限どんな番付があり、特徴や順番ぐらいは覚えておこなう。

横綱

相撲の番付で最高位である横綱。
横綱になるには実績や技だけでなく品格も必要とされ、いくら実績があってもなることができない。
ボクシングやプロレスのチャンピオンが負ければ称号を剥奪されるのに対して相撲は、一度横綱になれば引退するまで陥落(降格)することはない。また、必ずしも横綱がいる訳ではないし、最も多い時には4人の現役横綱が存在していたこともあり必ずしも1人とも限らない。
横綱だけが締めることを許される真っ白な白麻のしめ縄が横綱の由来。

相撲は700年頃から行われていたと言われるが、冒頭でも記載した織田信長の時代には大関が最高位で明治になりはじめて番付に「横綱」の表記が登場した。(初代横綱は西ノ海:優勝2回、連勝記録14回)

大関

番付では横綱に次ぐ地位である大関。会社に例えるなら社長が横綱、大関は専務といった感じだ。
横綱とは違い必ず1名は存在するが上限の規定はない。また、横綱とは違い大関以下は成績などに応じて降格する可能性がある。

関脇

関脇は、会社であれば社長、専務の次である常務といったイメージのポジション。東西で1名ずついるのが決まり。しかし大関が二場所連続で負け越した場合に降格する可能性があるのに対して関脇以下は負け越した時点で基本的には小結へと降格する。

小結

関脇の一つ下の番付である小結。小結と聞くとあまり強そうには聞こえないが、横綱を別格として上記の大関・関脇・小結の番付を総称して三役といい、「三役揃い踏み」や「これより三役」があるなど特別な地位であることは間違いない
関脇と同様で東西に1名ずつおり負け越せば基本的には降格する。

※「これより三役」とは千秋楽の残りの三番(残りの三試合)が行われる前に三役(大関・関脇・小結)が土俵上で四股を踏むこと(三役揃い踏み)。

前頭

役がないことから平幕とも呼ばれる前頭。会社で言う所の平社員のように聞こえるが
その下には十両や幕下などの番付もある。また、相撲の番付表では横綱などと同じ最上位に表記されるため立派な地位である。
東西一枚目からはじまり一七枚目で存在し、一枚目は筆頭前頭とも呼ばれている。

十両

上記の横綱から前頭までの力士を幕内力士と呼び、会社で言えば役員と言ったイメージだ。
そのため十両になると、一人前の力士と認められることで大銀杏(おおいちょう)と呼ばれる髷がゆえたり紋付袴などを着ることを許される。また、十両からは給与が支払われるようになるため、その下の力士と比べると番付上大きな違いがある。
十両の由来は江戸時代にある程度の地位の十両がもらっていた給与が10両だったこと言われている。

幕下

正式には「幕下二段目」と言われる幕下。番付の二段目にかかれていたことからそう呼ばれていた。
十両とは大きく違い給与はなく、相撲部屋内では幕下以下の力士で相撲部屋となる。

三段目以下の番付

幕下の以下の番付は三段目、序二段、序ノ口と続く。このあたりの番付になると聞いたことがない方もいるはずだ。