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ビジネス知識

ミレニアル世代とは?ミレニアル世代の特徴11選

ミレニアル世代

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代とは日本よりも海外で主に使われている言葉で、日本で言う所のゆとり世代やさとり世代、さらにはその上のプレッシャー世代を総称した世代を指す言葉になります。(全20種類!○○世代一覧

はっきりと定義づけられていないため人によって解釈に違いがありますが、主に1980年(昭和55年)~2000年(平成12年)に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代を指します。

また「千年紀の」と言った意味を持つミレニアル(Millennial)と言った意味からM世代とも呼ばれることがあります。

ミレニアル世代の特徴

時代背景などによりミレニアル世代はそれ以前のバブル世代や団塊の世代と言った人々とは違った特徴を持っています。もちろん、全てのミレニアル世代に共通している訳ではありませんが、比較的多く方に見られる特徴を中心にご紹介していきます。

ITに強い

ITに強い

最大の特徴とも言えるのが、子供うちからパソコンやスマートフォンと言ったIT機器が身近にあったことにより以前の世代よりもITに対する高いリテラシー(活用力や理解力)を持っていることです。

インターネットを使い様々な物事を調べる能力はもちろん、SNSなどを使ったコミュニケーションなども他の世代よりも活発に行われています。

仕事よりもプライベートを重視

仕事よりもプライベートを重視

団塊の世代やバブル世代がプライベートよりも仕事を重視する方が多いのに対して、ミレニアル世代は仕事よりもプライベートを重視すると言った特徴があります。

そのため、これまで当たり前だった残業と言ったものに反発する傾向が強く、残業することによって給与が増えることよりもプライベートの時間を確保することなどを重視する方が多いのも特徴です。そのため、就活や転職といった際には給与よりも仕事内容や福利厚生(有給休暇など)などを基準に就職先の企業を選ぶ傾向にあります。

転職によりスキルアップを望む世代

転職によりスキルアップを望む世代

上記でも触れたスキルアップも、これまでの世代が同じ会社に勤めながらスキルアップを望む傾向にあるのに対して、ミレニアル世代は転職によりスキルアップを望む傾向にあると言われています。

社会問題や社会奉仕などに意識が高い

社会問題や社会奉仕などに意識が高い

アメリカで2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件をはじめ、2011年3月11日に日本で起きた東日本大震災などを経験したことや長時間労働による過労死、パワハラやセクハラと言ったハラスメントなどと言った社会問題に触れてきたことにより社会問題や社会奉仕などに意識が高い方が多いのもミレニアル世代の特徴です。

そのため、上記でも記載したように仕事などよりもボランティアなどに強い関心を持つ方が多いと言った特徴もあります。

ブランドや出世など以前の世代が欲しがった物に興味を示さない

ブランドや出世など以前の世代が欲しがった物に興味を示さない

これまでの世代は車や洋服、マイホームと言った物に強い興味や関心を持ちやすく、特にそういったものの中でも高価なブランド品を欲する傾向がありました。

しかしミレニアル世代は、上記のような物に興味を示す方が少ないと言った特徴があります。上記以外にもお酒や旅行と言ったものにも興味を示しにくく「若者の○○離れ」と言った言われ方がされることも多いのもミレニアル世代の特徴です。

モノよりも共感や経験などにお金を使う

モノよりも共感や経験などにお金を使う

上記で記載したように「若者の○○離れ」の多いミレニアル世代ですが、彼ら彼女らの興味は共感や体験と言ったものに強く、そういった物にお金も使うと言った特徴があります。

例えばミレニアル世代は高い・安いと言った物の価格に関係なくSNSなどで話題となっている物に興味を示しやすい傾向にあります。
また、「社会問題や社会奉仕などに意識が高い」でも触れたように無報酬であるボランティア活動なども交通費や宿泊費と言ったものを自腹で支払っても「奉仕したい」や「体験したい」と言った感情を持ちやすいと言った特徴があります。

異性にも興味を示さない

異性にも興味を示さない

また、異性にも興味を示さない方が多いのもミレニアル世代の特徴です。
あるデータでは20代のミレニアル世代の男性のうち約40%が女性との関係を持ったことがないと言ったデータもあります。

高い柔軟性を持った世代

高い柔軟性を持った世代

ミレニアル世代はこれまでの世代と違い、高い柔軟性を持っていると言った特徴があります。

代表的な例が物や場所を共有して使用するシェアリングで、車のカーシェアリングだけでなく、自分の自宅を貸したり・借りたりと言ったこれまでの世代が躊躇するようなことにも柔軟に対応しやすい傾向にあります。

人によって価値観が違うのが当たり前の世代

人によって価値観が違うのが当たり前の世代

これまでの世代が人と違ったことに興味を持つことを「恥ずかしい」と感じたり、持っている方を「変わっている」と捉えやすい傾向にありました。

しかし冒頭でも触れたようにインターネットを活用し様々な人とコミュニケーションをとったり、情報を共有することが当たり前のミレニアル世代は「人によって価値観が違う」と言ったことが当たり前の世代であると認識していると言った特徴もあります。

仲間意識が強い

仲間意識が強い

ミレニアル世代は仲間意識が高いと言った特徴も持ち合わせている傾向にあります。

また、これまでの世代が仲間というと実際に会う友人などを指すのに対して、ミレニアル世代はSNSなどで知り会った人たちも仲間と認識する傾向があり、一度も会ったことがない人でも共通の趣味などでつながりがあれば仲間と認識する傾向にあります。

直接の対話よりもメールやチャットでのコミュニケーションを好む

直接の対話よりもメールやチャットでのコミュニケーションを好む

メールやチャットといったコミュニケーションを子供の頃から日常的に使用してきたミレニアル世代は対話でのコミュニケーションよりもメールやチャットなどデジタルのコミュニケーションを好むと言った特徴があります。

プライベートなコミュニケーションはもちろん、仕事などでもその傾向を強く示し、目の前や真隣に座っている相手にもメールやチャットと言ったツールを使用してコミュニケーションをとりたがる人が多い傾向にあります。

全20種類!○○世代一覧

ミレニアル世代

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