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雑学

痩せたいなら知っておくべき!太る食べ方7選

痩せたいなら知っておくべき!太る食べ方7選

痩せたいなら知っておくべき!太る食べ方

近年の体型に関する世間の見方は、大分多様化してきているとはいえ、やはり健康面からも痩せたいと考えている人は多いでしょう。しかし、いざ痩せようと思っても、なかなか結果が付いてこないということはよくあります。こうした場合、食べ方に問題があることが多くなっていますが、それではどんな食べ方だと太りやすいのでしょうか。

本記事では、太る危険性の高い食事の取り方についていくつか紹介していきますので、ダイエットの際の参考にしてみてください。

朝食を抜く

朝食を抜く

太りやすい食べ方の1つ目は、「朝食を抜く」ことです。

「朝食抜きダイエット」は、ダイエット法の中でも比較的ポピュラーなものですが、これはあまりおすすめできません。なぜならば、次の食事量が増えやすいからです。「朝を抜いても、昼は普通の量で足りる」と考えがちですが、実際には空腹感が増し、昼食で余計に食べてしまうパターンが多くなっています。

また、昼食と夕食で1日分のエネルギーを確保するというやり方は、お相撲さんが実践しているものでもあります。力士は朝食を抜き、昼と夜のみ食べるという食生活ですが、これはその方が体にエネルギーを溜め込みやすい、つまり太りやすいという理由によります。痩せたいのであれば、朝全く食べないのではなく、少しでも口にしておいた方が、ダイエットには効果的です。

食べるタイミングが不規則

食べるタイミングが不規則

「食事のタイミングが不規則」というのも、太りやすい食べ方の1つに挙げられます。

痩せるのにもっとも効率の良い食べ方は、「朝・昼・夜の3食をしっかり摂る」そして「それぞれの食事時間のズレをなるべく少なくする」ということです。なぜならば、食事の時間が規則的であるほど、体の方も消化の態勢を整えやすいからです。反対に、毎日の食事のタイミングがバラバラだと、胃はうまく消化液の準備をすることができず、消化不良を起こしやすくなります。また、人間の体は食べ物を摂れる時間が予測できない場合、飢えに備えてエネルギーを溜め込もうとし始めます。具体的には、脂肪の形で蓄積していくわけです。

仕事などの関係で、どうしても食べる時間が不規則になりがちという人も多いでしょうが、やはり可能な限り、「朝・昼・夜」の3食を基本とすることを心がけた方が良いでしょう。

夜食を食べる

夜食を食べる

夜遅い時間に食べるのも、痩せたいのであればNGな食べ方です。

夜食が太りやすいのには、いろいろな要因が関係しています。1つは、BMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるたんぱく質の働きです。BMAL1は、体に脂肪を溜め込むといった、脂質の代謝を調整する働きを持ちますが、午後10時から深夜2時ごろにかけて増殖する性質があります。つまり、夜中に食事をすることで、増殖したBMAL1がより脂肪を溜め込みやすくなるわけです。

また、夜間は運動量が落ちるため、消費エネルギーが減ってしまうことも、夜食で太りやすくなる要因の1つです。さらに、夜食の後間を置かずに寝てしまうことにより、余計エネルギーが脂肪となって溜まりやすくなってしまいます。

早食い

早食い

忙しさなどの要因から、つい早食いになってしまうという人も多いでしょうが、これもまた太りやすい食べ方の1つにあたります。早食いが肥満を招きやすいのには、食べるペースと満腹感を得るタイミングのズレが関係しています。

人間の体は、摂取した食事が吸収され、血中のブドウ糖量が上がると、満腹中枢がそれに反応して食べるのを止める仕組みになっています。この、ブドウ糖の上昇から満腹中枢の反応までには、約20分のタイムラグがあるのが通常です。

20分の間に急がず食べていれば、適度な量で十分な満腹感が味わえますが、早食いの場合は問題があります。脳が満腹を感じる前に、多くの量を食べてしまいがちなので、そのぶん太りやすくなってしまうわけです。

炭水化物から食べ始める

炭水化物から食べ始める

太りやすい食べ方、続いて紹介するのは、「炭水化物から食べ始める」ということです。

食事の際、最初にパスタやパンなどから食べ始めるという人も多いでしょうが、これはダイエット的にはよくありません。その理由は、血糖値の上昇速度にあります。食べ物から得た糖分は、血液中に取り込まれて全身に送られることになりますが、このとき急激に増えすぎると、脂肪として溜め込まれる率が高まります。そして、炭水化物は血糖値を短時間で上げやすいという性質を持っています。

つまり、いきなり炭水化物を口にしてしまうと、血糖値が急激に上昇し、太りやすくなってしまうわけです。これは、コーラなど糖分の多い飲み物類でも同様です。ですから痩せたいのであれば、血糖値の上昇を緩やかに抑える野菜やたんぱく質から先に食べ始めるのがベストでしょう。

クリームパスタやホワイトソースをよく食べる

クリームパスタやホワイトソースをよく食べる

パスタ類は日本でも人気のメニューですが、ソースの種類によっては、かなり太りやすい食事になります。

中でもいちばん太る危険が高いのが、「クリームパスタ」です。クリームパスタはコクや食べ応えがあって大好きという人も多いでしょうが、生クリームを使うことから、カロリーがかなり高めとなっています。パスタ100gで806kcalですから、ナポリタンの651kcal、ミートソースの713kcalと比べても、とびぬけて高いのが分かります。

また、クリームシチューやグラタンなど、ホワイトソースを使った料理に偏るのも、太りやすい食べ方なので要注意です。ホワイトソースは、小麦粉をバターで炒めて作ることから、やはりかなり高カロリーな調味料となっています。

糖質を摂りすぎる

糖質を摂りすぎる

太りやすい食べ方、最後に挙げるのは、「糖質を摂りすぎる」ということです。

糖質自体は、人間の体にとって非常に有用なものです。食事として取りこまれた糖質は、分解される際にエネルギーを発生させ、それが各器官を働かせる原動力になります。しかし、エネルギーとして使われるのは、摂取した糖質の一部でしかありません。余ったぶんはどうなるかと言えば、脂肪の形で蓄えられることになります。適切な量であれば問題はありませんが、あまりに多すぎれば皮下脂肪や内臓脂肪となって蓄積し、太るだけでなく健康にも害を及ぼします。

糖質は主に炭水化物に含まれますが、健康な成人であれば、1食あたり茶碗に軽く1杯分くらいのごはんが適量とされています。

痩せたいなら知っておくべき!太る食べ方7選

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