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意識高い系と思われてしまう人の特徴10選
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意識高い系と思われてしまう人の特徴
「意識高い系」という言葉は、わざわざ「系」と付けられているように、本当に意識が高いというよりは、「意識が高いフリをしたがる人々」を指して使われるようになっています。単刀直入に言えば、自己顕示欲や承認欲求の強い人々ですが、はっきり言って周囲にはあまり良く思われないことが通常です。しかし、うっかりすると自分がこうした人間になってしまう可能性もなくはありません。
本記事では、「意識高い系」によく見られる特徴をいくつか紹介していきますので、気を付ける意味も込めて参考にしてみてください。
カフェでPCを開く
「意識高い系」と呼ばれる人には、「むやみに家の外でパソコンを使いたがる」という特徴があります。特に多いのが、「カフェでMacを使う」というタイプです。
よくスタバ(スターバックスコーヒー)で「MacBook」を開いている学生などを見かけますが、こうした人々は、典型的な「意識高い系」の男女と言えるでしょう。彼らがこのような行動をするのは、本当に意識の高い人たちがよくカフェで仕事をしているため、そのスタイルだけを真似ようとしたものと考えられます。
自分を大きく見せようとする
「意識高い系」の多くには、「自分の能力やパワーをアピールしたがる」という特徴も見られます。「将来は起業して世界に進出する」「すぐに待遇の良い会社に転職するつもりだから」「有名人の○○氏と知り合いで、普段からよくしてもらっている」「このスクールに顔が利くから、紹介してあげてもいいよ」などの発言をしていたら、その人は「意識高い系」の確率が高いでしょう。
もちろん、こうした発言は大部分が誇張で、ほとんど根拠はありません。本人以外の人は、その点についてよく分かっているので、上のような言葉も適当に受け流すだけとなっています。
無意味に人を見下す
「意味もなく他人を見下したがる」というのも、「意識高い系」によく見られる特徴の1つです。
こうした人は、「意識の高さ」を「特権」だと勘違いしているので、「自分は周囲の人間よりレベルが上」と思い込んでいます。そのため、少しでも話が合わない相手に対しては、「こういう話は分からないよね」と小馬鹿にする感じでコミュニケーションを打ち切ってしまう傾向があります。他人を見下すこと自体、あまり意識が高いとは言えないのですが、本人がそうした矛盾に気付くことはありません。
やたらとカタカナ語を使いたがる
「日常会話でカタカナ語が多い」という特徴も、「意識高い系」によく見られるものです。「あのサジェスチョンは有益だったね」「これからは、ファッションもサステナブルなものでないと」「その話のエビデンスを示してよ」といた具合に、会話中に無理やりカタカナ言葉をねじ込もうとする傾向があります。
こうした言葉は何となく賢そうで、使うと大人びて見えるというイメージから多用するわけですが、実際には覚えたての単語を並べているのが見え見えで、逆に子供っぽく感じられてしまうのが通常です。
行動を起こすまでには至らない
「意識高い系」の人には、「考えを実行に移すことが少ない」という特徴も見られます。それなりに立派な理想やアイデアは口にするものの、実際に腰を上げてそれを行動に移すことは、滅多にありません。また、ビジネス書や自己啓発書などの本は大量に読む割に、具体的なことは何もしないということもありがちです。
これはひとえに、「やっかいな責任やこまごまとした実務を引き受けたくない」という心理によるものです。要は「ひとかどの人物には見られたいが、面倒なことは嫌」という、子供っぽい姿勢の表れと言えます。
SNSで意図のはっきりしない持論を述べる
SNSは自分を売り込むのに格好のツールですが、「意識高い系」にとっても例外ではありません。ただ、残念ながらこうした人は、意図のよくわからない話題をTwitterやFacebookに投稿してしまう傾向があります。
本当は、切れ味鋭い言説を提示して人々にアピールしたいと考えているのですが、いかんせん実力が足りていないので、論点のはっきりしない話になりがちです。とにかく感心されることしか頭にないので、どこかで聞いたような話をパッチワークのようにつなぎ合わせた結果、意味不明で誰にもアピールしないということが多くなっています。
「忙しいアピール」が過剰
やたらと「忙しいアピール」が多いというのも、「意識高い系」によく見られる特徴の1つです。
特に何かやっている風でもないのに、いつも「今忙しいんだよね」「最近寝てなくてさ」と疲れている雰囲気を出す人がいますが、こうした人は高い確率で、「意識高い系」に当てはまります。このタイプは、こちらから聞いたわけでもないのに、いかに自分が忙しくしているかを積極的に話したがる傾向があります。
これも1つの自己顕示欲の表れで、「休めないほど求められている自分」「逆境でもめげずに頑張っている自分」をアピールしたいものと考えられます。
グローバル思考が強い
「意識高い系」の人には、「国際的な視点からものを語りたがる」という傾向も見られます。やたらと他国のトレンドや動向を引き合いに出し、それに対して日本がいかに遅れているかを述べ立てることが多くなっています。「海外に比べて日本人の人権意識は低い」「欧米では当たり前のことが、日本ではなかなか受け入れられない」といった具合です。
国内の問題を浮き彫りにするために、海外の先進性を持ち出すのはよくある論法ですが、「意識高い系」の場合はこれに形だけ触発された部分が大きいというのが実情です。
話が長い
「意識高い系」の人は、次から次に話題を持ち出して、なかなか話が終わらないという傾向も強くなっています。この行動は、やはり自己顕示欲の表れで、自分がいかに物知りで話題が豊富かということを、相手に印象付けたいという心理に由来しています。
しかし聞く方としては、興味のある話題ならまだしも、特に知りたくもない話を延々とされるのは迷惑でしかありません。あいづちも適当になりがちですが、話す方は自分の話に夢中なので、おかまいなしに続けるといったことが多くなっています。
セミナーやイベントに参加したがる
「意識高い系」によく見られる特徴、最後に挙げるのは、「セミナーやイベントへの参加率が高い」ということです。
「意識高い系」という言葉自体、かつて就職情報会社が行っていたイベントの名前に由来していますが、この事実からも分かるように、「意識高い系」は何かの集まりに参加したがる傾向が見られます。こうした集まりへの参加は、実際には何か成し遂げたことを意味するわけではないのですが、本人としてはそれだけでレベルが上がったような気分になっています。そこで満足してしまうため、前述のように、実際に腰を上げて行動することはほとんどありません。
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