イジメ・嫌がらせ
部下を持ったら気を付けましょう!これもセクハラ50選
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これもセクハラ50選
セクシャルハラスメント、いわゆる「セクハラ」に関する話題が世の中を騒がせることが多くなっています。
1989年に日本で初めて性的いやがらせに関する訴訟が行われ、「セクハラ」という言葉が浸透し始め、その後改正男女雇用均等法によりセクハラ防止のため事業主に対して雇用上の管理が義務づけられました。
最近も政治家のセクハラ発言や社会的地位の高い立場にある人のセクハラ事件がニュースに度々登場します。
これらのニュースを見て、他人ごとだと思っていてはいけません。
自分で気付かない内に相手に不快感を与えてしまうのが「ハラスメント」です。
特に仲の良い姉や妹がいる男性や、学生時代に男女問わず親しくしていた男性は、女性に対する障壁が低くなっていて、自分でも気付かないうちについ「セクハラ」に当たる言動を取ってしまう場合があります。
また、恋をすると盲目的に動いてしまう人もいるでしょうが、職場での恋愛は自分で意識しなくても相手にとってみれば「立場を利用した」ものになりがちです。
強引なアプローチは「情熱的」ではなく「セクハラ」になり得ます。
今回は様々なセクハラのパターンを紹介します。
自分でもついやってしまっていないか確認してみましょう。
直接的なアプローチ
直接触ったり過剰に近づいてくるパターンです。
明らかなセクハラです。
女性が接客してくれる飲み屋さんなどに通う男性社員などは女性に馴れ馴れしくすることへの抵抗がなくなってしまっている場合があるかもしれませんが完全にNGですのでやめましょう。
・肩に手を置く、肩を揉む
「最近どう?」などと距離を縮めようと思って何気なくやっているだけでも完全にアウトです。
女性社員は職場でスキンシップなど求めていません。
・頭をポンポンしたり髪に触る
「女性は頭をポンポンされると喜ぶ」などといういい加減な情報に惑わされてやってはいけません。
好きな男性にされたら嬉しいのであって誰でも喜ぶわけではなく、むしろ相手によっては触られたくもありません。
・壁ドンする
好きでもない人にされて喜ぶわけがないのでやめましょう。
・お尻や胸を触る
冗談のつもりでも最低の行為です。
・書類の受け渡し等で意図的に手に触れる
「さりげなく」触れても「意図的」であることは女性社員にはすぐ気付かれます。
・顔を近寄せる
「分からない?見せてごらん」などと女性社員の席の横からパソコンを覗き込む横顔を「カッコいいなあ」と横目で見ているんじゃないか、なんて妄想も甚だしいと言えます。彼女はちょっとでも距離を取ろうと努力していることでしょう。
・顔をじろじろ見る
用もないのにじろじろ見られると気持ち悪いですね。
・二人きりの時スカートの中を触られる
親しいつもりで冗談めかしてやったとしても許されません。
・勤務中に抱きつかれてキスし、好きだと言う
愛の告白のつもりでやったのだとしても「好きだから」で許される行為ではありません。
相手も「私も好きです・・・」なんて言うわけがありません。
職場という限定された環境を利用した卑劣な行為です。
セクハラ発言集
セクハラ発言は枚挙に暇がありませんが代表的なものを挙げてみます。
女性社員と話したいけれど話すことがないからと言って性的な冗談を飛ばすなどもってのほかです。
話すことがないなら黙っていましょう。
・「胸が大きい」「お尻が大きい」などの発言
褒め言葉のつもりでもそのような目で見られていると思うだけで不快です。
・「若い子に入れてもらったお茶はおいしいなぁ」
褒めているつもりでもセクハラです。誰が入れたお茶であってもおいしくいただくべきです。
・「イライラしてるね、生理中?」
デリカシーのかけらもない発言です。
・「オバサン」呼ばわりする
自分が「オジサン」呼ばわりされると怒るくせに女性社員には言う人がいます。
・「きれいだね、食べちゃいたい」
非常に気持ち悪い発言です。
・聞こえる様に猥談をする
横目でチラチラ女性社員の反応をうかがいながら猥談、など子供の小学生男子がやることです。
・「どんな男性がタイプなの?」
少なくとも聞いてくるような男はタイプではないでしょう。
・「女らしくない」
余計なお世話です。
・「女の子だから機械に弱いのは仕方ないか」
性別を理由とした決めつけはセクハラ、また、「ジェンハラ(ジェンダーハラスメント)」に当たる場合もあります。
・彼氏がいるかどうか尋ねる
・スリーサイズを聞く
・「色気のない服だね」
・「最近奇麗になってきたね」
誘ったり後を付ける
職場の上司や興味のない同僚男性社員に誘われても困るだけです。
相手の女性社員のことがどんなに好きであっても、何をどう間違っても「OK」とはなりませんのでやめましょう。
・食事に誘う
女性社員を1対1で食事に誘うことはやめましょう。相手がこちらに行為を持っているかも、と思って誘ったとしても、それはおそらく勘違いです。
・ラブホテルに誘う
ダメ元で、などと誘ったところでダメなものはダメですし、相手はそんな目で見られているのか、と不快感しか感じません。
・帰宅途中後を付ける
完全にストーカー行為です。やめましょう。
・エレベーターの中で二人きりになった時後ろから抱きつく
男性に対する恐怖心を植え付ける卑劣な行為です。
飲み会などでのセクハラ
お酒が入って少しくらいハメを外してもいいだろう、などと思っているのは男性社員の方だけです。
女性社員はお酒を飲んで気が大きくなっている男性を嫌います。
説明不要のセクハラ行為が多いですが、「酒の席だから」という言い訳は効かないことを肝に銘じましょう。
・自分の箸で「アーン」する
気持ち悪いことこの上ありません。
・トイレで待ち伏せする
話したいなら待ち伏せなどしないでみんながいる前で堂々と話しかけましょう。
・帰りのタクシーに一緒に乗り込む
「同じ方向だから」などといって乗り込まれて二人きりになるなど、女性社員にとっては恐怖以外の何ものでもありません。
・カラオケでデュエットを強要する
「◯◯歌える?」と聞いて、一度「無理です」と断られたら諦めるべきです。
・酔ったからといって(男性が)服を脱ぐ
女性社員がキャーキャー言うのは、盛り上がっているのではありません。心の底からの侮蔑と嫌悪感を抱いて悲鳴を上げているのです。
・膝の上に座らせる
・移動中に肩を抱く
・男性社員や上司の隣りに女性社員を座らせ「お酌しなさい」と命じる
・身体を触る
・男性の隣りに座ることを強要する
男性へのセクハラ
男性から男性へのセクハラも当然あり得ます。
特に、自分より立場の弱い後輩や内気な同僚等に遠慮なく性的な言動を繰り返すことで精神的プレッシャーや羞恥心を与えます。
相手が男性だからといって、自分と同じように性的な話題等に抵抗がないと勘違いしてはいけません。
・彼女の有無を聞く
男性に恋人がいるのかどうか尋ねるのも、相手が嫌がれば立派なセクハラです。
・性経験を尋ねる
余計なお世話です。
・風俗店に無理矢理誘う
誰もが喜ぶわけではありません。相手を見て誘うべきです。
・「お子さんの予定は?」などと聞く
・「男のくせにだらしない」
良かれと思ってしたことがセクハラ
男性が良かれと思ってすることでも、女性には嫌がらせに感じられることが多々あります。
・相談受けたため度々メールをする
女性社員の方から相談のメールが来て、心配なためにメールをするようになったがそのうち「しつこくメールしてくる」などと言われてしまうケースです。
いくら相談を受けたからといって、好かれていると勘違いしたり過剰な数のメールを送信したりして嫌がられることがあります。気を付けるべきです。
・帰り道の途中まで送る
「夜道を女性一人で帰るのは心配」と、帰り道が同じだからということで途中まで送るつもりで毎日一緒に帰ってあげよう、などと思っても女性社員にとっては余計なお世話です。
・毎日褒める
「褒めて伸ばす」ということはありますが、特定の女性社員だけを過剰に褒めまくると下心を疑われます。
・女性の出世、成功を「きれいだから」などと容姿と関連づける
褒めているつもりかもしれませんが、容姿を褒めて能力をけなす発言です。
また、他の女性社員が聞いても特定の女性社員の容姿を褒められていい気持ちにはなりません。
・「ちゃん」付けで呼ぶ
親しみを込めて、と思っても気持ち悪がられる場合があります。
その他のケース
悪意があるのか、からかいのつもりなのか、どちらにせよ女性社員にとってはいい気持ちがしない、セクハラと捉えられかねない行為です。
気を付けましょう。
・同僚とのありもしない噂を立てる
冗談のつもりでも、実際見かけた気がしても、「この前の日曜、◯◯君と一緒にいたでしょう」などとプライベートに踏み込むのは厳禁です。
・女性を紹介しろと言う
「友達集めて合コンセッティングしてよ」なども同様です。
「女性を紹介して」などと言ってくる男性に大切な友達を紹介する女性はいませんし、冗談のつもりで「彼女ができない俺」アピールをしているだけであってもうっとおしいだけです。
・ハンカチや着ている服をいつもチェックする
「昨日と同じハンカチだね」など、ストーカーまがいの発言です。
・上から下まで舐め回す様に見る
・結婚について聞く
・女性社員が抗議しているのにパソコンのスクリーンセーバーにヌード写真などを設定する
・社員旅行等で浴衣着用を強要する
これもセクハラ・・・?
話題のひとつとして聞いたことが女性社員にとっては嫌なことだったり、男性が多い職場だからといって女性社員の目に気を使わない行為は
セクハラに当たる場合があります。
・年齢を聞く
業務上確認する必要もないのに聞くことはやめましょう。
・休暇の予定を聞く
単なる話題としてであっても、プライベートに踏み入って欲しくないものです。
・自分の子供について話す
微妙なところですが、結婚、子供について敏感になっている女性社員にとっては嫌がらせに聞こえることがあるかもしれません。気を付けましょう。
・職場の休憩室にグラビア写真が載っている雑誌が置かれている
男性社員が多い職場でも、女性社員がいるのであれば配慮すべきです。グラビア写真に拒否反応を示す女性は、男性が思うよりずっと多いことを覚えておきましょう。
・女性の水着姿のポスターやカレンダーがかかっている
男性からすると「目の保養」くらいに思うかもしれませんが、女性にとっては良い気がしません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分では何気ない言動でも、相手にとっては堪えがたい羞恥心を与えてしまったり、男性に少しでも触れられること自体強い抵抗を抱く女性も多くいます。
そして、何も言わないからといって許容されているのではない、ということを肝に銘じましょう。
女性社員が何を気にして何を嫌がるか、それをしっかりとわきまえてこそ、働きやすい環境を作ることができるのです。
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