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まとめ

賞味期限がない食品14選

賞味期限がない食品

賞味期限なしの食品

アイスクリーム

アイスクリーム

アイスクリームは、賞味期限のない食品の1つです。そもそも賞味期限とは、開封せずに決められた保存方法に従って保存した場合、おいしさなどの品質がきちんと保持される期限のことを言います。ほとんどの乳製品にも表示が義務付けらており、製造者が検査等を行ってそれぞれに設定するのですが、アイスクリームはその例外となっています。その理由は、アイスクリームは冷凍保存が基本であるため、温度管理が適切であれば、かなりの長期保存が可能であることによります。

昆布

昆布

乾燥昆布もまた、賞味期限のない食品と言われています。ただし、賞味期限の表示自体はパッケージなどに記載されており、大抵1~3年となっています。しかし、品質に問題がなければ、それを過ぎても食べることが可能だと言われています。
昆布は種類によっては数年寝かせるのが普通で、例えば利尻昆布などは、20年以上寝かせることもあります。
ただ、条件としては適切に保存していることが必須で、水分を吸うなどした場合はカビが生えて食べられなくなるので、注意が必要です。

ガム

ガム

賞味期限のない食品には、ガムも含まれます。食品衛生法においては、「品質の劣化が極めて少ない加工食品」に関しては賞味期限の表示を省略できるとされていますが、ガムの多くには水分がほとんど含まれないため、品質劣化の恐れがありません。そのため、賞味期限を表記する義務はなく、ある場合もメーカーなどが自主的に表記していることになります。ただし、「特定保健用食品」に関しては例外となっており、特定保健用食品の場合にはガムであっても賞味期限を表記する義務があります。そのため特定保健用食品であるキシリトールガムやリカルデントガムなどには、どれも賞味期限が表記されています。

梅干し

梅干し

梅干しは、賞味期限がない食品の代表とも言える存在です。古くから保存食として利用されており、何年も品質を保持することができます。これは、梅干しに多く使われる塩が、強力な殺菌効果を持つためです。また、梅干しの酸っぱさの素である「クエン酸」にも、防腐効果があります。
ただ、賞味期限を気にせず食べられるのは、伝統的な作り方の「白干梅」に限られます。「調味梅干し」と呼ばれる市販の梅干しには、多くの場合賞味期限(6ヶ月程度)があるので、要注意です。

砂糖

砂糖

賞味期限のない食品の例として、砂糖も挙げられます。JAS法においても、砂糖は賞味期限の表示を省略できる食品に指定されています。砂糖は結晶構造が安定している上に、吸湿性が高く、バクテリアや細菌が繁殖しにくいという特徴があります。そのため、長期間にわたり品質が保持できるというわけです。
ただし、適切な保管を怠った場合は、その限りではありません。例えば、湿気の多い場所や直射日光のあたる場所などに置いておくと、品質が劣化するので要注意です。

塩

砂糖と並び調味料の代表である塩もまた、賞味期限がない食品の1つです。これも砂糖と同様、JAS法で賞味期限表示の省略が認められています。塩は砂糖と同じく構造が安定しており、水分を含まないので腐敗しにくい物質として知られています。また、微生物が付着しても、適切に保管されていれば繁殖することはありません。
ただ、湿気の多い場所や冷暗所に置くなどすると、水分が入り込んで固まりやすくなってしまいます。そのため、常温で密閉できる容器に保管することが基本です。

はちみつ

はちみつ

はちみつには賞味期限はないと言われていますが、表示自体はあります。これは、はちみつ類には食品衛生法及び加工食品品質表示基準に基づいた表示が義務付けられているためです。一般的には、はちみつの賞味期限は2~3年と表示されることが多くなっています。
ただ実際には、適切な保存であれば、はちみつは賞味期限が切れても食べることが可能です。これは、はちみつの糖度が非常に高く、かつ水分が少ないために、腐敗菌の繁殖を防ぐことができることによります。

氷

氷もまた、賞味期限がない食品の1つに数えられます。法律では、一般消費者に直接販売される食品のうち、加工食品や生鮮食品、食品添加物等は賞味期限の表示対象にあたるとされています。しかし、それらの一部については表示の省略が認められており、氷もその1つに挙げられます。氷に賞味期限がない理由は、氷自体が非常に低温であることから、微生物の繁殖が実質不可能なためです。その代わり、保存にはマイナス18℃以下での冷凍が求められています。

米

賞味期限の表示がない食品には、米も含まれます。上でも述べたように、基本的に賞味期限や消費期限の表示が求められるのは、加工食品や生鮮食品の一部などです。米は生鮮食品ではありますが、法律により賞味期限表示の義務は免れています。
ただ、賞味期限がないからといって、長期間品質が変わらないわけではありません。米は精米してから時間が経つほど、酸化が進んで品質は落ちていきます。「古米臭」と呼ばれる匂いが発生したり、味も悪くなるので、なるべく1~2ヵ月のうちに食べきるのがおすすめです。

野菜

野菜

米に賞味期限がないことは上記の通りですが、野菜もまた賞味期限はありません。前述のように、賞味期限の表示対象となっているのは、加工食品と生鮮食品、食品添加物などです。野菜は生鮮食品に含まれますが、食肉や生カキとは違い、表示義務はありません。
ただし、単に切断しただけのもの(小口切りになったネギのパックなど)は野菜として認められますが、切断した複数の野菜を混ぜ合わせたもの(サラダ用のミックス野菜など)は加工食品にあたるため、賞味期限の表示が必要になります。

果物

果物

果物もまた、賞味期限がない食品になります。食肉や生カキ、鶏卵といった生鮮食品には賞味期限の表示義務が課せられていますが、果物は野菜や米同様、表示義務がありません。果物が賞味期限の表示を免除されているのは、劣化具合を見た目で判断しやすいなどの理由によります。
ただし果物でも、バナナとかんきつ類に関しては表示対象に含まれています。しかし、こちらもやはり省略可能とされているため、多くの場合は賞味期限が書かれていません。

ウイスキー

ウイスキー

賞味期限がない食品には、ウイスキーも含まれます。アルコール度数が40~43度と高いウイスキーは、未開封で適切に保管されていれば、かなりの長期間品質を保つことが可能です。中には、ボトルに詰めてから30年以上が経過した「オールドボトル」もあります。
ただ、コルク栓のウイスキーには少々注意が必要になります。コルク栓の場合、未開栓であっても、室温の高い場所に保管していると中身が劣化しやすくなるためです。ウイスキーは直射日光を避け、冷暗所に保管することが基本になります。

泡盛

泡盛

泡盛もまた、賞味期限はありません。その理由はウイスキーと同様で、アルコール度数が高く、それ自体に殺菌作用があるためです。泡盛のアルコール度数は、30~40度ほどとなっています。また、ウイスキーと同じく蒸留酒であるため、雑菌が繁殖しにくいことも保存が効く理由の1つとなっています。
ただし、賞味期限がないとはいえ、やはり保存方法には注意が必要です。こちらも高温多湿な環境は避け、日光の当たらない場所に置くのが基本になります。

日本酒

日本酒

ウイスキーや泡盛と同じく、日本酒にも賞味期限はありません。日本酒に賞味期限がない理由は、ウイスキーなどと同様アルコールの殺菌作用で腐食の心配がなく、長期保存が可能なためです。その代わり、日本酒には製造年月日の表示が義務付けられています。ちなみにワインや焼酎などの酒類にも、同じ理由で賞味期限の表示はありません。
ただ、日本酒は未開栓でも味わいがだんだん落ちていくため、通常の日本酒であれば、作られてから1年以内に飲み切るのがよいとされています。

まとめ

以上、賞味期限のない食品についていろいろとご紹介してきました。そもそも「賞味期限」とは、上でも説明したように、「品質が落ちずにおいしく食べることができる期限」を言います。「消費期限」と間違いやすいところですが、こちらは「それを過ぎたら食べない方がよい年月日」を指しており、意味合いは全く違います。

賞味期限の表示に関しては、食品衛生法やJAS法などの法律によって定められており、これも上で説明したように、加工食品やかんきつ類、バナナ、食品添加物等が表示の対象となっています。ただ、その中でも品質の劣化が極めて少ない加工食品や、酒精飲料、バナナ、かんきつ類については、表示を省略することが許されています。
つまり、アイスクリームやガムに「賞味期限がない」というのは正確ではなく、「賞味期限の省略が許されている」というのが正しい表現であることになります。
どんな食品でも、保管が不適切だったり作られてから年月が経ち過ぎれば、品質や味は落ちていきます。ですので、賞味期限の表示がなくても、保存方法や消費の時期にはきちんと注意を払うことが大切です。

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「賞味期限」と「消費期限」の違い