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まとめ

地方コンビニ(ローカルコンビニ)21選

地方コンビニ(ローカルコンビニ)21選

コンビニエンスストアは、現代の日本人にとって欠かせない存在で、多くの地域ですぐに見つけることができます。そのほとんどは、「セブンイレブン」や「ローソン」といった全国展開する大手チェーンの店舗ですが、中にはその地方限定のチェーン店も混じっています。
そうした店舗は、全国的な知名度は低いものの、地域内では生活に密着した存在として重宝されているケースが少なくありません。

本記事では、そうした地方限定のローカルコンビニについて、いくつか紹介していきたいと思います。

北海道

セイコーマート

セイコーマート

「セイコーマート」は、北海道札幌市を拠点とするコンビニエンスストアチェーンで、株式会社セイコーマートがフランチャイザーを担っています。1号店の開店は1971年にさかのぼるという、日本で最も古いコンビニチェーンになります。
北海道地方を中心に店舗を展開していますが、数は限定的ながら、関東地方にも進出しています。

https://www.seicomart.co.jp/

ハマナスクラブ

「ハマナスクラブ」は、札幌市の株式会社セイコーフレッシュフーズが運営を担う、コンビニエンスストアのボランタリー・チェーンです。
上記の「セイコーマート」と同系列のローカルコンビニチェーンになります。

2016年の9月1日に、「北海道スパー」から営業を譲渡される形でスタートしました(1号店は同年6月に開店)。営業内容に関しては、基本的に「スパー」のものが引き継がれています。

ハセガワストア

ハセガワストア

「ハセガワストア」は、北海道渡島地方に展開しているコンビニエンスストアチェーンです。

2004年にセイコーマートと資本・業務提携を結んでおり、やはり「セイコーマート」「ハマナスクラブ」と同系列のコンビニチェーンにあたります。店内に調理スペースがあるのが特徴で、営業時間中ならいつでも、店員による食品の調理・提供が受けられるようになっています。

https://www.hasesuto.co.jp/

タイエー

タイエー

「タイエー」は、根室市の株式会社タイエーが展開するローカルコンビニチェーンですが、スタートは「ハセガワストア」からののれん分けで、やはり上記の3チェーンとは同系列にあたります。
現在は、根室市内に4店舗(千島本店、曙店、西浜店、根室市役所販売店)を展開しています。このうち西浜店は24時間営業で、同店にはインストアベーカリーやイートインスペースも設けられています。

https://www.taie1965.com/

東北地方

リトルスター

「リトルスター」は、宮城県大崎市に本社を置く株式会社リトルスターが展開するローカルコンビニチェーンです。

1号店(古川市)のオープンは、1979年11月となっています。一時期は岩手県や山形県、福島県にも進出し、店舗数を35店まで伸ばしましたが、現在は宮城県内にのみ店舗を展開しています。
なお、株式会社リトルスターは、宮城県と岩手県で「ファミリーマート」のフランチャイズ展開も行っています。

ハローショップ

「ハローショップ」は、福島県郡山市に本社を置く、福島県南酒販株式会社が主宰する地方コンビニです。
現在は、福島県内に18店舗を展開しています。品ぞろえは酒類を中心として、消費者のニーズにマッチした生活必需品を幅広く扱っています。チェーンの形態はボランタリー・チェーンで、店主の自主性が尊重される点が特徴となっています。

C-MART

C-MART

「C-MART」は、青森県上北郡の青森ロジテック株式会社が展開するローカルコンビニチェーンです。
2010年10月時点では、青森県、岩手県、秋田県の20店舗がチェーンに加盟しています。こちらは一般的なコンビニチェーンとは異なり、店舗デザインや営業時間、商品内容などはオーナーの判断で決められる仕組みです。また、ロイヤリティやチャージがない点も特徴となっています。

関東地方

セーブオン

「セーブオン」は、前橋市の株式会社セーブオンがかつて運営していたコンビニチェーンです。
1983年に渋川市で1号店を開店し、以後関東、北陸、東北地方で店舗を展開しました。最盛期の店舗数は約600に及びましたが、2018年の8月をもって、「セーブオン」としての事業からは撤退しています。その後、同チェーンの大半の店舗は「ローソン」としてリニューアルされています。

スリーエフ

スリーエフ

「スリーエフ」は、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社スリーエフが展開していたコンビニチェーンです。
1982年にフランチャイズ1号店となる野毛店を開店、その後一時は四国地方にまで出店していました(2015年撤退)。現在同チェーンは、2016年4月にローソンとの事業統合契約締結により立ち上げられた新ブランド「ローソン・スリーエフ」に転換されてます。

https://www.three-f.co.jp/

コスモス

「コスモス」は、千葉県松戸市に本社を置くコスモスジャパン株式会社が展開する地方コンビニチェーンです。
1994年の会社設立以降、順調に加盟店を増やし、一時期は102店舗まで達しました。大手チェーンと異なりロイヤリティはなく、月額会費を本部に納める仕組みです。現在の千葉県以外の事業範囲は、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県、栃木県となっています。

ナチュラルローソン

ナチュラルローソン

「ナチュラルローソン」は、株式会社ローソンが首都圏を中心に展開しているローカルコンビニエンスストアです。
事業開始は2001年からで、7月11日に1号店(自由が丘2丁目店)を開店しました。オーガニック食品など健康志向の品ぞろえが特徴で、看板の色や制服も、通常のローソンとは異なっています。2021年5月末現在で、141店舗が加盟しています。

https://natural.lawson.co.jp/

エリアリンク

「エリアリンク」は、株式会社エリアリンクが関東地方で展開していたコンビニチェーンです。
会社設立は1993年で、翌年の2月に営業を開始しました。営業時間や休日等をオーナーの判断にゆだねる方式で、一時期は215店まで加盟店を増やしましたが、2013年12月に破産手続きの開始が決定されました。その後加盟店は、それぞれ閉店や業態を変更するなどしています。

リーベンハウス

「リーベンハウス」は、東京都新宿区に本社を置く泉レストラン株式会社が運営するローカルコンビニチェーンです。
1998年に、1号店となるリーベンハウス新宿住友ビル店を開店しました。運営会社が住友不動産グループの系列であることから、住友不動産系のオフィスビルにのみ出店する点が特徴となっています。現在は、新宿区・港区・渋谷区・中央区などに20店舗以上を展開しています。

https://www.izumi-rest.com/rievenhouse/

ベンリー

リーベンハウス

「ベンリー」は、株式会社マツモトキヨシが展開していたコンビニチェーンです。
ドラッグストア事業で知られるマツモトキヨシの運営だけに、ドラッグストア色が強い点が特徴でした。1978年の1号店開業以来、最盛期には関東地方(本社所在地である松戸市周辺)で12店舗を展開していましたが、コンビニエンス部門は1996年に廃止され、その後は薬粧部門に吸収されています。

gooz

gooz

「gooz(グーツ)」は、前述の株式会社スリーエフが展開している地方コンビニです。
「スリーエフ」と同様に、すでに大部分は「ローソン・スリーエフ」に転換するなどしましたが、現在でも4店舗は営業を続けています。「インストアファストフード強化型」という位置づけのコンビニチェーンで、店内でベーカリーや弁当などを調理している点が特徴となっています。

https://gooz.three-f.co.jp/

マインマート

「マインマート」は、株式会社カクヤスが展開するローカルコンビニチェーンです。
もともとは株式会社マインマートが運営していましたが、2011年の1月、商標と共にカクヤスへ事業譲渡されました。2021年5月現在の店舗数は18で、神奈川、東京、静岡の1都2県が事業範囲になります。
酒類が中心の品ぞろえのため、どちらかというと酒屋の印象が強いという特徴を持ちます。

スリーエイト

「スリーエイト」は、株式会社ポプラが運営するコンビニチェーンで、関東地方南部を中心に店舗を展開しています。
1980年代前半に、セブンイレブンFCから脱退したオーナーたちの主導で立ち上げられたチェーンを前身としており、2003年にポプラに買収されました。
加盟店オーナーの裁量が大きいボランタリー・チェーンで、元は酒小売店が中心の集まりであったことから、全体として酒類の品ぞろえが充実している傾向があります。

中部地方

オレンジBOX

オレンジBOX

「オレンジBOX」は、福井県内で営業している地方コンビニエンスストアで、運営は福井市に本社を置く株式会社大津屋が手掛けています。
1号店の開店は1981年で、これは福井県で初めてオープンしたコンビニでした。86年には、やはり福井県内で初となる、24時間営業の店舗もオープンさせています。現在「オレンジBOX」の店舗数は1店のみですが、大津屋は他にも「オレボステーション」というチェーンを展開しています。

https://orebo.jp/

ひまわり

ひまわり

「ひまわり」は、岐阜県岐阜市に本社を置く有限会社ひまわりが運営するローカルコンビニチェーンです。
現在の店舗数は4店で、岐阜市と一宮市で展開しています。コンビニとして雑貨なども扱っていますが、主軸は弁当販売である点が特徴です。弁当に関しては、会計時に店員がごはんを詰める仕組みとなっており、店頭販売だけでなく出張販売やデリバリーも手掛けています。

https://www.himawari-bento.com/%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%E5%BA%97%E8%88%97%E6%A1%88%E5%86%85/

九州地方

エブリワン

「エブリワン」は、以前九州地方で展開されていたコンビニチェーンです。
1994年に1号店を開店して以降、店舗内に厨房やパン焼き窯を備えるコンビニとして、熊本県や鹿児島県を中心に店舗を展開していきました。しかし、2015年に運営会社の株式会社ココストアが株式会社ファミリーマートに買収された結果、2016年にブランドは消滅しています。

RICマート

「RICマート」は、東京都に本社を置く株式会社ミツウロコプロビジョンズが、九州地方で展開しているコンビニチェーンです。
ボランタリー・チェーン方式による運営で、ロイヤリティは大手チェーンに比べて低く、営業時間の強制などもありません。店舗内でパンや弁当を作っているところもあります。一時期は600店以上にまで店舗を増やしたものの、現在の規模は縮小傾向にあります。

地方コンビニ(ローカルコンビニ)21選

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