まとめ
お花見で使える桜(サクラ)に関する雑学23選

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桜やお花見に関する雑学
春と言えば桜の木の下で行う花見。そんな桜やお花見にも様々な雑学があります。
桜に関する雑学
桜の種類は600種類以上ある
日本では桜というとソメイヨシノが有名ですが桜は非常に種類が多く、100種類以上あると言われ、園芸用に品種改良された物を含めると300種類、人によっては600種類以上あると言われている。
日本にある桜はソメイヨシノが8割
上記で記載したように桜には様々な種類があるが、日本にあるその多くはソメイヨシノといった種類の桜で、全国の8割を占めると言われている。
ソメイヨシノで開花予想がされている
テレビや新聞などに掲載されている開花予想をもとにお花見などの段取りや予約などを行う方も多いと思いますが、その予想は数多くある桜の中でもソメイヨシノをもとに行われている。
日本にあるソメイヨシノは全て同じクローン
公園や道路脇など様々な場所に桜が植えられていますが、それらは全て同じクローンであると言われている。実際に日本では種から桜が育ちにくい環境にあるため、接ぎ木や挿し木と呼ばれる方法で増やしているため子や孫ではなく同じ全く同じクローンとなる。
桜は世界にたくさんある
桜の開花時期に合わせて来日する外国人観光客も多いが、桜は世界中に咲いておりドイツやフランスといったヨーロッパはもちろんカナダやアメリカ、台湾、韓国などにも咲いている。ただし、その多くがソメイヨシノではないため、色や見た目が大きく異なる。
開花予想は靖国神社の桜が基準
東京の桜の予想は靖国神社にある標本木と呼ばれる桜の木を基準としており、その桜の状態を見て予想がされている。ちなみに京都は京都地方気象台正門近くの桜、大阪は大阪城公園にある桜、福岡は福岡管区気象台の構内にある桜の状態を元に予想されている。全国にはそういった標本木が100ヶ所以上ある。
8割以上咲いたら満開
テレビやニュースなどで「桜が満開です」と言われることがあるが、全体の8割以上咲いたら満開であると表現される。
サクランボがなるのはセイヨウミザクラ
桜と言えばサクランボを思い浮かべる方も多いと思いますが、サクランボの実がなるのはセイヨウミザクラと呼ばれる品種。そのため花見で見られるソメイヨシノにも実はなるものの形状が異なり、食べられるものの美味しくはない。
桜の花言葉
花に花言葉があるように桜にも 「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」といった花言葉がある。さらに桜の品種によっても花言葉が異なり、ソメイヨシノは「純潔」「優れた美人」と言った花言葉ついている。
桜の葉には毒がある
桜の葉にはクマリンと呼ばれる毒があり、葉が落ちることで周辺に他の植物が生えないようにしている。そのため桜の木の下には他の木や植物がほとんど咲いていないことが多い。
桜餅の葉を食べても大丈夫?
上記のクマリンは人体の中でも肝臓に害をもたらす物質とされているが、それほど強い毒性ではないためそのまま食べても問題ないと言われている。また、このクマリンの香りを餅につけるために桜餅には桜の葉が巻かれているとされている。安全かどうかは定かではないが、多くの人が葉ごと食べるために安全とも考えられるが、子供や肝臓の弱い方は避けておいた方が無難かもしれない。
関東と関西では桜餅が違う
写真のように関東(左)と関西(右)では桜餅の形状が異なる。関東の桜餅は長命寺の門前で販売されていたの普及し、関西の桜餅は道明寺と言われるお寺で武士の携帯食とされていた物が普及したと言われるため形が異なる。
桜はバラの仲間
桜はバラ科モモ亜科スモモ属の落葉樹の総称であるためバラと同じ仲間になる。
緑色の桜もある
桜の中には鬱金(うこん)と呼ばれる品種があり、鬱金は緑色の花を咲かし、開花時期はソメイヨシノよりも少し遅い。
ちなみに二日酔い対策として飲まれるウコンは生姜のことで全くの別物。
3月27日はさくらの日
日本さくらの会が平成4年(1992年)に3月27日をさくらの日と制定している。由来はさくらと「3(さ)×9(く)=27」といった語呂合わせからきている。
1年の半分は桜が楽しめる
日本で最も早く桜が咲く沖縄では1月頃から咲き始める。反対に最後に桜の花が咲く北海道では6月頃に咲き始める。そのため1年の半分は日本のどこかで桜が咲いている。
川沿いに桜が多い理由
河川沿いに桜の木が等間隔に植えられている風景を見たことがある方も多いと思います。実際に東京では神田川や隅田川、皇居の外堀のまわりにも桜が多数植えられている。
これは今よりも設備の整っていないかった時代に「桜の木を植えれば人が集まり自然と地盤が固まる」と言った理由から川沿いには桜の木が植えられるようになったと言われている。
日本で最年長の桜は樹齢2000年
日本一古い桜は山梨県の実相寺境内にある山高神代桜で樹齢は推定2000年と言われている。
「さくら市」と「花見」といった地名がある
さくら市は2005年に栃木県内の隣接する市区町村が合併して誕生し、宮崎県宮崎市高岡町花見や新潟県燕市花見といった花見のついた地域も存在する。
花見に関する雑学
お花見団子(三色団子)の意味
お花見団子とよばれる桃色、白色、緑色の三色団子。「桃色」は桜をイメージしており、「白色」はお酒、そして「緑色」は緑やよもぎをイメージしていると言われている。
また、「桃色」は桜の春、「白色」雪の冬、「緑色」新緑の生える夏をイメージしており、秋がないのは「食べ飽きない」と言った意味も込められている。
花見は中国から伝わった
諸説あるが花見は平安時代に中国から伝わった文化で、それまでは梅の木を見ながら花見が行われていた。
花見は神様を迎える行事
田んぼの神様である「サ」が座る場所である「クラ」が由来で「サクラ」と呼ばれるようになったと言われている。もちろん諸説あるが、その神様をサクラの下でもてなし豊作を祈願するために料理や酒を置いたことが花見の起源と言われている
サクラの花粉は興奮物質が含まれている
桜の花粉には「エフェドリン」と呼ばれる興奮物質が含まれていると言われている。正確なことは定かではないが、お花見は桜の木の下でお酒などを飲むため、いつもより高揚しやすいと言われている。

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