面白い・センスのあるキャッチコピー100選

面白い・センスのあるキャッチコピー100選

面白い・センスのあるキャッチコピー

印象に残るキャッチコピーは、消費者に商品や企業に興味を抱かせる入り口になります。
数多くの商品やサービス、メーカーから自分が必要とするものを選ぶとき、何を判断基準にしているのでしょうか。
もちろん家族や友人の口コミやパッケージ、価格も判断要素のひとつですが、CMやチラシ、商品パッケージで見かけるキャッチコピーも購入の際の判断に影響を与えます。
「聞いたことがある」「いい商品だというイメージがある」という商品を、消費者は無意識のうちに選んでしまうのです。
そのため、印象に残るキャッチコピーやイメージの良いキャッチコピーは、商品を宣伝販売する上で欠かせない重要な要素となります。

キャッチコピーにも様々なアプローチがあり、商品の特徴を簡潔に伝えるものやインパクト重視のもの、イメージを伝えることを目的としたものなど様々です。
商品の特徴を分かりやすく一言で表したキャッチコピーは購入の後押しになりますし、言葉遊びやインパクトがある言葉を使ったキャッチコピーは消費者の頭の片隅に残ります。
一方、企業のコーポレートキャッチコピー(スローガン)は、理想とするイメージを想起させるものが多いようです。

今回は、色々な商品や企業のキャッチコピーを紹介していきます。
自社の商品のキャッチコピーを考えるのに役に立つ発想が、きっと見つかるでしょう。

理想や理念を掲げたキャッチコピー

理想や理念を掲げたキャッチコピー

特に企業の「コーポレートキャッチコピー」「スローガン」に多いのが、理想や理念を掲げるキャッチコピーです。
企業が何を求め、どんなものを消費者に提供しようとしているのかを表現しています。
多くの場合は、その会社のテレビCMの最後に会社名と共に表示されたり、聞き取りやすく印象の良いナレーションで読み上げられたりすることが多いようです。

「おいしいを、ずっと。あたらしいを、もっと」-ケンタッキーフライドチキン
「自然と健康を科学する」-ツムラ
「やがて、いのちに変わるもの。」-ミツカン
「あったらいいなをカタチにする」-小林製薬
「一瞬も一生も美しく」-資生堂
「価値ある、おいしさ。」-チョーヤ
「美しい時代へ」-東急グループ
「味ひとすじ 永谷園」-永谷園
「自然と調和する」-花王
「カラダにピース」-カルピス
「今日を愛するLION」-ライオン
「人を、想う力。街を、想う力。」-三菱地所
「向き合って、その先へ」-三越伊勢丹
「Quality for You」-株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
「おいしさを笑顔に」-キリン
「For your Just」-ヤマダ電機
「Maps the Future」-ゼンリン
「ひとの ときを、想う。」-日本たばこ産業株式会社

自動車メーカー、電気機器メーカーのキャッチコピー

自動車メーカー、電気機器メーカーのキャッチコピー

大手自動車メーカーや電気機器メーカーは海外での展開もあるためか、英語のキャッチコピーが多いようです。
分かりやすい英単語3単語前後で構成され、英語が得意でなくても簡単にイメージが湧くようになっているのがポイントでしょう。
海外でも通用し、日本国内でも理解され易くクールな印象を与えるキャッチコピーです。

「Drive Your Dreams」-トヨタ自動車
「Changes for the Better」-三菱電機
「make it possible with canon」-canon
「Leading Innovation」-東芝
「Inspire the Next」-日立製作所
「Changes for the better」-三菱重工業
「The Power of Dreams」-本田技研工業株式会社

コンビニのキャッチコピー

コンビニのキャッチコピー

コンビニのキャッチコピーは、24時間営業していて利用しやすいという特徴を活かして「いつもあなたのそばにいる」という親しみを前面に押し出したキャッチフレーズが多いようです。
CMだけでなくコンビニの店内放送でもよく耳にすることがあり、自宅の近くのコンビニでよく聞いていると耳に残ってしまいますね。

「あなたとコンビに」-ファミリーマート
「すぐ、そこ」-サンクス
「マチの”ほっ”とステーション」-ローソン
「セブンイレブン、いい気分」-セブンイレブン

商品や企業の特徴を一言で言い表したキャッチコピー

商品や企業の特徴を一言で言い表したキャッチコピー

商品の優良性を端的に伝える、というのはキャッチコピーの大きな役割のひとつでもあります。
その商品やサービスを利用する最大のメリット、興味を引く部分や面白みは何なのか、それを一言で伝えることができれば、消費者が購入する大きな動機に結びつきます。
それを使うとどうなるのか、ということを、具体的にイメージさせることがポイントです。

「昨日の自分に差をつける」-河合塾
「24時間戦えますか。」-リゲイン
「やめられない、とまらない」-かっぱえびせん(カルビー)
「うまいんだな、これが」-モルツ(サントリー)
「やっぱりイナバ、100人乗っても、大丈夫」-イナバ物置
「英語が話せると。10億人と話せる。」-ジオス
「地図に残る仕事。」-大成建設
「何も足さない。何も引かない。」-シングルモルトウイスキー山崎(サントリー)
「来て、見て、触って、富士通のお店」-富士通
「まだ、ここにない、出会い。」-リクルート
「信頼される安心を、社会へ。」-セコム
「はじめてなのになつかしい、そんな旅に出会えるの」-ポケットモンスター金銀(任天堂)
「俺より強い奴に会いに行く」 -ストリートファイターⅡ(カプコン)
「前略、僕は日本のどこかにいます。」-青春18きっぷ・2000年冬(JR)
「今日は、明日の思い出です。 」-ハンディカム(ソニー)

商品の質の良さイメージさせるキャッチコピー

商品の質の良さイメージさせるキャッチコピー

商品の良さを表すために、様々な表現を使って「品質がいい」ことを表現したタイプのキャッチコピーです。
ハッキリと「◯◯がいい」と言うのではなく、消費者にいいイメージを抱かせることが目的のキャッチコピーと言えるでしょう。
明確に特徴を述べるよりもソフトで優しい伝え方となる場合が多く、素直に受け入れやすいキャッチコピーが多い傾向があります。

「インテル、入ってる」-インテル
「水と生きる」-サントリー
「真っ向サービス」-日本郵政公社
「ココロも満タンに、コスモ石油」-コスモ石油
「日本の女性は、美しい」-TSUBAKI(資生堂)
「男は黙ってサッポロビール」-サッポロビール
「エネルギーを、ステキに。ENEOS」-ENEOS
「味の作曲家」-日本食研
「クリープを入れないコーヒーなんて」-クリープ(森永乳業)
「ドトールが変わる。街も変わる。」-ドトールコーヒー
「すべては、お客様の「うまい!」のために。」-アサヒビール

CMなどで繰り返されて印象づけられたキャッチコピー

CMなどで繰り返されて印象づけられたキャッチコピー

テレビやラジオのCMで何度も聞いて覚えているキャッチコピーも多いでしょう。
何度も聞いたことがあるキャッチフレーズは、いつの間にか商品の名前ともリンクして覚えてしまうものです。
特にインパクトのあるメロディとキャッチコピーのタッグは非常に強力で、キャッチコピーを最大限に活かすテレビ、ラジオCMならではの方法と言えます。

「ファイト一発!」-リポビタンD(大正製薬)
「お口の恋人」-ロッテ
「キレてなーい」-シックプロテクター
「キンチョーの夏、日本の夏。」-キンチョー
「見てるだけ~」-ニッセン
「ピッカピッカの一年生」-小学一年生(小学館)
「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」-文明堂
「I’m lovin’ it」-マクドナルド

洒落が利いているキャッチコピー

洒落が利いているキャッチコピー

いわゆる「ダジャレ」など、言葉遊びや気の利いた言い回しをしているキャッチコピーです。
一瞬で気付くものもありますし、ちょっと考えて「ああ、そういう意味か!」とハッと気付くものもあります。
知的好奇心をくすぐりながら、商品やメーカー名、またはその特徴とリンクして覚えてもらいやすいという特徴があります。

「あしたのもと AJINOMOTO」-味の素
「一目で義理とわかるチョコ」-ブラックサンダー 義理チョコパッケージ(有楽製菓)
「髪は長い友達」-カロヤン・ハイ
「目のつけどころがシャープでしょ。」-シャープ
「駅前留学」-NOVA
「お、ねだん以上。ニトリ」-ニトリ
「甘くないオレ」-BOSS砂糖不使用(サントリー)

表現や言い回しに感心させられるキャッチコピー

表現や言い回しに感心させられるキャッチコピー

ちょっと考えさせられるキャッチコピーですが、意味が理解できると記憶に残ります。
伝え方がストレートでない分、消費者にCMやチラシのデザインなどで追加の情報を情報を与える必要がある場合もありますが、一度記憶に残るとなかなか離れないキャッチコピーになります。
例えばマスターカードの「プライスレス」というキャッチコピーは「楽しい思い出など買うことができないもの」を意味していますが、この「プライスレス」なモノはマスターカードで購入した品物が与えてくれる、というちょっとしたヒネリが効いたものになっています。

「プライスレス」-マスターカード
「NO MUSIC NO LIFE」-タワーレコード
「5時まで男、5時から男」-グロンサン(大正製薬)
「メガネは顔の一部です」-東京メガネ
「キスシーンになるたびに、何かと話かけてくるお父さんがかわいらしい。 」-東宝

印象に残る呼びかけ系キャッチコピー

印象に残る呼びかけ系キャッチコピー

誰かに呼びかけられると、人間は「ハッ」として耳を意識を向けます。
消費者に呼びかけるタイプのキャッチコピーには、そのように一瞬「何だろう?」と注意を引く効果があります。
しかし、当然のことながら呼びかけられても内容にインパクトがなかったり興味がなければ、すぐに通り過ぎてしまいます。
いかに興味を引く、独自性がある呼びかけ文句になっているかが大きなポイントです。

「生きろ。」-もののけ姫(映画)
「きれいなお姉さんは、好きですか?」-パナソニック
「そうだ 京都、行こう」-JR東海
「お正月を写そう」-富士フィルム
「少し愛して、長~く愛して」-サントリーレッド(サントリー)
「マズい!もう一杯!」-キューサイの青汁
「わんぱくでもいい、たくましく育て」-丸大ハム

激しい勢いが印象に残るキャッチコピー

激しい勢いが印象に残るキャッチコピー

商品やサービスの特徴を少し大げさに表現して勢いで興味を引くキャッチコピーです。

「若い女性に大ヒット中!」-ブラックサンダー(有楽製菓)
「怒濤の合格みすず学苑」-みすず学苑
「それにつけてもおやつはカール」-カール(明治)

とにかくストレートなキャッチコピー

とにかくストレートなキャッチコピー

端的にストレートに、直球で消費者に伝えるキャッチコピーです。

「手帳は高橋」-高橋書店
「Hungry?」-カップヌードル(日清食品)
「具が大きい」-カリー工房(ハウス食品)
「大きいことはいいことだ」-エールチョコレート(森永製菓)
「象が踏んでも壊れない」-アーム筆入れ(サンスター文具)

インパクト重視!記憶に残るキャッチコピー

インパクト重視!記憶に残るキャッチコピー

インパクトの強さを重視したキャッチコピーです。
CMと連携して独自のキャラクターを用いたり、話題の芸能人を使用したり、セクシー路線で攻めたりというパターンが多いと思われます。
また、果てはちょっと意味が分からないけど強く印象に残るものもあります。
「とにかく印象に残れば勝ち」というタイプのキャッチコピーですね。

「せがた三四郎」-セガサターン(セガ)
「すったもんだがありました」-すりおろしりんご(宝酒造)
「私、脱いでもスゴいんです」-TBC
「胴上げして、全員骨折。」-牛乳に相談だ。
「インド人もビックリ」-印度カレー(ヱスビー)
「う~ん、マンダム」-マンダム(丹頂)

ユニークで印象に残るキャッチコピー

ユニークで印象に残るキャッチコピー

独特な言い回しなどがユニークで印象に残るキャッチコピーです。
特に、リゲインエナジードリンクのキャッチコピーは、栄養ドリンクのリゲインのキャッチコピーとして過去に大ブレイクした「24時間戦えますか。」を後に自ら覆した自己オマージュのような「ネタ」感もあり、話題になりました。

「亭主元気で留守がいい」-タンスにゴン(キンチョー)
「私はコレで会社を辞めました」-禁煙パイポ(マルマン)
「 二兎を追うものだけが二兎を得る 」-NTTドコモ
「24時間戦うのはしんどい。」「3、4時間戦えますか?」 -リゲインエナジードリンク

まとめ

いかがでしょうか。
キャッチコピーには、商品やサービスの独自性を端的に表したり、イメージを重視したり、インパクトを求めたりと様々なアプローチがありますね。
忘れてはならないことは、時代や商品のカテゴリ、業種などにより好まれるキャッチコピーのタイプに違いがあるということです。
誠実で真摯なキャッチコピーが好まれる業種もあれば、いわゆる「ネタ」的なキャッチコピーが好まれる時期や商品ジャンルもあります。
商品を使用する相手の層をしっかりイメージすることで、より訴求効果の高いキャッチコピーを考案することができるでしょう。