コミュニケーション
人に好かれる人の特徴10選

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人に好かれる人の特徴
仕事においてもプライベートにおいても、人との付き合いをスムーズに行う上で、「好感度」は見逃せない要素となっています。誰しも多くの人から好かれたいものですが、実際にそうなるのは、なかなか簡単ではありません。とは言え、現実に周囲のほとんどから好かれている人は存在します。
では、こうした人には具体的に、どういった特徴があるのでしょうか。その特徴を知ることで、自分の好感度を上げやすくなるでしょう。
そこで本記事では、人に好かれる人に見られる特徴を、いくつか取り上げて紹介していきたいと思います。
感謝の意を伝える
人に好かれる人の大きな特徴として、「しっかりと感謝の意を伝えられる」ということがあります。
人と人とのコミュニケーションには、必ずマナーが必要になります。これは職場であれプライベートのシチュエーションであれ、変わることはありません。そして「感謝する」ということは、そのマナーの中でももっとも大事なポイントとなっています。なぜならば、感謝は相手を敬い、大事に思っていることを示すサインだからです。
中には「いちいち感謝しなくても、気持ちは通じている」と考える人もいますが、これは正しくありません。どんなに親しい人でも、やはり感謝されれば素直にうれしいものです。好かれる人はささいなことでも感謝することを忘れませんし、そうした態度は、多くの人に好ましい印象を与えます。
聞き上手
人に好かれる人の特徴、2点目は、「聞き上手」ということです。
どんな人でも、自分の話を積極的に聞いてくれる人には、好感を抱くものでしょう。話を聞いてもらえることにより、「自分のことを尊重してくれている」という実感を得られるからです。好かれる人には、こうした「聞く力」、すなわち「話を聞きだす能力」が備わっていることが多くなっています。
世の中には、自分はあまりしゃべらなくても会話を楽しく盛り上げられる人がいますが、好かれる人の多くがこのタイプです。こういった人は聞き上手なので、相手から自然に話を引き出し、会話を成立させることができます。相手としては、気分よくしゃべらせてくれるこうした人に対し、強い信頼感を抱くのが一般的です。
誠実
「常に誠実である」ということも、好かれる人の特徴の1つとなっています。
都合よく嘘をついたり、人によって態度を変えるといったタイプは、多くの人の身の回りにいるでしょう。こういったタイプは、たとえ有能であっても、人から好かれることはあまりありません。こうした身勝手な人達は、自分の都合で周囲を振り回しても、特に反省しないからです。
それに対し、好かれる人の場合は、めったに嘘をつくことがありません。また、誰に対しても平等な態度を貫きます。常に素直で誠実な態度を崩さないことで、周囲の信頼を得ることが通常です。こうした態度は、うわべだけならすぐにばれてしまうものですが、本当に好かれている人は、相手にもその心からの誠実さが伝わるようになっています。
人の悪口を言わない
好かれる人の特徴としては、「人の悪口を言わない」ということも挙げられます。
その場にいない人の悪口や噂話で盛り上がったという経験は、多くの人が持っているでしょう。こうした行為は、あまり褒められたことではないと知りつつも、ついやってしまうのが通常です。中には悪口を言ってばかりという人もいますが、そういった人は、決して人から好かれることはありません。
しかし世の中には、めったに他人の悪口や噂話を口にしないという人がいます。周囲が誰かの悪口で盛り上がっていても、決してそれには同調しませんし、流れがエスカレートしすぎると、さりげなく話題を変える気遣いもあります。こうした人は、ほとんど人から嫌われることがなく、返って強い信頼感を抱かれやすくなっています。
清潔感
人に好かれる人の特徴、続いては、「清潔感がある」ということです。
「人は見た目ではない」とはよく言われることですが、残念ながら実際は、見た目が人の印象を大きく左右します。服装や髪型がだらしなかったり、汚れが目に付いたり、臭いが気になるといった人に対しては、多くの場合、まず悪印象を抱いてしまうでしょう。
それに対し、きちんとした服を着て髪や化粧もさっぱりと整え、清潔感を醸し出している人については、自然に好感を抱くことが多くなっています。そしてこの第一印象は、その後の言動に対する印象にも影響することになります。これは「初頭効果」と呼ばれる心理効果ですが、好かれる人の多くは、こうしたセオリーに当てはまるようになっています。
人のせいにしない
「トラブルを人のせいだけにしない」ということも、好かれる人の多くに共通する特徴です。
何かうまくいかないことがあったとき、つい他人の責任にしたくなるのは、多くの人に覚えがあることでしょう。「自分は悪くない。あの人のせいだ」と考えてしまいますが、これはほとんどの場合、責任からの逃避にほかなりません。まして仕事で部下を持つような身であれば、自分の責任を認めないことは、周囲の失望を招く要因となってしまいます。
それに対し、他人よりも自分の方に非を認めようとする人は、周囲からの信頼を集めやすくなっています。直接の責任は他人にあっても、その人だけのせいにせず、自分も責任を引き受けようとする姿勢は、人から好かれる価値があると言えるでしょう。
笑顔を絶やさない
好かれる人の多くには、「いつも笑顔を絶やさない」という特徴もあります。
対人関係において重要なことはいくつかありますが、「笑顔」はその中でも、特に大きなポイントとなっています。誰かと出合った際に微笑むのは、文化や人種の垣根を超えた人類共通の行動ですが、これは笑顔に相手の警戒感を解き、安心させる効果があるためです。つまり、笑顔を目にすることで、「この人は敵ではない」と心で認識するわけです。このように、笑顔には他人の信頼を得やすいという効果があります。
人から好かれる人の場合、挨拶の時に限らず、いつも笑顔を浮かべているというイメージを持たれています。このことにより、周囲は自然にその人へ好感を持ち、打ち解けて話ができるわけです。
自分の価値観を押し付けない
好かれる人の特徴として、「自分の価値観を他人に押し付けない」ということも、大きなポイントとなっています。
たまに見かけますが、世の中には自分の考えが絶対であり、他の考えを認めないという人が存在します。こうした人は、相手の気持ちを考えず、ずけずけ主張したり批判したりしますが、これは人から嫌われる一番の原因となっています。世の中には多様な考えがあり、自分と異なることが間違いというわけではないことを、理解しようとしないからです。
それに対し、人から好かれる人は、絶対に自分の価値観を他人に押し付けたりはしません。常に相手の立場や意見を尊重し、自分と異なる人もオープンに受け入れることから、周囲から厚い信頼を寄せられることが多くなっています。
過去を蒸し返さない
好かれる人に見られる特徴として、「他人の過去の失敗について、いちいち蒸し返したりしない」ということも挙げられます。
これも職場などでよくあるケースですが、自分が優位に立とうとして、相手が過去に犯したミスや不出来をネチネチあげつらう人がいます。これはやられた方が不快な気分になるのはもちろんのこと、聞いている周囲の人間にとっても、決して気分のいいものではありません。こうした人は、大抵の場合周りの人気は少ないでしょう。
一方、他人から好かれる人は、このようなあげつらいはしないのが通常です。「誰でもミスはある」という公平な考えをしますから、過ぎたことをあらためて蒸し返したりはしません。このような態度は、誰にとっても好ましく見えるでしょう。
相手の話を一方的に否定しない
人から好かれる人の特徴、最後に挙げるのは、「他人の話を一方的に否定しない」ということです。
誰しも自分の話を否定されるのは、あまり気分のいいものではないでしょう。まして「それは全然違う」「まったく見当外れだ」などと即行で決めつけられるのは、精神的にはかなりショックのはずです。たとえそれが正論であったとしても、場合によっては後々まで引きずるようなダメージを負いかねません。
それに対し、人から好かれる人は、相手の話を最後まで聞く耳を持っています。もちろん聞き終わっても、一刀両断に切り捨てることはありません。仮に違和感を感じたとしても、それとは違う見方があるということを、きちんとと配慮した形で伝えるでしょう。こうした礼儀正しさは、多くの人に良い印象を与えるはずです。

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