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一般常識

「一回り」は何歳違い

「一回り」は何歳違い

「一回り」は何歳違い

「私と彼は歳が1回りも離れている」「1回り以上年齢差のあるカップル」など、年齢に開きがあるということを示す場合に、よく「1回り」という表現が使われます。歳の差を大づかみに表せる便利な表現ではありますが、具体的な数字については、人によって解釈が分かれることが少なくありません。一体「1回り」とは、どれくらの差を表しているのでしょうか。

ここでは、「1回り」の解釈として代表的なものを2つ紹介しますので、この表現の使い方などに悩んでいる方は、参考にしてみてください。

12歳差(干支)

「1回り」という表現は、干支を基準として使われるケースが多くなっています。

干支とはこの場合、「子年」「丑年」などの「十二支で表した年」のことですが、子年から最後の亥年までの12年が、1つの周期となります。つまり、年齢では12歳の差が、「1回り」にあたるということになります。

この認識は広く共有されており、2018年にNHKが行った調査でも、「1回り=12歳差」という回答が8割を超えています。特に年齢が高くなるほど、こうした認識をする傾向が強くなっています。

10歳差

上では「1回り=12歳差」という説が多数派であると述べましたが、別の認識をする層も一定数存在します。その認識とは、「1回り=10歳差」というものです。

こうした認識には、「30代」「40代」のように年齢を10歳ごとに区分する方法や、「2000年代」「2010年代」のように時代を10年ごとに区分する方法などが影響していると考えられます。

前述の調査においては、「1回り=10歳差」と考える層は若いほど多く、20代では3人に1人の割合に及んでいます。年代によって認識の仕方にずれがあるのは、若い層ほど干支になじみが薄くなるためだと見る向きもあります。

「一回り」は何歳違い

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