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良い借金と悪い借金の違い12選

良い借金と悪い借金の違い

「借金」という言葉を聞くと、どういったイメージを持たれるでしょうか。ほとんどの人は、他人からお金を借りることに対しては、否定的な印象を思い浮かべるでしょう。
しかし、一口に借金と言っても、その種類はさまざまです。ケースによっては、決してマイナスな効果ではなく、返って良い結果をもたらすものもあります。
では、良い借金と悪い借金の違いとは何なのでしょうか。

本記事では、良い借金と悪い借金の基準や、それぞれの具体例について紹介していきたいと思います。

良い借金

「良い借金」の基準

まず最初に、「良い借金」の基準について確認しておきましょう。

1つ目の基準は、「生活上の必要性があること」です。つまり生活していく上で必要な借金であれば、悪い借金ではなく、良い借金に当てはまると言えます。また、「資産になる借金」も、良い借金と言えるでしょう。もう1つの基準としては、「リターンが得られる」というものもあります。借りた額以上のリターンが得られたり、投資的な意味合いを持つ借金は、確実に良い借金に含まれます。

教育ローン

教育ローン

「教育ローン」は、悪い借金ではなく、良い借金に当てはまります。

教育ローンは、文字通り教育関係費に限定したローンで、主に学費の支払いのために組むものです。もちろん金利がつきますが、より高い学歴や、知識の獲得が可能になるというメリットがあります。
それにより、条件の良い就職や、キャリアアップも適いやすくなるでしょう。上の基準で言えば、投資的な意味合いが強い借金にあたります。

自分への投資

自分への投資

「自分への投資」にあたるものは、悪い借金ではなく、良い借金に含まれます。
前述の教育ローンも、広い意味ではこれにあたりますが、他にもこうした類の借金があります。例えば、MBA(経営学修士)の取得などがそうです。

MBAの取得には、非常に多くの時間と費用がかかります。貯蓄によって資金を貯めてからチャレンジする方法もありますが、お金を借りて先に資金を作り、修士を取得するのも方法の1つでしょう。多くの場合、MBAの取得は大幅な年収アップにつながりますから、その後に借金を返す方が効率的です。

車のローン

車のローン

車のローンは、基本的に良い借金だと言えるでしょう。上の基準に当てはめれば、「生活に必要な借金」にあたります。通勤や買い物、レジャー等、現代生活の移動に自動車は欠かせません。場所によっては、車がないと生活が成り立たない地域もあります。

しかし、いくら必要でも、安易にローンを組むのは悪い借金です。自動車ローンは比較的低金利ではありますが、総額が大きいので、金利負担額は重くなります。場合によってはカーシェアリングを利用したり、値落ちしにくい車種を選ぶなどの工夫も必要でしょう。

住宅ローン

住宅ローン

住宅ローンもまた、車と同様に良い借金にあたります。こちらも分類としては、「生活に必要な借金」に含まれます。また、ショッピングローンと比べると金利も安い上に、資産形成にも役立ちます。

一方、これも自動車と同様に、安易にローンを組むのは悪い借金です。やはり総額が大きいために、金利負担が大きくなってしまいます。賃貸物件に住んだり、駅近マンションなど資産価値を維持しやすい物件を選ぶなどの工夫をした方が良いでしょう。

不動産投資

不動産投資

不動産投資は、上の基準で言えば「リターンが得られる」ため、悪い借金ではなく良い借金だと言えるでしょう。

賃貸物件による家賃収入は、昔から資産形成の手段としてポピュラーなものでしたが、現在は超低金利が続いていることから、特にチャレンジしやすい手段となっています。仮に物件購入費の大半がローンによるものであっても、資産形成に十分なリターンが得やすくなっています。

株などの投資

株などの投資

株や債券、投資信託などへの投資についても、上の不動産投資と同様、「リターンが得られる」良い借金にあたります。
ただ、借りたお金で投資するにあたっては、確実にリターンが期待できる商品を選ぶことが重要になってきます。投資に失敗すれば、さらに借金がかさんで結果的に「悪い借金」になるためです。

まずはリスクを最小限に抑えるために、低リスク・中リターンの商品を選ぶのが順当でしょう。高リターンのものは損失のおそれが強まりますし、低リターンすぎると、借金返済だけで終わってしまう可能性があります。

ビジネス

ビジネス

ビジネスへの投資もまた、リターンが期待できる良い借金です。事業を立ち上げたり、拡大するための借金は、将来的に大きな利益につなげることができるため、「悪い借金」にはあたりません。

ただ、それには確実に利益につながるビジネスモデルと、確固とした返済プランを持っていることが条件となります。また、スタートアップなどに投資する場合も、投資先の情報をしっかり収集・分析して、企業価値を見極めておくことが重要です。

クレジットカード

クレジットカード

クレジットカードによる借金は、上の基準に当てはめれば、決して良い借金とは言えないでしょう。生活上特に必要とは言えず、またリターンも生まないためです。
しかし、そうしたものが全て悪いとは言えません。クレジットカードによる買い物でも、一括払いにしてポイントを稼ぐなどの工夫をすれば、生活費のコストカットに役立ちます。

悪い借金

「悪い借金」の基準

「良い借金」に続いては、「悪い借金」について見ていきましょう。では、悪い借金の基準とは何でしょうか。

上では良い借金の基準について、「生活上の必要があること」「借りた額以上の利益があること」だと述べました。つまり、これにあてはまらないものは良くない借金だと言えるでしょう。暮らしにとって何の必要性もなく、単なる娯楽やスリルのために行うような借金は、悪い借金に当てはまります。

ショッピングローン

ショッピングローン

悪い借金の具体例としては、「ショッピングローン」が挙げられるでしょう。将来に何の利益も生み出さないばかりでなく、キャッシュが流出してしまい、生活にとってはマイナスでしかありません。しかも、超低金利時代にあってもショッピングローンの金利は高いままとなっていますから、資産形成にとって良いとは決して言えません。

キャッシング

キャッシング

「キャッシング」もまた、良い借金とは言えません。将来のリターンもありませんし、金利も高めです。また、簡単にお金を引き出せることで金銭感覚を狂わす原因にもなりますから、生活に支障をきたす恐れもあります。
計画的に利用できたとしても、メリットは少ない悪い借金に当てはまります。

ギャンブル

ギャンブル

「ギャンブル」による借入は、悪い借金の典型例です。生活上まったく必要がない上に、確実なリターンがあるわけでもありません。多くの場合、一時のスリルを得るために行うものであり、お金の浪費と言って良いでしょう。

返せない借金

返せない借金

上では、必要性のある借金は良い借金であると述べました。しかし、いくら必要性があっても、返せなくなるような額の借金は悪い借金に当てはまります。借りた当初は返済できる当てがあったとしても、何かのはずみで予定が狂ってしまうことは少なくありません。
投資や将来を考えての借金でも、無理な借入は控えた方が良いでしょう。