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無料で営業リスト(企業リスト)を取得する方法

こんな方におすすめ

・無料で営業リストや企業リストを取得したい方
・営業リストなどの作成に出来る限り費用も手間もかけたくない方
・無料でかつ精度の高い企業リストを取得したい方

法人番号(法人ナンバー)の公開で無料で営業リスト(企業リスト)を取得することが可能に

営業リスト(企業リスト)の作成にはどの会社も苦労されていることかと思います。

新人社員や営業マンにDM発送先のリストアップを任せている。
インターネットを使ってアルバイトやパートに営業先の企業リストを作成させている。
費用をかけて業者などから購入している。
有料の企業リスト取得ソフトなどを使用して営業リストを作成している。
など様々な方法で営業リストや企業リストを作成されているかと思います。

しかし、法人番号(法人ナンバー)の公開で今では誰でも簡単かつ無料でDM発送などのための企業リストを取得することができます。

法人番号(法人ナンバー)とは
マイナンバーが国民1人1人に与えられた12桁の個人番号(マイナンバー)であるのに対して、法人番号(法人ナンバー)は株式会社などの企業、1社1社に与えられた13桁の法人番号のことです。
ただし、個人番号(マイナンバー)が非公開なのに対して法人番号(法人ナンバー)は公開され、誰でも自由に閲覧・利用することができます。

株式会社や有限会社はもちろん、合名・合資・合同会社などの会社にも与えられます。

無料で営業リスト(企業リスト)を取得する方法

わずか3クリックで無料で営業リスト(企業リスト)を取得できます。

1.https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/download/にアクセス

2.全件データのダウンロード(各都道府県別)をクリック

3.開いたページ内にある各都道府県ごとのファイルをクリックしてダウンロードするだけ
※エクセルで開く場合は一番上の「CSV形式・Shift_JIS」がおすすめです。

ただ、そのままだと使いにくい

ではさっそく無料でダウンロードしてきたリストをエクセル開いてみてください。
下の図の様なデータが表示されたかと思います。

企業リスト無料サンプル
※今回は青森県の無料リストをダウンロードしたことにします。

会社名や住所以外にも様々な数値や日付が入っていますが、見出しがないのでこれでは何のデータなのか分かりません。

https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/download/
に「ダウンロードファイルのデータ定義(直リンク)」に各項目の説明が書いてありますが、非常にわかりづらい。。。

そこで、無料で取得できたリストの各項目についてご説明をします。

無料取得したリストの説明と正しく法人番号を表示する方法

リストの説明(左から)

A.一連番号
取得したリスト順に割り振られた通し番号

B.法人番号
法人1社1社に割り振らた番号

C.処理区分(1新規)
01:新規 11:商号又は名称の変更 12:国内所在地の変更 13:国外所在地の変更 21:登記記録の閉鎖等 22:登記記録の復活等 71:吸収合併 72:吸収合併無効 81:商号の登記の抹消 99:削除

D.訂正区分(0)
リストの内容に訂正があった場合に「1」がつく

E.法務省から受取国税庁の更新日
国税庁でリストの更新を行った日

F.変更年月日
データ登録された日付(ほとんどの場合法人番号が公開された2015年10月5日になっている)

G.商号又は名称
会社の名称

H.名称イメージID
イメージファイルのID

I.法人種別
101:国の機関 201:地方公共団体 301:株式会社 302:有限会社 303:合名会社 304:合資会社 305:合同会社 399:その他の法人登記法人 401:外国会社など 499:その他 

J.都道府県

K.市区町村

L.丁名番地等

M.所在地イメージID
イメージファイルのID

N.都道府県コード
「1」:北海道 「2」:青森県 「3」:岩手県 「4」:宮城県 「5」:秋田県 「6」:山形県 「7」:福島県 「8」:茨城県 「9」:栃木県 「10」:群馬県 「11」:埼玉県 「12」:千葉県 「13」:東京都 「14」:神奈川県 「15」:新潟県 「16」:富山県 「17」:石川県 「18」:福井県 「19」:山梨県 「20」:長野県 「21」:岐阜県 「22」:静岡県 「23」:愛知県 「24」:三重県 「25」:滋賀県 「26」:京都府 「27」:大阪府 「28」:兵庫県 「29」:奈良県 「30」:和歌山県 「31」:鳥取県 「32」:島根県 「33」:岡山県 「34」:広島県 「35」:山口県 「36」:徳島県 「37」:香川県 「38」:愛媛県 「39」:高知県 「40」:福岡県 「41」:佐賀県 「42」:長崎県 「43」:熊本県 「44」:大分県 「45」:宮崎県 「46」:鹿児島県 「47」:沖縄県

O.市区町村コード

P.郵便番号

Q.国外所在地

R.国外所在地イメージID

S.閉鎖等年月日
閉鎖した日の年月日

T.登記記録の閉鎖等の事由
閉鎖した理由 11:合併による解散等 21:登記官による閉鎖 31:その他の清算の結了等

U.承継先法人番号
合併により引き継いだ会社の法人番号

V.変更事由の詳細
例:○年○月○日○○県○○市の株式会社○まるに合併し解散

W.法人番号指定年月日
法人番号が指定された日

使いやすい様に見出しのエクセルファイルを作りました。
下記のURLから無料でダウンロードできます。

見出し専用エクセルファイルダウンロード

正しく法人番号を表示する方法
Bの列は「1E+12」などと表示されていますが実際には13桁の「法人番号」が格納されています。
正しく表示するために「B」列すべてを選択して、右クリックで「セルの書式設定」を選択、「表示形式」タブで分類の「数値」を選択し「OK」をクリックすれば正しい法人番号が表示されます。

正しく法人番号を表示する方法

定期的にデータを更新したい方

ダウンロードしてみるとわかる通り結構時間がかかります。
そこで新たに追加変更されたリスト(40日分)のみを取得することが可能です。

ダウンロードはこちらから

こんな目的では利用できません。

・テレアポリストとして利用したい
電話番号は取得できないのでテレアポリストとしては使えません。ご自身で電話番号を調べる必要があります。

・営業所や支店を調べたい
登記上の住所になるため、営業所や支店の住所は取得できません。

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