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一般常識

「同居」「同棲」「内縁」「居候」の意味と違い

「同居」「同棲」「内縁」「居候」の意味と違い

同居・同棲・内縁・居候の意味と違い

「誰かと一緒に住む」という意味の言葉には、さまざまな種類があります。「同居」や「同棲」といったものですが、これらはまったく同じ意味の言葉というわけではありません。それぞれ意味や使い方に違いがあります。

今回は、「同居」「同棲」「内縁」「居候」という4つの言葉の意味や違いについて、詳しく解説していきます。

同居とは

「同居」の意味は、「誰かと一緒に住む」ということです。自分以外の人間と、同じ家やアパート・マンションの部屋などで生活を共にすることを言います。読み方は、「どうきょ」です。
「同」は「事を共にする」を表し、「居」は「住む場所」を表します。「親と同居している」「同居人は学生時代の友人だ」などのように使われます。「同居」の反対語は、「別居」になります。

「同居」と「同棲」は意味合いがよく似ていますが、使われ方には違いがあります。「同居」が指しているのは、主に家族と一緒に住むことですが、そのほかに友人や知人などと同じ場所に暮らすことも言います。それに対し、後述するように「同棲」の意味合いは、より限られた範囲となっています。このように、「同居」が表す範囲は、「同棲」よりも広いのが特徴です。

同棲とは

「同棲」とは、「いっしょに住むこと」という意味の言葉です。自分以外の誰かと、同じ家屋や、アパート・マンション等の部屋で生活することを指しています。読み方は、「どうせい」になります。
「同」の意味は上で説明した通りで、「棲」は「住む家」を意味しています。「同棲して3年になる」「大学時代から同棲している」などのように使われます。

おおまかな意味合いとしては、「同棲」と「同居」に違いはありません。しかし、上記のように、「同棲」という言葉は「同居」よりも表す範囲が限定されています。一般的に「同棲」が表すのは、交際中だがまだ入籍はしていないパートナーとの共同生活です。このケース以外では、「同居」を用いるのが通常です。

内縁とは

「内縁」とは、「内密の結婚関係」を意味する言葉です。事実上の夫婦関係にあるものの、婚姻の届出はしていない男女を表します。読み方は、「ないえん」です。
「内」は「一定の範囲の中」を指し、「縁」は「ゆかり」「つながり」を指しています。「内縁関係」「内縁の妻」などと使われます。

このように、「内縁」は男女の関係を表す言葉で、「一緒に住む」という意味の「同居」とは、使われ方が違います。「同棲」も同様ですが、未入籍の男女が共に生活しているという点では共通しています。しかし法律上では、婚姻の意思がはっきりしている場合は「内縁」、そうでない場合は「同棲」として、権利や義務の範囲に違いが生じます。

居候とは

「居候」とは、「他人の家に寄食するもの」という意味の言葉です。自分の家とは違う他所の家で、ほとんど無償で食事や寝床などの世話を受けている人を指します。読み方は、「いそうろう」になります。
「居」は「住む」を指していますが、「候」はこの場合、「~である」を指します。これは近世の公文書において、同居人のことを「○○方居候(○○さんの家に住んでいる)」と表したことに由来しています。「居候の身分で肩身が狭い」「居候を置く余裕はない」などのように使われます。

このように、「居候」は他人に養ってもらっている状態を表します。それに対し、「同居」や「同棲」に「養われる」というニュアンスはありませんから、これらと使われ方ははっきり違います。