HOME>一般常識>「合せる」「併せる」の意味と違い

一般常識

「合せる」「併せる」の意味と違い

「合せる」「併せる」の意味と違い

合せると併せるの意味と違い

「あわせる」という言葉には、「合せる(合わせる)」と「併せる」の2種類の漢字表記があります。これらは互いに近い意味を持っているものの、具体的な使われ方は異なります。では、実際にどのような違いがあるのでしょうか。今回は、「合せる」と「併せる」の意味と違いについて解説していきましょう。

合せるとは

「合せる」の使い方はいくつもありますが、簡単に言うと、「複数のものを1つにする、まとめる」という意味合いになります。具体的には、「手を合わせる」のように2つのものをぴったり密着させることや、「所持金を合わせる」のように、「いくつかの数を足す」という意味で使われます。また、食べ物や薬などを混ぜることも指し、この場合は「赤味噌と白味噌を合わせる」のような使い方になります。ほかにも、「口裏を合わせる」や「時刻を合わせる」のような使い方もあります。

「合せる」の「合」という字は、「容器」と「蓋」の象形から成っています。これは「容器と蓋があう」を意味しており、そこから「あう」「あわせる」を表す漢字として成り立ちました。

「併せる」との違いについては、以下で見ていきましょう。

併せるとは

「併せる」は、辞書においては「合せる」と同一の言葉とされています。しかし、実際には使われ方には違いがあります。「併せる」の主な意味合いは、「複数のものを一緒にする」もしくは「複数のことを一緒に行う」というものです。これだけだと「合せる」との違いが分かりづらいところですが、「合併」や「併合」「併行」などと置き換えると、分かりやすくなります。すなわち、「併せる」の場合は組織や国などを1つにしたり、作業や仕事を複数同時にこなすことを言うわけです。具体的には、「A班とB班を併せる」「2つの審理を併せて行う」のような使い方になります。

「併せる」の「併」という字は、「人を並べてつないだ」などの象形から成っています。そこから「人がならぶ」「あわせる」という意味の漢字として成り立ちました。