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まとめ

ネーミングの秘密!商品名、サービス名の由来100選(まとめ)

ネーミングの秘密!商品名、サービス名の由来100選(まとめ)

商品名、サービス名の由来一覧

商品、サービスのネーミングは、お客さんを集めるのに大変重要な要素のひとつです。
商品名を変えただけで売上が10倍に、なんて事例は数多くあります。
聞いてみてどうか、文字を目で見てどうか、口に出して読んでみてどうか。
そして、その商品やサービスがお客さんが求めるものを提供することを瞬時に伝えられるかどうか。
ネーミングひとつに多くの仕掛けや試行錯誤が込められています。
100の商品名、サービス名を挙げてその由来をご紹介します。
人気の商品名、サービス名に隠されたネーミングの秘密をかいま見てみましょう。
それでは、いってみましょう!

い・ろ・は・す

日本コカ・コーラ
「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指す用語である「LOHAS – lifestyles of health and sustainability」健康で持続可能性な、またこれを重視する生活様式)と、「いろは歌」の最初の「いろは」から取った商品名です。
国産の天然水であることと、お客様に対して環境への配慮が具体的な行動になる「きっかけ」になるように、と名付けられたそうです。

じゃがりこ

カルビー
「じゃが」は容易に想像が付く通り、「じゃがいも」からきています。
「りこ」は、開発担当者の友人「りかこ」さんが、この新しくできたお菓子をとても美味しそうに食べている姿から取ったのだとか。
「じゃがいも」+「りかこ」で「じゃがりこ」となった、ということです。

コアラのマーチ

ロッテ
コアラのマーチはコアラがどんどん行進してくる楽しいマーチングバンドの光景をイメージして名付けられました。
発売当初の絵柄は、12種類の楽器を持ったコアラたち。
現在は500もの絵柄で楽しませてくれます。
「まゆげコアラ」を見つけると幸せになれる、という噂ですが、これは実はまゆげではなく、ラッパを一生懸命吹く様子を表現するために目の上にシワを描いたところ、まゆげのようになってしまったんだそうです。

Qoo

日本コカ・コーラ
大人がビールを飲むと思わず「くーっ!」っと言ってしまいますね。
「Qoo」は、子供にもその「くーっ!」という味わいを感じて欲しい、ということで名付けられた商品名だそうです。

おっとっと

森永製菓
「夫とおっとっと、弟とおっとっと・・・」というテレビCMがとても印象深かったスナック菓子です。
商品名の由来は、ある日の飲み会で社員がお酒をつがれた時に「おっとっと」と口にし、その語感のインパクトと、魚を表す「とと」とかけて名付けられたそうです。

亀田の柿の種

亀田製菓
「柿ピー」という愛称でもおなじみの「柿の種」。
名前の由来は、そのままですが果物の柿の種に形が似ているからです。
ある時、餅生地を切り抜くための小判型の型を足で踏んづけてしまい、そのままあられを作ったところ、果物の柿の種に似た形のあられになったため名付けられたそうです。

ガリガリ君

赤城乳業
「ガリガリ君」の名前は、氷をかじったときの擬音からきています。
当初、商品名が「ガリガリ」で決まりかけていたところに社長が現れ、そのままでは面白くないから、と「君」を付けようと、提案したことから、「ガリガリ君」となったそうです。
ガリガリ君のキャラクターは「昭和30年代のガキ大将」をモチーフにした中学3年生、という設定だそうです。

かっぱえびせん

カルビー
「やめられない、止まらない」、かっぱえびせんの名前の由来は、昭和20年代に流行した清水崑の「かっぱ天国」という漫画から。
当時小麦粉からあられを作って販売していたカルビーが、清水氏にお願いしてかっぱのキャラクターをパッケージに描いてもらい、「かっぱあられ」シリーズとして販売し、人気を博しました。
「かっぱえびせん」は、その「かっぱあられ」シリーズの最後の商品なんだそうです。

ハッピーターン

亀田製菓
ハッピーターンを開発していた当時は、第一次オイルショックで日本が不景気だったため、
幸せ(ハッピー)が戻ってくる(ターン)ようにと願いを込めて名付けられた商品名です。
味の決め手である「ハッピーパウダー」を活かすために個包装にしたり、生地の表面をデコボコにして粉落ちを少なくするなどの工夫で、改良が絶えず行われていて、改良されるたびに売れ行きを伸ばしているそうです。

カラムーチョ

湖池屋
辛みの中に旨味がある、ヤミツキの辛さが特徴のカラムーチョ。
「カラ」は、辛い、「ムーチョ」はスペイン語で「もっと」の意味で、合わせて「辛いものをもっと」という意味合いがあるそうです。
カラムーチョといえばパッケージで「ヒー」と言っているおばあちゃん、通称「ヒーおばあちゃん」ですが、名前は「森田トミ」さん。
1877年3月3日生まれのおばあちゃん、という設定なんだそうです。

ポッキー

江崎グリコ
当初は、「テクテク歩きながら食べられる」お菓子ということで、「チョコテック」と名付けられる予定でしたが、他社に商標登録されていたため、食べるときのポッキン、ポッキン、という音から「ポッキー」と名付けられました。
元々は、同社の「プリッツ」にチョコレートを付けたものだそうですが、手に持つところだけ残してチョコをかけるというのはグリコならではの発想で、実用新案として登録されているそうです。

ビスコ

江崎グリコ
「ビスコ」の名前は、「酵母」と「ビスケット」からきています。
「酵母入りビスケット」→「コービス」→「ビスコ」となりました。
パッケージに描かれている「ビスコぼうや」は現在五代目なんだそうです。

TOPPO

ロッテ
「やっぱこれだね、ロッテのトッポ」のCMで知名度を上げた、筒状のプレッツェル生地にチョコレートを流し込んだお菓子です。
最後までチョコたっぷり、が人気の秘密。
商品名は、背が高いことを意味する「トール(tall)」と、「のっぽ」という2つの言葉を組み合わせて「トッポ」と名付けられました。

バヤリースオレンジ

アサヒ飲料
「バヤリース」は、1983年にアメリカのフランク・バヤリー氏が果汁殺菌製法を発明したことから生まれた果汁飲料です。
そのため、バヤリー氏の名前から「バヤリース」と名付けられました。
販売開始同時、人工甘味料の「チクロ」などの清涼飲料水への使用が認められていましたがバヤリースはこれらの人工甘味料を一切使っていなかったため、公園などに落ちているバヤリースの空き瓶にアリが群がった、というエピソードがあります。

森永ビヒダスBB536プレーンヨーグルト

森永乳業
生きたビフィズス菌「ビフィドバクテリウム・ロンガムBB536」を含んだ特定保健用食品である「ビヒダス」。
名前の由来もこのビフィズス菌から取られています。
この「ビフィズス菌B536」は、健康な乳児から発見されたヒト由来のビフィズス菌で、酸や酸素に弱い性質を持つことから食品への応用が難しかったのですが、森永乳業が1971年に日本で初めて乳製品に応用することに成功しました。

チャルメラ

明星食品
「チャルメラ」は、戦前から昭和40年代くらいまで、屋台のラーメン屋さんが合図として吹いていた中国の楽器「チャルメラ」を商品名としました。
今ではなかなか聞くこともできませんが、パッケージに描かれているおじさんが吹いているラッパのような楽器が、「チャルメラ」です。

日清焼そばU.F.O.

日清
実は、未確認飛行物体である「UFO」とは直接の関係はないそうで、
「うまい」の「U」、「太い」の「F」、「大きい」の「O」で、「U.F.O.」という名前がつけられました。
・・・とは言っても、パッケージには小さく「UNIDENTIFIED FLYING OBJECT」と書かれています。
特徴的な丸いパッケージも、UFO(未確認飛行物体)をイメージさせますね。

ヤクルト

ヤクルト
「ヤクルト」の名前、何語だと思いますか?
実は、国際共通語である「エスペラント語」で、「ヨーグルト」のことを「ヤフルと(jahurto)」というそうで、そこから名付けられたのが「ヤクルト」だそうです。
「この乳酸菌飲料が、いつの日か世界の人々の元へと広がって欲しい」との願いが込められています。

AQUOS(アクオス)

シャープ
「AQUOS」とは、英語の「AQUA(水)」と、「Quality(品質)」を組み合わせてできた名前です。 液晶(Liquid Crystal)の持つイメージを表現しているそうです。
「AQUOS」の第1号機は、21世紀の「わが家のテレビ」として2001年1月1日より液晶カラーテレビAQUOSを発売販売開始となりました。
第1号機はデザイナー喜多俊之氏によるインテリア性あふれる外観で、少し丸みを帯びたかわいらしいデザインが特徴でした。

エリーゼ(ELISE)

ブルボン
「少女の名前のような可愛らしさ」をイメージしたネーミングだそうです。
ブルボンのお菓子は、他にも「ルマンド」「ルーベラ」「ホワイトロリータ」「ソフスイート」「エルフィーユ」「ブランチュール」など
ヨーロッパを感じさせるおしゃれで上品なネーミングが特徴ですね。

IXY(イクシ)

キヤノン
「IXY(イクシ)」は、キヤノン初のAPSカメラとして販売されました。
APS(アドバンスドフォトシステム)カメラとは、キヤノン他複数の光学機器メーカーが共同で開発した世界標準規格の新しい写真システムのことで、撮影時の設定、日付・時間、プリントサイズ・枚数指定、コメントなどをフィルムに記録することができることが特徴です。
このAPSカメラでは新規格の専用フィルムを使用しますが、この規格名が「IX(Information Exchange)」で、そこから取って語感を良くするために「Y」を加えたのが、「IXY」の商品名の由来だそうです。

伊右衛門

サントリー
ペットボトルの緑茶でコンビニエンスストアでのシェアNo.1を誇り、『IYEMON CHA』としてサンフランシスコでも販売されている「伊右衛門」。
この「伊右衛門」は、京都の老舗茶舗である「福寿園」との共同開発された物です。
その福寿園の創業者の名前が『福井伊右衛門』だったことに由来しています。

綾鷹

日本コカ・コーラ
「選ばれたのは綾鷹でした」のCMでおなじみ、急須で入れたお茶のような濁りが特徴の「綾鷹」。
茶道が上流階級のたしなみだった江戸後期に、第十一代上林春松が一般の市民向けに販売した緑茶「綾鷹」が名前の由来です。
また、「綾」は「貴重で上質な茶葉」、「鷹」は「高貴な存在、貴重な茶葉」の意味も込められています。

アポロ

明治
「アポロ」は、ギリシャ神話の太陽の神「アポロン」が名前の由来となっています。
また、販売開始となった昭和44年(1969年)は、アポロ11号が月面着陸した年でもあることから、アポロの形状はアポロ11号の形に似せられていて、上半分のストロベリーの部分は、「地球帰還船」をイメージしているそうです。

YEBISU BEER(ヱビスビール)

サッポロビール
当初は「大黒天」から命名しようとしていましたが、すでに「大黒ビール」が存在したため、「えびす(恵比寿)」を採用したそうです。
恵比寿麦酒は、1900年代には既に世界的な評価を獲得しています。
1901年にはヱビスビールの出荷専用の貨物駅「恵比寿停留場」が作られ、その後、そのそばに作られた旅客駅が「恵比寿駅」と名付けられたことから、今の渋谷区の地名「恵比寿」は、ヱビスビールが由来となっています。

コパン

明治
「小さなパン」から、「コパン」と名付けられました。
お菓子という位置づけにも関わらず、ライ麦、全粒粉を使用し、生地自体の旨みが楽しめ、食物繊維が100g当たり約6g配合されていることが特徴です。
まさに、「小さなパン」の名前にふさわしいお菓子と言えます。

Cyber-shot(サイバーショット)

ソニー
「Cyber-shot(サイバーショット)」は、ソニー初のデジタルカメラとして販売されました。
命名は、開発者の思いつき。商品は完成間近なのに商品名が決まっておらず、ある時、宣伝担当スタッフの「サイバーショットって、どう?」の一言で決まったそうです。
現在は「サイバー(Cyber)」から「Cybernetics(サイバネティックス/人工頭脳学)」を連想させ、既存の境界領域を超えた新しいジャンルを創造する、という意味合いが付け加えられているそうですが、思いつきだとしても時代の最先端を感じさせる秀逸なネーミングです。

サランラップ

旭化成ホームプロダクツ
「サランラップ」という名称は「サラ(Sarah)」と「アン(Ann)」という人名が由来となっています。
サランラップの元となるラップフィルムは、元々食品用ではありませんでした。
戦地でジャングルを行進する兵士を水虫から守るための靴の中敷きや、銃や弾丸を湿気から守るために使用されていた包装フィルムを、商品開発のきっかけとなったラドウィックとアイアンズの2人の妻・「サラ(Sarah)」と「アン(Ann)」が、ある時ピクニックにレタスと包んで持って行ったことから食品包装用ラップとして販売することになり、2人の名前をとって「サランラップ」と名付けられました。

スーパードライ

アサヒビール
お酒の味わいを表現する時、「辛口」であることを「ドライ」と表します。
「スーパードライ」は、「辛口の味わい」であるビールであることから名付けられました。
スーパードライのキャッチフレーズは「洗練されたクリアな味、辛口」で、缶の上部には「KARAKUCHI」の記載もありますね。

DARS(ダース)

森永製菓
名前の由来は、「12個だから、ダースです」というCMもあった通り、12個だから。
しかし、「冬ダースクリーミーココア」や「アッフォガート」など期間限定のダースには、なんと9粒のものが存在します。
「ダース」なのに・・・あと3粒、食べたくなってしまいますね。

チョコパイ

ロッテ
「パイ」と言えば、一般的にアップルパイなどの小麦粉とバターなどから作った生地でサクサクした食感があるお菓子ですよね。
しかし、ロッテの「チョコパイ」は、その「パイ」とはちょっと違います。
実は、アメリカでは丸いケーキのことを「パイ」と言い、「チョコパイ」はこちらの「パイ」が名前の由来となっているのです。

どん兵衛

日清
「どん」は「うどん」、「どんぶり」の「どん」。
それに、日本人の名前に付く「兵衛」を付けた名前です。
また、関西弁で「どん」と言えば「どんくさい」(鈍い、のろま、へまな、不器用な)を意味し、スマートではないもののほのぼのとした人間的な温かみがあることから、うどんにはピッタリだということで付けられた名前だそうです。
どん兵衛といえば、関西と関東でダシの味が違うことで有名ですね。
西日本向け商品はカップ側面にW、東日本向け商品はカップ側面にEと記載があり、さらに北海道限定商品の「北のどん兵衛」には、カップ側面にHと「北海道限定」の表示があるそうです。

なっちゃん

サントリー
販売開始当初、田中麗奈さんのさわやかなCMが話題になった「なっちゃん」。
「果汁飲料をおいしく飲んだ、みんなで楽しく遊ぶ夏」をイメージしてつくられた商品だそうで、かわいくて楽しそうな雰囲気を表し、お客さんに親しんでもらえるように、と名付けられたそうです。

ミロ

ネスレ
「ミロ」の名前は、今から2600年ほど前のローマの古代オリンピックのレスリングで6回の優勝を収めた「ミロン」という力持ちの有名選手が由来となっているそうです。
「ミロ」は日本人に不足しがちなカルシウムが豊富な特定保健用食品で、ミロンにあやかって子供たちに強く育って欲しい、という願いを込めて付けられたということです。

VAIO

VAIO株式会社
VAIOは「ビデオ・オーディオを統合的に扱う」というコンセプトで「Video, Audio Integrated Operation」の頭文字から名付けられました。
また、「A」と「V」の文字はソニーのAV技術を駆使していることも象徴しています。
さらに、ロゴマークは「VA」の文字が正弦波、すなわちアナログを表し、「IO」が「1」と「0」、すなわちデジタルを表して、「アナログとデジタルの融合」を意味しているそうです。
現在はVAIOブランドはソニーからVAIO株式会社に移管されましたが、移った後もソニーの商標登録となっています。

ばかうけ

栗山米菓
「ばかうけ」の「ばか」は、新潟県の方言で「「とても」、「すごく」という意味です。
すごくヒット(うけて)して欲しいという願いをこめて付けられています。
貝の「アオヤギ」も「バカガイ」と呼ばれることがありますが、これも「非常に多く穫れる貝」が由来、という説がありますが、それと同じですね。

パピコ

グリコアイス
「パピコ」の由来は、「ぱぴぷぺぽ」。
特に深い意味はなく、「ぱ行」の発音の歯切れが良く、明るいイメージが感じられるため付けられたのだとか。
確かに、グリコのお菓子には「ポッキー」「プリッツ」「パナップ」などのヒット商品がありますが、
「ぱ行」の明るいイメージを使ったネーミングもヒットの理由なのかもしれません。

VIERA(ビエラ)

Panasonic
「VIERA」の由来は、「Vision(映像)」の「Vi」と「Era(時代)」を組み合わせた造語です。
パナソニックはかつて「T(タウ)」というブランド名でプラズマテレビや液晶テレビを販売していましたが、それらの薄型テレビは「VIERA」シリーズに変更されました。

Biore(ビオレ)

花王
Bioreの語源は、ギリシャ語の『Bios(生活)』と『Ore(満ち足りた)』の合成語で、「満ち足りた生活」を意味します。
健康な素肌を通して、前向きで充実した、幸福な生活をサポートしたいという思いが込められているそうです。

PIXUS(ピクサス)

花王
「PIXUS」にはたくさんの意味が込められています。
「画素」を意味する「pixel(ピクセル)」や「写真」を意味する「picture(ピクチャー)」、
そして「X」は「無限大」を意味し、さらに「US」は「yourstyle」に通じる、ということから命名されました。

ピノ(PINO)

森永乳業
森永乳業のロングセラーアイスクリーム「ピノ(PINO)」。
「PINO」はスペイン語で「松ぼっくり」という意味で、小さくて可愛らしい円錐台の形からイメージして付けられたそうです。
そして、「ぱ行」の愛らしい語感でお客様に親しみを持ってもらいたい、という意味もあるそうで、「ぱ行」は可愛らしさを表現するネーミングとしてはピッタリのようです。

ファブリーズ(Febreze)

P&G
「ファブリーズ(Febreze)」は、英語で「布」を表すファブリック(fabric)と「そよ風」を表すブリーズ(breeze)の合成語です。
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社が世界各国で発売している消臭剤です。
外国版ファブリーズも、日本の一部の大手ディスカウントストアで販売しているそうです。

ファンタ

日本コカ・コーラ
ファンタは、「ファンタスティック」(素晴らしい)、「ファンタジヴォル」(想像力に富んでいる)から付けられた名称です。
元はドイツ産で、主に乳清とリンゴの果肉からできた飲料で、現在のファンタの味と共通するものはありません。
その後、オレンジフレーバーのソフトドリンクを製造し、これを「ファンタ」として販売し、これが現在販売されている味のファンタです。
日本コカ・コーラが日本でファンタを販売開始したのが1958年。
意外にもコカ・コーラアメリカ本社で販売開始されたのはその2年後の1960年だそうで、ファンタの人気はアメリカより日本の方が高いそうです。

FRISK(フリスク)

ペルフェティ・ファン・メレ社
FRISK(フリスク)はオランダのペルフェティ・ファン・メレ社が世界展開するミント風味のシュガーレス清涼菓子です。
ノルウェー語で“フレッシュ”を意味する言葉「FRISK」がそのまま商品名となっており、
食べた瞬間の爽快感が伝わるようにということで名付けられました。
メントスを炭酸飲料に入れるともの凄い泡が吹き出す「メントスコーラ」「メントスガイザー」と呼ばれる現象が有名ですが、フリスクでも同じようなことが起こりますので、炭酸飲料と一緒に口入れないようにご注意を・・・

ブラックサンダー

有楽製菓
若者をターゲットにしたココアクッキーで、「ブラック」をキーワードに担当者が検討した名前が「黒い雷神」=「ブラックサンダー」ということで名付けられました。
パッケージには「若い女性に大人気」という記載もあり、確かに若者を意識した商品のようです
知るひとぞ知る、ホワイトチョコでコーティングした北海道限定の「白いブラックサンダー」もあり、こちらのキャッチフレーズは「おいしさ直滑降」です。

BRAVIA(ブラビア)

ソニー
2005年8月に、ソニーの経営不振の原因となっていたテレビ部門の挽回を期待して発表された「BRAVIA(ブラビア)」。
その名は、「Best Resolution Audio Visual Integrated Architecture」の頭文字を取ったもので、「自然の色や質感などをありのままに映し出す高画質・薄型テレビ」というコンセプトで開発され、2005年の年末商戦で成功し、シャープのシェアを圧迫するまでに売上が回復し、その後ソニーのテレビ部門を引っ張る看板ブランドとなりました。

プッチンプリン

江崎グリコ
「プッチンプリン」は、容器の底の突起を「プッチン」と折ると、逆さにしてカラメルが上になって皿の上に「プルルン」と盛りつけられるプリンですね。
名称は、開発者の最初の企画メモにあった、「プッチンしたらプルルンと出る」という言葉に由来しているそうです。

PRETZ(プリッツ)

江崎グリコ
「プリッツ」という名前は、ドイツでおつまみとして親しまれている焼き菓子の「プレッツェル」に由来しています。
これを日本の大人向けおつまみとして製品化したのが「プリッツ」です。
余談ですが、毎年11月11日は日本記念日協会から認定を受けている「ポッキー&プリッツの日」です。
ポッキーとプリッツが数字の「1」に似ていることから、平成11年(1999年)11月11日の「1」が6個並ぶおめでたい日に認定を受けたのだそうです。

ベビースターラーメン

おやつカンパニー
「ベビースターラーメン」は、初めは即席麺を製造する時にこぼれ落ちたかけらに味を付けておやつとして社員に配ったことをきっかけに誕生しました。
当初は「ベビーラーメン」という名称でしたが、子供向けスナック菓子で「スター」、つまり一番になることを願って「ベビースターラーメン」に変更され、大人気を博しました。

ぼんち揚

ぼんち株式会社
「ぼんち揚げ」の由来は、昭和38年頃、大阪出身の作家、山崎豊子が書いた小説「ぼんち」です。
小説の単行本の中で、「ぼんち」とは「根性がすわり、地に足がついたスケールの大きな《ぼんぼん》、例え放蕩を重ねても、ぴしりと帖尻の合った遊び方をする男が《ぼんち》」と説明されており、これをぼんち揚げの創業者が気に入り、自社で製造した、大阪生まれの揚げせんべいを「ぼんち揚」と名付けたのだそうです。

-196℃チューハイ

サントリー
「-196℃」は液体窒素の沸点を表しています。
従来のチューハイの製法は、お酒と果汁を混ぜるものでしたが、これでは果実が熱で痛み、鮮度が落ちやすいものでした。
そこでサントリーは、-196℃以下で凍結させた果実を粉砕してパウダー状にし、お酒に漬け込むという「瞬間フリーズ製法」を開発しました。
この新しい製法を感じてもらうために、「-196℃」を商品名に入れて「-196℃チューハイ」としたそうです。

アンデスメロン

1942年設立の株式会社サカタのタネが「作って安心」「売って安心」「買って安心」より「安心ですメロン」という商品名を付けました。
しかし、名前にセンスがないとことと、メロンには「芯(しん)」がないことから、略して「アンデスメロン」になったということです。
そのため、「アンデス」と付いていますが南アフリカのアンデス山脈やアンデス地方とはまったく関係がないそうです。

ママレモン

LION
ママレモン,は昭和40年(1965年)に販売開始となり、当時近代的な家庭とヤングミセスを象徴する「ママ」と、ソフトなイメージを与えると同時に肌を美しくする機能をも備えた「レモン」を結びつけて「ママレモン」としました。
なんとこのママレモン、野菜や果実を洗えることが、LIONのホームページでも紹介されています。
「野菜・果物を洗うときは5分以上つけたままにしない」
「流水の場合、野菜・果物は30秒以上、(食器及び調理用具は5秒以上、)ため水の場合は水をかえて2回以上すすぐ」とのこと。

ククレカレー

ハウス
「ククレカレー」の語源は「クックレス(Cookless)」から来ています。
文字通り、調理いらず、という意味ですね。
この名前をつけるのに出された候補名は1200個以上もあったそうです。
「おせちもいいけどカレーもね」は、このククレカレーのキャッチフレーズです。

のどぬ~る

小林製薬
のどの消毒薬で、綿棒で直接つけるタイプの「のどぬ~る」やロングノズルを採用したのどスプレー「のどぬ~るスプレー」、うがいをしてから飲み込んで服用する「のどぬ~るガラゴック」などのバリエーションがあります。
「トイレその後に」や「熱さまシート」などと同じく、小林製薬のストレートかつ独特で忘れられないネーミングが光ります。

WONDA

アサヒ飲料
「WONDERFULな缶コーヒー」という意味で、英語のWONDERFUL(ワンダフル)から付けられました。
販売開始当初は他社の缶コーヒーブランドに押され、業界第5位の地位に甘んじていましたが、その後「朝専用缶コーヒー」というコンセプトで「ワンダモーニングショット」が販売開始となり、しっかりしたコーヒーの味わいがしながらも、すっきり飲みやすいバランスを追求したこのコーヒーが大人気となりました。

GEORGIA

日本コカ・コーラ
「GEORGIA」は、コカコーラの本社があるアメリカ・ジョージア州にちなんで名付けられました。
元々缶コーヒーは日本独自のもので、当時アメリカのコカコーラ本社は「売れるわけがない」と猛烈に反対しましたが、それを押し切って日本コカコーラ社が販売に踏み切り、日本のコーヒービジネスを牽引する存在となりました。

BOSS

サントリー
「BOSS(ボス)」は、「働く男」の理想として名付けられた名前です。
そのため、CMには矢沢永吉や永瀬正敏、布袋寅泰など「男性がカッコいいと思う男性」を起用し、そのイメージを固めました。
また、「ボスジャン(ジャンパー)」「ボス漫(漫画)」「ボス電(電話)」などのキャンペーンはいずれも話題となりました。

FIRE

キリンビバレッジ
「FIRE」は従来の缶コーヒーが持っていた、ホッとする、リラックスする、というイメージから脱却して、「飲むと喝が入る」「自分の気持ちのエンジン」というイメージの新しい缶コーヒーを目指して作られました。
そのため、「魂に火をくれ!」というコンセプトを前面に出すために「FIRE」と名付けられたそうです。

Roots

JT
「Roots」は「起源」を意味する英語です。
「21世紀という新たな時代に向けてコーヒーの新しい起源をつくるブランドにしたい」
という熱い思いが込められたネーミングだそうです。
缶に独特の「くびれ」がついているのが特徴。
これらはウエストウェーブ缶及びタンブラー缶と呼ばれています。

オロナミンC

大塚製薬
大塚製薬が販売している、誰もが知っている栄養ドリンクの代表格です。
そして、大塚製薬といえば「オロナイン軟膏」のメーカーでもあります.
「オロナミンC」のネーミングは、大塚製薬の看板商品だった「オロナイン」と、オロナミンCにたっぷり配合した「ビタミンC」を掛け合わせたものです

オロナイン軟膏

大塚製薬
元々医療用の注射液の製造販売を行っていた大塚製薬ですが、アメリカの「オロナイトケミカル社」が開発した新しい殺菌消毒剤を軟膏にし、開発元の名称から「オロナイン軟膏」と名付け、ヒット商品となりました。
製品名は、当初の「オロナイン軟膏」から、1969(昭和44)年に「オロナインD軟膏」、
1972(昭和47)年に「オロナインH軟膏」と変わっています。
これは主剤の違いによるもので、「オロナインH軟膏」の「H」は、主剤であるクロルヘキシジングルコン酸塩液の「ヘキシジン」に由来します。

ポカリスエット

大塚製薬
世界的な人気を誇るスポーツ飲料、「ポカリスエット」。
名前の「スエット」は「汗」で、これは想像が付きますが、「ポカリ」とは・・・?
この「ポカリ」、実は「パ行」を含んだ語感軽い明るい響きを持つ言葉として付けられたもので、特に意味はないのだそうです。

カルピス

カルピス株式会社
「カルピス」の「カル」は、牛乳に含まれているカルシウムからとったもの。
「ピス」は、サンスクリット語に由来しています。
仏教では乳、酪、生酥、熟酥、醍醐を五味といい、五味の最高位を“サルピルマンダ”(醍醐)と言います。
ここから名前をつけたため、本来なら「カルピル」とするべきですが、音楽家の山田耕筰の「母音の組み合わせが開放感と堅実感があって発展性が感じられ、きっと繁盛する」と太鼓判を押したことから「カルピス」と命名したそうです。

ペプシ

ペプシコ社
1898年に誕生したペプシコーラは、米国ノースカロライナの薬剤師キャレブ・ブラッドハムが調合した消化不良の治療薬がルーツ。
当初の処方では消化酵素のペプシンが含有されていたので、1898年にペプシンに因んでペプシコーラと名前を変更した。
ペプシコーラといえば、コカコーラのライバルとも言うべきメジャーなコーラ飲料ですが、
持ち前のチャレンジ精神から「ペプシアイスキューカンバー」(きゅうり)、「ペプシしそ」、「ペプシあずき」、「ペプシソルティーウォーターメロン」(塩スイカ)など
様々なテイストのペプシコーラを開発しています。

アクエリアス

日本コカ・コーラ
アクエリアスの由来は、水瓶座を意味する「Aquarius(アクエリアス)」からきています。
ラテン語で「Aqua」は水やうるおい液体といった意味があり、水分が体に吸収されやすいアイソトニック飲料のイメージにピッタリだったようです。
「アクエリ」「アクエ」「アクア」など様々な略称で呼ばれて親しまれています。

スプライト

日本コカ・コーラ
炭酸飲料「スプライト」は英語の「Spirit(元気)」と「Sprite(妖精)」を組み合わせた造語です。
元々はドイツのコカ・コーラ社が発売した、レモンライム風味のファンタである「クリアレモンファンタ」だったのですが、1961年、アメリカ合衆国のコカ・コーラ社が、レモンライム風味の飲料「7 Up」に対抗するために「スプライト」と名付けて発売したのものが今の「スプライト」となっています。

マリービスケット

森永製菓
「マリービスケット」のマリーという名前はマリーアントワネット妃に由来し、ビスケットのまわりのデザインは家紋を表現しているといわれ、世界中で親しまれているビスケットで世界各地に「マリービスケット」が存在するそうです。
日本では1923年から森永製菓が販売していたのですが、80年近く経った2002年にようやく商標登録が認められたそうです。

ウイダーinゼリー

森永製菓
「ウィダー」は、「ジョー・ウィダー」という有名なボディビルダーの名前が由来となっています。
アメリカでは「ウィダー・カップ」というボディビルの大会まであるほど。
元はボディビルダーだったアーノルド・シュワルツェネッガーも、ウィダーの主催する大会「オリンピア」の出身者なんだそうです。
「健康事業」のノウハウを持たなかった森永製菓は、ウイダー社との業務提携を発表し、「プロテインパウダー」を皮切りに「ウイダーブランド」商品が発売され、スポーツの前後や最中でも手軽に摂取できる「ウイダーinゼリー」が大ヒットとなりました。

エンゼルパイ

森永製菓
アメリカではマシュマロは「エンゼルフード」と呼ばれており、マシュマロを挟んだチョコレートパイを「エンゼルパイ」と名付けました。
森永製菓のコーポレートマークも「エンゼル」ですが、これは森永製菓がわずか2坪の工場で最初に作ったお菓子が「エンゼルフード」、すなわちマシュマロだったことに由来するそうです。

ハイチュウ

森永製菓
ハイチュウは、「森永チューレット」というお菓子が元となっています。
これは、子供が飲み込んでも大丈夫なチューインガムがあったら、という消費者の声が製品化されたもの。
その後、品質改善と商品の活性化を目標に「チューレット」のハイグレード化が進められ、「ハイチュウ」という名前に変更して大ヒット商品となりました。

カール

明治製菓
「カール」という商品名は、昭和30年代に流行した玩具「カール人形」と、丸まった独特な形状から、「curl(巻く)」に由来します。
開発時に偶然ノズルから出た生地が丸まって下に落ちた形がユニークだったことから、この形がそのまま採用されたということです。
カールのイメージキャラクターは、販売当初、紫色の麦わら帽子をかぶった「坊や」でしたが、1982年のかるーいしお味でパッケージに初登場して以降、「カールおじさん」がイメージキャラクターとなっています。

ブルガリアヨーグルト

明治乳業
「ブルガリアヨーグルト」は、1970年開催の大阪万博のブルガリア館で本場ブルガリアのヨーグルトが出されたのを、明治乳業幹部が試食し感銘を受けたことに始まります。
明治乳業では乳酸菌株をブルガリアから輸入して使用していますが、ブルガリア国外へ輸出するには政府の許可が必要で、徹底的な品質管理が行われています。
明治乳業は国名を商品名に使用する事もブルガリア政府から正式に許可を受けているそうです。

銀座カリー

株式会社明治
「銀座カリー」は、昭和5年に発売された「キンケイ・ギンザカレー」の復刻版です。
ドミグラスソースをベースにした英国風カリーで、昭和初期の銀座の洋食の味わいを表現しています。
ハヤシライスバージョンの「銀座ハヤシ」もあります。

SAVAS(ザバス)

株式会社明治
ザバスとは“Source of Athletic Vitality and Adventurous Spirit”の頭文字をとったものです。
すべてのアスリートの「競技に挑む力とあふれ出る冒険心の源」であり続けたいという意味がこめられているそうです。
個性的なロゴデザインは、1980年の販売開始から変わっていません。

チェルシー

株式会社明治
「チェルシー」はロンドン市南西部にある地区の名前です。
スコットランド地方のスカッチキャンディを基に作られたため、ロンドンの高級住宅街である「チェルシー」を名前に採用しました。
「チェルシー」の意味は、古英語で「チョークが採れる土地」なんだとか。

シーチキン

はごろもフーズ
良質なタンパク質が摂れることから、欧米で「海の鶏肉」と呼ばれる「ビンナガマグロ」で、これを油漬け加工したものは「ホワイトミートツナ」と呼ばれます。
「シーチキン」は、はごろもフーズがこの「ホワイトミートツナ」に付けた登録商標名です。
「海の鶏肉」から、そのまま「シーチキン」というわけですね。
今や一般的な名称になって親しまれている「シーチキン」ですが、はごろもフーズ以外のものは「ツナ」と呼びますので気を付けましょう。

スジャータ

めいらくグループ
スジャータは「褐色の恋人」がキャッチフレーズの、コーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)のブランド名です。
「スジャータ」とは、長期間の修行に疲れて休息していたお釈迦様に乳粥を差し上げたというインドの娘さんの名前からつけられたそうです。

DAKARA

サントリー
身体の為に飲む「理由(だから)」がある、という意味でつけられた名前です。
当初は、既存のスポーツドリンクへの対抗商品として「もうひと頑張りできる働く男のスポーツドリンク」という製品コンセプトが設定されましたが、製品化に当たり詳細に調べていくうちにスポーツドリンクが飲まれるのはスポーツ後ではなく、むしろ二日酔いの後や仕事の合間が多いこと、食生活の乱れが顕著であることなどからコンセプトが再設定され、脂肪分、糖分、塩分といった「余分なものを排出させる」ことをセールスポイントした製品となりました。
発売当初はその商品コンセプトを象徴するものとして小便小僧の登場するCMが流され、人気を博しました。

聞茶

キリンビバレッジ株式会社
ジャスミンティーのような中国風のお茶です。
ラベルデザインには小花をちりばめたようなデザインが採用されており、高級感、中国風のイメージが伝わるパッケージとなっています。
発売当初のコンセプトが「うまみを聞き、香りを聞く」であることと、中国茶藝(茶道)における「聞く」楽しみ(利き酒のように味、香り等から茶銘を判断する楽しみ方)から「聞茶」と名付けられました。

ゴキブリホイホイ

アース製薬
「ゴキブリがほいほい取れる」ということから付けられた商品名で、その名から商品のコンセプトがすぐに分かりますね。
ゴキブリホイホイのメーカーであるアース製薬の親会社、大塚製薬の創業者の大塚正士氏が自らネーミングを考え、「このネーミングにすれば売れるはずの商品だから」と直接指導してこの名になったそうです。
商品の機能と名前がかみ合って大人気となった良い例かもしれません。

うまかっちゃん

ハウス食品
九州発の袋豚骨ラーメン「うまかっちゃん」。
「うまかっちゃん」は九州で「美味しい」という意味の「うまか」に可愛らしさを加えるために「ちゃん」をつけたものです。
ハウス食品の営業・開発担当者が九州内のラーメン店を食べ歩いたり、九州の主婦にスープの試食を行ったりして誕生した、こだわりの豚骨ラーメンで、開発チームは全員九州出身者だったということです。
パッケージは博多祇園山笠をイメージしたデザイン、CMキャラクターも九州ゆかりの有名人を採用するなど、こだわりの「九州の味ラーメン」です。

Wikipedia

「Wikipedia」は、Webブラウザを利用してWebページの追加・編集ができる「Wiki」のシステムを使用して誰でも編集が可能なオンライン百科事典です。
そのため、名称は「Wiki」と「百科事典」を意味する「Encyclopedia(エンサイクロペディア)」を合成したものとなっています。
この「Wikipedia」が一般的に非常に有名になったため、「Wiki」イコール「Wikipedia」だと勘違いされがちですが、違うものを意味しますのでご注意を。
ちなみに「Wiki」はハワイ語の「Wikiwiki(速い)」から名付けられ、ページの更新が速いという意味が込められています。

mixi

人と人が交流するという意味をこめ、『mix』=交流する、と『i』=人、を組み合わせ名付けられたそうです。
2004にSNS「mixi」がスタートし2006年に有限会社イー・マーキュリーから株式会社ミクシィへ社名を変更しています。

GROUPON(グルーポン)

「GROUPON(グルーポン)」は、「グループ(Group)」と「クーポン(Coupon)」を掛け合わせた合成語です。
共同購入でクーポンの割引率が上がる、というクーポンサービスです。
GROUPONはアメリカに本社がある会社で、共同購入クーポンは2008年10月にシカゴのピザ半額キャンペーンから始まった、と言われています。

Skype

Skypeはpeer to peer技術を利用してインターネット上で通話できるサービスです。
「peer to peer」とは、ネットワークで繋がった2台のパソコンが1対1でデータをやり取りする通信方式で、「P2P」という書き方もよく見られます。
そのため、名前の由来は「Sky peer to peer」からきています。
元々は「Skyper」にしようとしていましたが、「skyper」というドメインがすでに使用されていたため、「r」をカットして「Skype」としたそうです。

pixiv

pixivはイラストの投稿・閲覧ができるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。
名前の由来は、「画素」を意味する「pixel(ピクセル)」から来ています。
「pixel」→「pixiv」になったのは言葉の響きが良かったからだそうです。

twitter

鳥のさえずりを意味する「tweet」と、携帯電話が鳴る、震えるなどを意味する「twitch」を合わせたのが由来です。
開発者がサービス名を考えるに当たりツイートすると携帯電話が鳴ったり、震動したり、画面が光ったりすることを表現する言葉を探し、「twitch」という言葉が候補としてあったそうで、辞書で「twitch」を辞書で引いてみたところその下に「tweet」を見つけ、「Twitter」というサービス名が誕生したのだとか。
日本は世界最高秒間ツイート記録を持っており、日本人は本国の社員から「どうして日本人はこんなに使うのか?」と言わしめるほどTwitterが大好きな国民であることで有名だそうです。

ニコニコ動画

株式会社ドワンゴが運営する投稿動画配信サービスニコニコ動画。
由来はニコニコ動画の立ち上げ企画会議中に「カッコいい言葉ではなく、肩のチカラが抜けた名前にしよう。たとえばニコニコ動画とか」と社員が発言しその場で即決されたそうです。
現在は「niconico」にサービス名称が変更されています。

YouTube

Google社が買収したYouTubeはチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムによって「YouTubeLive」の名で設立されました。
「You」はあなた、「Tube」はブラウン管を意味し「あなたが参加できるテレビ」つまり「あなたテレビ局」と言う意味から名付けられたそうです。

Facebook

「Facebook」の名称は、創業者であるマーク・ザッカーバーグが作成した「フェイスマッシュ」というWEBサービスから名前の由来がきています。
「フェイスマッシュ」とはザッカーバーグが通っていたハーバード大学の女子学生を任意に2人選びどちらが可愛いかを投票させ、ランキングするWEBサービスのことです。
女性学生の顔写真を大学のサーバーからハッキングしたことにより、ザッカーバーグは保護観察処分となりましたが、その後そのサービスはFacebookとなり、世界中で利用されることになった、ということだそうです。

GREE

「GREE」の由来は「Six Degrees of Separation(六次の隔たり)」という社会学の理論から来ています。
「六次の隔たり」は6人の知り合いを介せば、世界中の人とつながることができるという理論です。
「知り合いの知り合いは、知り合い」・・・出会いに物理的な障壁がないグローバルなインターネット、SNS社会を象徴するようなネーミングですね。

Bing

中国語の「有求必応(=求めれば必ずかなう)」の必応(Bing)が語源だそうです。
この「必応」の読みが「Bing」となるそうで、Bingは当初から世界展開を視野に入れており、あらゆる国で受け入れられる言葉でなければならないということで、幸いマーケティング上からも問題なく使える名称であり、そのままサービス名称となったそうです。

Flickr

「Flickr」はWeb上で写真が共有できるサービスです。
名称の由来は、「光の明滅」や「画面のちらつき」を意味を持つ「flicker」から。
しかし、「flicker」というドメインが既に取得されていたため、「e」を外して「Flickr」としたそうです。
FlickrはNASA、Internet Archiveと共同で、宇宙資料コレクションをデジタル化するなどの活動を行っています。

2ちゃんねる

2ちゃんねるが出来る前に「あめぞう」と言うサービスがありましたが、様々な理由からサービスが停止されてしまいました。
その変わりとして生まれたのが2ちゃんねる。
つまりあめぞうを1ちゃんねるとして次のサイトなので2ちゃんねるとなったと名付けたのが由来だそうです。

じゃらん

「じゃらん」は海外旅行情報誌「エイビーロード」(2006年休刊)の国内旅行部分を分離して1990年に創刊された旅行専門雑誌です。
「じゃらん」の由来は意味するインドネシア語の「jalan」で、「道」「プロセス」を意味します。
「jalan-jalan」で「散歩する」「ブラブラ出かける」「旅行する」の意味になるそうです。
「jalan」は、つづりが「Japan」に似ていますが、「Japan」の真ん中に「Leisure (レジャー)」の「L」がある、という意味もあるそうです。

ぐるなび

「ぐるなび」は飲食店の情報を集めたポータルサイトです。
名前の由来は、「グルメ(食通)」と、案内をしてくれる人や物を指す「ナビゲーター」を組み合わせた
「GOURMET NAVIGATOR(グルメナビゲーター)」という造語からです。

Gyao!

GyaO!(ギャオ!)はYahoo!JAPANが運営している約6万本の著作権処理された合法コンテンツが見られる無料映像配信サービスです。
サービス名は、アイスランド語で「大地の裂け目」を意味する「gyao(ギャオ)」から付けられています。
アイスランドでは海洋プレートの生成が見られますが、ギャオが広がり、マグマが噴出して大地が作られて行く様子から、世の中を変えて行く新しいサービスを提供したい、という思いが込められているそうです。

Instagram

「Instagram」は写真投稿、画像共有をメインとしたSNSです。
2010年10月6日にiOS版がAppStoreで公開され、わずか6日間で10万人のユーザーを獲得し、爆発的にユーザーを増やしました。
サービス名の由来は、「即席、その場ですぐに」を意味する「Instant」と、「電報」を意味する「Telegram」を掛け合わせた造語です。
撮った写真をその場ですぐ、手軽にアップロードできるサービスであることから名付けられました。

Evernote

「Evernote」は、オンラインでメモを保存し、パソコンやスマートフォンなど様々な端末からアクセスして閲覧・編集できるWebサービスです。
名称は、「永久」を意味する「Ever」に「note」を足して付けられました。
ロゴマークは「象」ですが、西洋では「Elephantsneverforget(象は決して忘れない)」ということわざがあるほど、象はとても記憶力のいい動物とされていて、「永遠に記憶する」という意味を持たせて象をロゴマークにしているのだそうです。

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