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就職・転職

就職活動や転職活動の書類選考や面接で不採用となる原因50選

就職活動や転職活動中に書類選考や面接で不採用となる原因

履歴書などを送っても書類選考で不採用になってしまったり、いつも面接で手応えがあるにも関わらず、不採用通知が届いてしまい悩んでいる方も少なくないと思います。

人事担当者に不採用になった理由を聞いても答えてくれる可能性は非常に低いですし、企業イメージなどを考え本当の理由を教えてくれないケースも多々あります。
そのため、就職活動や転職活動では不採用となる理由を自分で見つけていく必要があります。

ここでは、履歴書や面接などで不採用となる原因を中心に、その他の理由で落ちてしまう原因についていくつかご紹介していきます。

履歴書などの書類選考で不採用となる原因

最初の関門である書類選考。この関門を突破できなければその後に続く面接に進むことができません。
就職活動であれば履歴書、転職活動においてはさらに職務経歴書がプラスされて選考されます。

履歴書や職務経歴書に誤字脱字が多い

履歴書や職務経歴書に誤字脱字が多い

  • 就職
  • 転職

履歴書はもちろん、転職の場合には職務経歴書も書類選考の判断材料となります。そういった履歴書や職務経歴書に誤字脱字が多いのも不採用の原因となってしまいかねません。

日本の新卒者における就職活動に多い手書きの際も注意が必要ですが、転職活動の場合にはパソコンで入力する方も多く見られ、パソコンで入力する際には変換ミスによる誤字脱字が発生しやすくなりますので注意が必要です。

人事担当者などによって基準は異なりますが、あまりにも多いようだと「注意力が足らない」「仕事でも同様のミスを犯す可能性がある」などと思われてします可能性があります。

書類選考が通らない、または書類選考で落とされるケースが多いと言った方は一度履歴書や職務経歴書を見直してみることも大切です。

履歴書などの字が汚い

履歴書などの字が汚い

  • 就職
  • 転職

手書きで履歴書や職務経歴書を書く際は字が汚いのも書類選考が通らない原因となりかねません。字が汚いこと自体が不採用の理由となることは稀ですが、丁寧に書いていないと思われ入社への思いや志望度合いなどが低いと担当者によっては感じ取ってしまう可能性があることは否定できません。

キレイな字を書くのは非常に難しいですが、何百枚、何千枚と言った書類を見てきた人事担当者からすれば丁寧に書いてあるか、そうでないかの判断はできるはずです。

たしかに同じ内容を何度も記載するのは大変ですが、できるだけ丁寧に記載することを心がけましょう。「キレイに書けない」「キレイに書いたつもりでも乱雑な印象を与えてしまう」などどうやってもマイナス評価に繋がってしまう場合には無理に手書きにこだわらないのも1つの方法です。

スキル不足・経験不足

スキル不足・経験不足

  • 転職

「部下を束ねられるマネージャーが欲しいのにマネジメント経験がない」「営業の即戦力が欲しいのに営業アシスタントの経験しかない」など求めているスキルや経験が足らないことが原因で不採用となってしまうケースがあります。

また、本来はスキルや経験が採用基準に達しているにも関わらずアピールしきれずに不足していると判断されてしまっている方もいます。

特に求人に「即戦力募集」と書かれている場合や「経験者優遇」などが目立つように書かれている求人の場合には一定のスキルを持った方を募集していることが多くみられますので、そういった企業に応募する際には注意が必要です。

オーバースペック

オーバースペック

  • 転職

上記とは反対にスキルが高すぎるなどオーバースペックが理由で不採用となってしまう場合もあります。

「スキルが高すぎて今の若い上司では扱えきれない」「配属を予定している部署の他の社員との差がありすぎる」などスキルが高すぎてしまうことが原因となる場合もあります。

オーバースペックが原因で落とされた場合には他の理由で不採用となるよりも気持ちが楽かもしれませんが、第一希望している企業からも不採用とされてしまう可能性が出てきてしまいます。

上記同様に「企業がどういった人材を求めているのか」「どういった仕事をしてもらいと思っているのか」などをしっかりと見極め適したPRを行っていく必要があります。

転職回数が多い

転職回数が多い

  • 転職

企業は人材を採用するのに多額の投資を行っています。また、入社後にかかる研修費用やオフィス用品の購入費用なども視野に入れて考えると1人の採用に対して100万円以上の費用がかかることもあります。
しかし、入社しすぐに辞められてしまうようではそれらの費用が無駄になるばかりか、別の方を採用するために再度多額の費用がかかることになってしまいます。

そのため、転職回数が多い経験者は「入社しても長く続かない」「当社もすぐに辞めてしまうかも」などと言った理由から不採用にする人事担当者は少なくありません。

すでに多くの企業を転職してしまった経験は消せませんが、「なぜ辞めたのか」など人事担当者を納得させられるだけの理由を用意しておく必要があります。
また、理由を聞いてもらえる面接前の書類選考で転職回数が多いことが原因で落とされると感じるようであれば、職務経歴書などに相手の納得できる転職理由をしっかりと記載するのも一つの対策方法となります。

すぐに退社している

すぐに退社している

  • 転職

入社後、すぐに退社している経験があるのも不採用になってしまう原因になります。
理由は上記と同じで、すぐに辞められてしまう懸念がどうしても拭えません。特に前職、前々職など直近の会社を1年以内に辞めてしまっている場合には書類選考などで落とされてしまうケースも多くなってきてしまいます。

正社員経験がない

正社員経験がない

  • 就職
  • 転職

正社員とアルバイトでは任せられる仕事内容に大きな違いが出てくる場合があります。また、同じ仕事内容でも責任が異なり、正社員経験が少ないことも原因となる場合があります。

また、新卒の場合でもアルバイトなどの社会経験がない方をよく評価しない人事担当者も存在しています。

これまでの対策と同様にない経験はどうしもありませんので、非正規でも「どういった仕事を任されていたのか」「どう仕事に取り組んでいたか」などをPRし、ない経験をいかにカバーするかが不採用を減らす対策となります。

ブランクが長い

ブランクが長い

  • 転職

ブランクが長いことを嫌う人事担当者も多く存在しています。そのため専業主婦や介護と言った正当な理由で仕事から離れていたとしても長い期間仕事についていないことが原因で落とされてしまう場合もあります。
特に「ブランクによって仕事がスムーズに行えるか不安」などが多い理由とされています。

ブランクがあることも隠しようのない事実ですので、「ブランクを埋めてくれる意気込み」を感じさせたり「ブランク以外のスキル」で評価を上げる内容を履歴書などに記載しておくことで落とされる回数を減らすことができるはずです。

学歴が足りていない

学歴が足りていない

  • 就職
  • 転職

担当者の個人的な基準はもちろん、会社の審査基準によっては一定の学歴に達していないことが不採用の原因となっている場合があります。
会社によって基準は異なりますが、「大卒」「専門卒」などの最終学歴はもちろん、「○○大学○○学部」など偏差値が基準となる場合もあります。

求人サイトなどの募集条件として「大卒以上」などと記載されているかを確認するだけでなく、すでに入社している方の最終学歴などが記載されている場合などはそういった情報を事前にしっかりと調べておくことで無駄に落ち込むことも少なくなるはずです。

年齢による不採用

年齢による不採用

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  • 転職

2007年(平成19年)の改正雇用対策法により会社が社員を募集する際、および採用する際に年齢による制限を設けることが原則として禁止されました。そのため一部の例外を除き年齢による選考を行えなくなっています。

しかし、書類選考などの場合、その事実が分かりにくいことから年齢を1つの選考の基準としている企業は存在しています。
特に長期的に働ける方を募集したいと思っておる企業ほどその傾向が強くあります。

上記のような人材を募集してる企業への応募を避けるなども対策方法の1つですが、履歴書などに年齢以外の判断基準でひっかかるような内容を記載することでも年齢による不採用を避けることが可能となるはずです。

前職の肩書・役職が高すぎる

前職の肩書・役職が高すぎる

  • 転職

前職の役職などの肩書が高すぎることで不採用となってしまう場合もあります。
特に取締役など役職についているために同様またはそれ以上の役職を用意できないことから一方的に不採用となってしまうこともあります。

役職などの肩書にこだわらなければ、「役職にこだわりはありません」などとしっかりと伝えておくことで勘違いなどによる不採用の原因を取り除くことが可能となります。

履歴書にシワや折れがある

履歴書にシワや折れがある

  • 就職
  • 転職

履歴書にシワや折れがあるのも不採用となってしまう可能性があります。
「少しぐらいの折れがあっても問題ないだろう」と考える人もいるかもしれませんが、反対に「履歴書に折れやシワがあるのはありえない」と考える人事担当者も存在します。
また、選考するのは人事担当者だけでなく、その上の人事部長や役員、社長などの中に1人でもそういった考えを持った方がいるだけで不採用となってしまいます。

そのため、取得資格や学歴などが書類選考の基準を満たしているにもかかわらず書類選考が通らないことも出てきます。

「折れてしまった」「汚れてしまった」履歴書はできるだけ使わないようにすることはもちろん、郵送をする際は折れないようにクリアファイルに入れて送るなど対策をすることも必要です。

いい加減に撮影された写真

いい加減に撮影された写真

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「人は見た目が9割」言われる本がベストセラーになったように、本人が意識しているかどうかに関係なく見た目で人を判断しています。そのため履歴書に添付されている写真が原因で不採用となる場合もあります。

場合よっては履歴書にどんなに素晴らしいPRが書いてあっても写真によって信憑性が薄れてしまうことさえあります。

また、多数送られてきた書類の中でいい加減に撮影された写真を添付した方とそうでない方を比べられてしまえば、圧倒的に後者の方が有利になってしまいます。

面接で不採用となる原因

履歴書や職務経歴書と言った書類での選考が無事に通ったら次は面接となります。就職活動や転職活動を行っている方の中には書類選考は通るのに面接でいつも落とされてしまうと言った方は下記の内容が原因となっているかもしれません。

面接の練習不足

面接の練習不足

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就職や転職と言った活動に限らずどんなことでも本番で成功するには練習が必要です。

練習が足りないことで、上手く話せないだけでなく、想定していなかった質問に回答できなかったり、緊張しすぎてしまうことなどが原因で失敗をしてしまう可能性があります。

書類選考でも記載しましたが、何百、何千と面接してきた人事担当者からしてみれば、練習している方とそうでない方を見分けることは非常に簡単ですし、失敗自体に寛容であっても練習していないという事自体がマイナス評価の原因となってしまう場合があります。

言葉遣いができていない

言葉遣いができていない

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言葉遣いは社会人の基本中の基本です。言葉遣いのできていない社員を営業として出せば会社の恥となってしまいますし、事務員などの内勤であっても言葉遣いが原因で社内でトラブルを起こす可能性が出てきてしまいます。

転職者はもちろんできて当たり前ですが、社会人に初めてなる新卒の就活生であってもしっかりとした言葉遣いのできる方とそうでない方であれば、どの企業も前者を採用するはずです。

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身だしなみが悪い

身だしなみが悪い

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履歴書の写真に関して「人は見た目が9割」と言った話をさせていただきましたが、身だしなみによる見た目も重要です。

上記でも触れたように、身だしなみができていない社員を営業として出せば本人だけでなく、会社や同じ職場で働く他の社員も恥ずかしい思いをしかねません。また、販売職にも関わらず派手なネイルをしていれば、ブランドイメージを損なう可能性が出てきますし、事務員でも社内風紀を乱す可能性が出てきます。

ワイシャのシワや襟元のよれ、スーツのほつれ、靴の汚れなど細かな部分ですが、面接の時ほど社会人として恥ずかしくない身だしなみに注意が必要です。

社風に合わない

社風に合わない

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日本には約400万社以上の会社が存在しています。そしてその一社一社すべてに異なった社風が存在していると言っても過言ではありません。もちろん全ての会社が求職者を募集している訳ではありませんが、社風に合わないと言った理由で不採用となるケースも存在しているのは事実です。

例えば個人よりチームでの業務を大切にしている会社もあれば、全員がライバルで個人成果を競い合う社風の会社もあります。

もちろん、無理に社風に合ったPRをすることで内定をもらうことが必ずしも良い結果に繋がるとは限りませんが、事前にしっかりと会社の社風を読み取り、それに合わせたPRをすることで不採用となってしまう原因を取り除くことは可能となります。

やる気や熱意を感じられない

やる気や熱意を感じられない

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やる気や熱意のある方とそうでない方であればある方を採用する企業がほとんどです。特に同じスキルや経験を持った求職者の2人で迷った場合などにはやる気の感じられる方を採用する場合などもあります。

そのためPRや志望動機を上手く話せると同時にやる気や熱意があることをしっかりと伝えることも面接では大切です。
また、やる気や熱意は話す時だけでなく話の聞き方や姿勢にも表れます。仮にうまく熱意を持って話せても人事担当者からの回答や質問などに聞く姿勢ができていないことが原因で伝わったはずの熱意が半減してしまうことさえあります。

前職の批判

前職の批判

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転職者に限った話ではなく、新卒者でも自己PRをする際にアルバイト先やインターン先の批判、さらにはサークルや学校などの批判は不採用と原因となります。

例えその批判が正当な物であったとしても人事担当者はその真偽を確かめる方法がありません。また、例え関係のない会社やアルバイト先の批判であったとしても批判を聞いて気持ちの良い思いをする方は少なくなります。
さらに、退職後に、自社の批判をされる事を考えれば不採用となる理由を作ってしまうことになります。

「社風が合わなかった」「前職の人間関係に疲れた」など転職者に多い前職の批判はもちろん、「アルバイト先の社員が使えなかった」「サークルの仲間がやる気がなかった」など新卒者が自己PRをする際に多い批判もしないように注意しましょう。

志望動機と自己PRに一貫性がなく矛盾している

志望動機と自己PRに一貫性がなく矛盾している

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就活生だけでなく、転職者にも一定数いるのが志望動機と自己PRに一貫性がない方です。

例えば志望動機で「御社の高い専門性に興味を持ちました」と言いながらも、自己PRで「幅広い職種を経験したい」や「様々なことにチャレンジしたい」などと志望動機や自己PRで矛盾する発言は不採用の原因となります。

また、そういった発言をしてしまう方の多くが無意識の内に発言してしまっている場合があります。不採用となってしまう理由を作らないためにも自分が話す内容に一貫性があるかどうか、面接を行う前に必ずチェックするようにしましょう。

履歴書に書いてあることと発言に矛盾点がある

履歴書に書いてあることと発言に矛盾点がある

  • 就職
  • 転職

上記に続き履歴書などに記載する内容に矛盾が生じないように気をつけましょう。
また履歴書に書かれていることと発言する内容に矛盾が発生しないように注意が必要です。

面接中に人事担当者も気づかなくても手元に残る履歴書を見直した場合に矛盾が発覚してしまう場合があります。

志望動機と自己PRがありきたり

志望動機と自己PRがありきたり

  • 就職
  • 転職

ありきたりな志望動機や自己PRを行うのも不採用の理由となります。特に就職活動生に多く見られと言われています。
人事担当者をやっていると様々な就活生と面接を行いますが「私はアルバイト先でバイトリーダーを任され・・・」「アルバイト先で店長から信頼を得て・・・」「アルバイト先で○○を任せられ・・・」と同じような自己PRを朝から晩まで、時には翌日にも求職者から聞かされる場合があります。

そうなってしまえば、ありきたりな志望動機や自己PRを行う就活生が同じに感じ取れてしまい不採用となってしまう可能性があります。

面接にそぐわない質問

面接にそぐわない質問

  • 就職
  • 転職

面接は面接官からの質問だけでなく、求職者からも質問をする機会が多くあります。
しかし何でも質問すれば言い訳ではありません。意味の分からない質問をすることはもちろん不採用の原因となりますが、「残業はありますか?」「有給休暇の取得率はどのくらいですか」「更衣室はありますか?」など選考される場である面接時にそぐわない質問をしてしまうことが不採用の理由になる場合もあります。

本人にとってはそういった点が企業選びを行ううえで重要なポイントなのかもしれませんが、就職が決まる前からそういった質問をしてしまえば受かるものも受からなくなってしまいます。

質問に対する回答のズレ

質問に対する回答のズレ

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面接で合格しなければ内定を得ることはできません。そのため多数の求職者の中から自分を選んでもらうために様々なPRをする必要がありますが、PRをしようとするばかりに質問された内容に合っていない回答をしてしまうのもNGです。

質問の意図を汲み取りPRにつなげることも大切ですが、回答が質問に対してズレないよう注意が必要です。

会社理解が足りていない

会社理解が足りていない

  • 就職
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応募する会社への理解が足りていないのも不採用の原因となります。

「社風に合わない」でも記載したように会社の理解が足りていないために会社の社風に合わない志望動機を述べてしまったり、求めている人材像と異なっていると感じさせてしまうような自己PRをしてしまう原因となります。

求人サイトや採用ページなどだけで全てを理解できる訳ではありませんが、そういった会社ごとに違った社風や求める人材像を理解することも不採用の理由をつくらないうえで大切なことです。

コミュニケーション能力不足

コミュニケーション能力不足

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コミュニケーション能力はどんな職種に応募する際も必ずあると言っていいほどの選考基準となります。そのためコミュニケーション能力不足と思われてしまえば不採用となってしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

営業職や販売職に応募する際はもちろん、事務職や研究職、プログラマーといった外部の人間と接する機会が少ない職種で合っても社内の人間とコミュニケーションをとることはおおいにあります。

特に転職理由の上位に人間関係が上げられ、コミュニケーション能力不足は人間関係のもつれが発生する原因ともなるため、コミュニケーション能力不足と言った印象を持たれてしまえば不採用となってしまいかねません。

協調性を感じられない

協調性を感じられない

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  • 転職

日本の素晴らしさの1つとして協調性の高さを海外から褒められることがありますが、「同じ考えを持って当たり前」「空気を読んであり前」と言ったことを協調性が高すぎると理由から批判されることもあります。

実際に協調性の有無によって社員同士がトラブルとなるケースもあり、協調性がない、または低いと判断されてしまえば不採用の理由となってしまう可能性があります。

ただし「協調性があります」と率直に言っても担当者が素直に受け取ってくれるとはかぎりません。転職者であれば前職の経験、就活生であれば、アルバイトやサークル、インターン先などで実際に合ったできごとを元に協調性をアピールすることが大切です。

また「成果を上げて出世したい」「これまで個人売上はトップでした」なども立派なPRですが、終始そういった発言をしてしまうと自然と協調性のない方と言った印象を持たれてしまう原因となりますので注意が必要です。

主体性の欠如

主体性の欠如

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  • 転職

上記とは反対に主体性の欠如も面接で落とされてしまう理由になります。
「任された仕事は確実にこなします」「教えられたことはしっかりと覚える自信があります」といった能力は仕事をする上で必要な能力ですし、面接でもプラスに捉えられるはずです。

しかし、終始そういった主体性がないような発言を繰り返してしまうと「主体的に発言ができない」「自主的に仕事にと組めない」人材であると判断されてしまいかねません。
協調性などを伝えることも大切ですが、時には主体性があることもPRしておく必要があります。

転職理由がネガティブ過ぎる

転職理由がネガティブ過ぎる

  • 就職
  • 転職

転職活動となるとほぼ100%と言っていいほど前職を退社した理由を聞かれると思います。
しかし「給与が上がらなかった」「残業が多かった」と言ったようなネガティブ過ぎると言える理由は不採用の原因となりかねません。

もちろん「最低賃金を割っていた」や「月に100時間の残業が1年以上続いた」など誰が考えても勤務し続けることが困難な場合は問題ありませんが、個人的な感覚で最初に上げたような発言を述べてしまうのは注意が必要です。
「本音と建前」と言った文化があるように本音である本当の退職理由を述べず、「スキルアップ」や「新たなことへの挑戦」などと言った手前的な退職理由も時には必要な場合もあります。

退職理由が不透明

退職理由が不透明

  • 転職

上記に続き退職理由が不透明な場合も落とされてしまう原因となります。

面接時に前職を退職した理由を述べる義務はありませんが、「一身上の都合により」ではなぜ退職したか分かりませんし、次に控えている人事部長などに自信を持って勧めることができなくなってしまいます。

上記でも記載したようにネガティブな本当の退職理由を述べる必要はありませんが、相手が納得できる退職理由を用意しておくことも必要です。

話が長い

話が長い

  • 就職
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面接で不採用になる原因の最初で紹介したように面接を突破するために練習が必要です。しかし練習し過ぎるあまり話が長くなってしまうのも落とされてしまう原因となります。

学生時代に校長先生の話が長くうんざりした経験をお持ちの方もいると思いますが、長い話を一方的に話された際に気分の良い思いをする相手はまずいません。
ましてや面接と言った場で長い話をしてしまうことでどんなPRであってもプラスに働かなくなってしまう可能性があります。

会話の基本は双方向に受け答えをするのが基本です。また、相手に物事を伝える場合には完結に伝える必要があります。

就活や転職と言った面接の場でも一方的に話が長くならないように注意しましょう。

話にメリハリがない

話にメリハリがない

  • 就職
  • 転職

特に就活生に多いのがそれまで普通にできていた受け答えができていたにも関わらず、「志望動機を教えてください」や「自己PRをお願いします」と言った瞬間に何かスイッチが入ったかのように用意してきた志望動機や自己PRを淡々と述べてしまう方が多くみられます。

もちろん就活生に限った話ではありませんが、相手に伝わるようにするためには話にメリハリを持たせたり、時には質問しながら話をする事が重要となります。

ポテンシャル(潜在能力)を感じない

ポテンシャル(潜在能力)を感じない

  • 就職
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単に業務をこなせる人材を募集している求人であればすでに持っているスキルや経験だけでも採用される可能性がありますが、多くの企業では業務を行ううえで成長し、会社へさらなる貢献をしてくれる人材を募集しています。
そのため、すでにあるスキルや経験を伝えるだけは不十分となってしまいます。

また、社会経験のない就活生の場合には当然スキルや経験がないことが前提に選考されます。そのためコミュニケーション能力の他にポテンシャルを感じるかどうかで採用・不採用を決めると言った企業も少なくありません。

今後の成長を期待させる、特に5年10年と言った中長期的なスパンでポテンシャルを感じさせるようなPRが合否を分けることもあります。

キャリアプランが合わない

キャリアプランが合わない

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上記で記載したように採用する側である企業は今後の成長を期待しています。また、雇用される求職者もそれぞれのキャリアプランを思い浮かべていることと思います。

しかしどんなに素晴らしいキャリアプランを持っていたとしても、面接をしている会社にそのキャリアプランを実行できる環境がなければ不採用となる原因となりかねません。
仮に数年など比較的短い期間でキャリアプランが実行できる環境があったとしても10年など長いスパンで考えた際にその道がなければ転職(退職)と言った結果になるのが目に見えてしまいます。

自分のキャリアプランことも大切ですが、その会社にある環境に合わせたキャリアプランを考えることも大切です。

姿勢が悪い

姿勢が悪い

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日本人は農耕民族であるため元々姿勢が悪い、生活習慣の変化に合わせて姿勢の悪い方が増えてきているなどと言われていますが、面接の場で姿勢が悪いのはあまりいいことでありません。

何度か記載したように会話において見た目は非常に重要で、身だしなみなどだけでなく、話をする、または話を聞く姿勢からも人事担当者は無意識の内に相手を評価しています。

面接はどんなに長くても1時間程度ですので面接中は姿勢が悪くならいように注意することも大切です。

ビジネスマナーができていない

ビジネスマナーができていない

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転職者はもちろんのこと、新卒の就職者であっても現在では学校で面接時のビジネスマナーを教えてくれます。また、ネットなどにも面接のマナーが多数記載されています。

そのため、社会経験の有無に関係なくビジネスマナーは面接時での選考基準になっている企業が多く存在しています。

「本来3回のノックが2回だった」「よろしくお願いしますを噛んでしまった」など細かな所までみている担当者は稀ですが、「コートを着たまま面接室に入ってくる」「携帯電話がマナーモードになっていない」など面接で必要となるビジネスマナーは最低限覚えておくようにしましょう。

緊張しすぎて挙動不審

緊張しすぎて挙動不審

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自分を評価される面接で緊張しない方は少ないと思います。また、はじめて合う人に自分を売り込むのは容易ではありません。
そのため多くの方が面接で緊張してしまうかもしれませんが、緊張しすぎで挙動不審にならないように注意しましょう。

共同不審と思われてしまえばどんなに優秀でも不採用の原因となってしまいます。

遅刻・面接日程の変更

遅刻・面接日程の変更

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常識的なことですが遅刻は減点の対象となります。
人身事故や故障などで大きくダイヤが乱れた場合などは考慮して貰える場合もありますが、道に迷った、電車が10分遅れたなどの理由では不採用となってしまう可能性がおおいにあります。

また、予定していた面接の日程を変更するのもマイナスの評価をされてしまう可能性があります。
仮に正当な理由があったとしても「縁がなかった」と考える人事担当者も少なくありません。

面接会場には余裕を持って到着することはもちろん、スケジュールに変更がないように極力努め無理のない日程調整、時間調整を行うことも大切です。

趣味と仕事の混同

趣味と仕事の混同

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「趣味を仕事にしたい」「興味のあることを仕事にしたい」と思う方も多いと思います。
しかし趣味と仕事を混同してしまうと不採用となる可能性があります。

「御社の洋服が大好きで・・・」「御社の店舗をいつも利用しており・・・」など自分の好みを述べるだけでは人事担当者の心には響きません。
また、上記の例はあくまでもユーザーとしての目線でしか仕事や会社を捉えておらず、商品やサービスをユーザーに提供する側としてやっていける、または貢献できるかどうかまでは分かりません。

興味のきっかけなどとしては十分かもしれませんが、趣味と仕事を混同させていまうと落とす理由となってしまいかねません。

話に信憑性がない・根拠のない自信が多い

話に信憑性がない・根拠のない自信が多い

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話に信憑性がない・根拠のない自信が多いと言ったことも不採用の理由としてよく上げらます。

例えば転職者が「前職でトップ営業でした」「年間で10億円の売上を作っていました」と言っても本当かどうか分かりません。また、就活生が「御社で活躍できる自信があります」と言っても働いたことがないことから根拠を感じられません。

話に信憑性を持たせたり、自信に根拠を持たせるには裏付けや具体性が大切になります。「どうやってトップ営業やそれだけの売上を作ったのか」など裏付けや具体性を持たせることで話に信憑性が生まれてきます。

お礼や謝罪の言葉がない

お礼や謝罪の言葉がない

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日本には礼儀を重んじる文化があります。そのためお礼や謝罪も当然面接で求められます。
面接の最後に「ありがとうございました」と言ったお礼はもちろん、遅刻した場合には「送れてしまい大変申し訳ございません」と言った謝罪の言葉が言えるかどうかで合否が変わってくると言っても過言ではありません。

面接官によってはそれほど気にしない方もいるかも知れませんが、お礼や謝罪の言葉を述べてマイナスに働くことはまずありませんので、面接の際には注意しましょう。

引っかかるものがない

引っかかるものがない

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100人の採用を予定している企業に500人の求職者が応募すれば400人は不採用となります。また、人気のある会社によっては今回の募集で5人の募集に1,000人以上が応募してくることもあり、そうなれば合格率はわずか0.5%と言うことになってしまいます。
そのため面接で普通の受け答えができても内定を取ることはまず不可能です。

もちろん、全ての求人が上記のような厳しい競争倍率となる訳ではありませんが、第一志望の会社がそうならないとも限りません。

面接では面接官に「他の人材よりも優れている」「ぜひ一緒に働きたい」と感じさせられるかどうかが重要となってくることもあります。

面接終了後の行動

面接終了後の行動

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面接で手応えがあったにも関わらず何故か不採用となった経験をお持ちの方もいるかと思いますが、もしかしたら面接終了後の行動が原因かもしれません。

面接を終えビルから出るまでにとった行動が、その会社で働く誰かにみられているかもしれません。場合よっては立ち寄った喫茶店で友人に面接の手応えなどを話しているのを聞かれてしまっているかもしれません。

さらには面接時間まで待っている際の立ち振る舞いが原因で面接する前から不採用が決まってしまっているかもしれません。

面接の時にはせめて電車に乗るまでは誰かに見られていると思って行動しておくようにしましょう。

その他で不採用となる原因

書類選考や面接以外でも不採用となってしまう原因があります。

入社日が合わない

入社日が合わない

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転職者によっては退職する日が決まる前から転職活動を行う方も多いと思います。
また、会社によっては欠員の補充などですぐに働ける方を募集している場合もあります。
そのため履歴書や面接に問題なくとも入社日が合わないことで不採用となってしまうこともあります。

労働条件が合わない

労働条件が合わない

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こちらも転職者によく聞かれる不採用理由ですが給与面やシフトなど労働条件が合わずに不採用となる場合があります。
「前職の給与が高すぎる」「土日に働けない」などがあります。後者のような場合には致し方ない場合もありますが、前者の場合には減収してもその会社で働きたいと考える方もいると思います。
そういった場合には面接などの際にしっかりとその旨も伝えておくことで、人事担当者の思い込みなどによる不採用理由を免れることが可能です。

より優秀な応募者がたまたまいた

より優秀な応募者がたまたまいた

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不採用となったことを重く受け止めることも時には必要ですが、場合にはたまたまの不運で不採用となることもあります。

例えば本来であれば内定となる基準をクリアしていても、自分よりも優秀な人材がたまたま応募していたために不採用となってしまうこともあります。

会社によっては採用枠を広げて予定よりも多い人数を採用することもありますが、予算や採用計画どおりに採用を行う企業もいるため本来であれば受かる人でも落ちてしまうこともあります。

連絡の返信が遅い

連絡の返信が遅い

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面接の日程調整や合否の連絡はその場で行わず後日メールや電話などで行われる場合もあります。
そういった際の連絡が遅いとマイナスの評価を与えてしまい不採用の原因となってしまう場合があります。
特に電話の場合には双方に時間が合わないことも多いと思いますが、折返しの連絡を入れた際などに、電話口の相手に対応可能な時間を伝えたり、メールでも連絡を入れておくことでそういった原因による不採用を取り除くことができます。

求職者側が主体になってしまう

求職者側が主体になってしまう

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就活生、転職者の双方に言えることですが、他社の面接などの選考との兼ね合いから合否の連絡を早くしてもらいたいと言った場合もあるかと思います。

そのため相手に「今週中に合否の連絡をください」や「今日しか面接する時間がありません」と言ったことを伝えてしまう方も少なからず存在しています。

そういった場合、「遅刻・面接日程の変更」でも記載したように人事担当者によっては「縁がなかった」と考えてしまう方もいますし、伝え方次第では相手の気分を害してしまう可能性も出てきます。

そうならないためにも伝え方に気をつけるだけでなく、前者であれば「いつごろご連絡をいただけそうでしょうか」、後者であれば相手の都合をまず聞くなど自分が主体と相手に思われないように注意することも必要です。

SNSで不採用

SNSで不採用

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FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを利用している方も多いと思いますが、就職活動中には注意が必要です。
実際に「明日の面接行きたくない」や「内定全然取れない」と言ったような投稿を目にする機会がありますが、人事担当者の目に触れてしまえば不採用の原因となってしまいます。

実名で利用するFacebookはもちろん、匿名性のあるTwitter、Instagramでも顔写真や在籍している学校の情報などから見つかってしまう場合もあります。

理不尽な不採用もある

理不尽な不採用もある

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人材を募集している企業の人事担当者や最終的な決定権を持っている社長が必ずしも常識的な人とは限りません。
中には「長男は採用しない」「体育系の部活経験者しか採用しない」「ある会社やある大学の出身者しか採用しない」と言った考えを持っている方も多くはありませんが、一定数存在しています。中には血液型を理由に不採用したケースもあります。

そのため、どんなに一生懸命履歴書を書いても、面接でどんなにPRをしても不採用になるケースも存在しています。

就職活動や転職活動中に書類選考や面接で不採用となる原因

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