アルバイト・パートのメリット・デメリット

空いた時間を有効活用!アルバイト・パートのメリット・デメリット

社会に出て働く上で、働き方は様々です。
正社員、派遣社員、そして、アルバイトやパートという働き方もあります。
長期の雇用が約束される正規雇用の正社員として働くことを目指すことが一般的ですが、人によってはアルバイトやパートで生計を立てる場合もあります。

アルバイトとパートは、法律上は特に名称の区別はされておらず、「パートタイム労働法」で「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」と定義されています。
一般的には、アルバイトは学生や、副業が許されている本業を持つ人が、空いた時間で働くこと、パートは主婦が空いた時間で働くこと、というイメージがあります。

会社や店舗がアルバイトやパートを使う理由としては、必要に応じて臨機応変に雇える労働力である、というのが最大のポイントです。
会社や店舗の規模を拡大する時などに、その時だけ人材を確保したい、などの時に、アルバイトやパートを採用して簡単に人材を確保することができるのです。

アルバイト、パートは非正規雇用の勤務形態で、正社員とは異なる待遇となります。
それでは、アルバイトやパートとして働くことで、どのようなメリット、デメリットがあるか、見てみましょう。

アルバイト・パートとして働くメリット

アルバイト・パートとして働くメリット

採用されやすく比較的手軽に働くことができる

会社がアルバイトを採用するのは、主に臨時の労働力が欲しい時です。
そのため、採用の基準は正社員や契約社員などの雇用形態に比べて緩やかであると言えます。
誰でもいい、というわけではありませんが、会社が必要とする労働力の最低限の条件を満たし、マナーや身だしなみさえしっかりしていれば、多くの場合、いくつかのアルバイト、パートの面接を受ければ採用されるでしょう。

勤務日数や休日に自由が利く

アルバイトは、シフトを組んで交代制で働く場合が多くあります。
自分が出勤できない日があれば申請し、他のアルバイト、パートに出勤してもらうなど、自分で仕事ができない日を決めることも難しいことではありません。
他にやりたいことがあって時間に自由が利くアルバイトとして働く人の場合は、趣味の活動を優先してアルバイトを休んだり、パートとして働く主婦などは子どもの参観日や運動会、PTAなどの行事にはパートを休む、など、勤務する時間に融通が利く雇用形態です。

短期間だけ勤めることが可能なアルバイト、パートもある

アルバイトやパートの仕事の中には、特定の期間のみ募集しているものもあります。
例えばお中元の時期や、年末年始に繁忙期を迎えるデパートなど、業種によっては人員が足りなくなるため期間を限定し労働者を普段より多く用意する必要がある必要があります。
そんなとき、自分が働きたい時期が一致すれば、その時だけ働くことも可能です。

また、スタッフとして1日から数日という単発の仕事をすることができる、アルバイト登録会社もあります。

かけもちすることができる

正社員の場合、掛け持ちで働く、つまり副業を行うことが多くの会社で認められていません。
会社としては自社の業務に集中して、会社の業績を少しでも上げることを正社員に求めるためで、他にも仕事をしていると本業がおろそかになってしまう可能性があるからです。
一方アルバイトやパートは、勤務先からそのような制限がかかることはありません。
特に、アルバイトやパートだけで生計を立てている人や、事情があってアルバイトやパートで一定の収入を必要とする人などは、日にちや時間帯を違えて2つ以上のアルバイト、パートを掛け持ちすることは、よくあることであると言ってもいいでしょう。

様々な職種を経験することができる

様々な職種で、アルバイトやパートが募集されています。
採用も退職も正社員と比較すると難しくない雇用形態のため、色々な職種や業務を体験することもできます。
特に、学生などで社会経験のためにアルバイトをするような場合、様々な職種のアルバイトを経験することで幅広い見識が身に付くこともあります。

アルバイト・パートとして働くデメリット

アルバイト・パートとして働くデメリット

長期の安定した雇用形態ではない

アルバイト、パートの最大のデメリットは、安定した長期雇用契約ではないという点です。
会社側も基本的に臨時の労働力として雇うため、アルバイトやパートなどの短時間労働者は期間の定めがある場合が多いです。
そのため、アルバイト、パートの雇用期間が終了すると次の仕事を探さなければなりません。
また、会社の都合でいつ解雇されるか分からない、という不安もあります。

安定した収入が保証されない

長期の雇用形態でないことも理由の1つですが、アルバイトやパートの場合、シフト制で他の労働者との兼ね合いなどもあり、希望するだけの収入が得られるだけの時間、労働できない場合もあります。
特に接客業のアルバイトやパートの場合、シフトに入っていてもお客さんの少ない日などは「早上がり」ということでシフト上の勤務終了時間よりも早く勤務の終了を命じられる場合もあります。
また、時給制になりますので働かない休日の分の給料は当然出ません。
もっと働きたいのにシフトに入れてもらえない、そんな状況になることもあります。

賃金が安い

アルバイトやパートは、比較的他の雇用形態よりも賃金が安くなります。
都市部やお客さんの多いお店などのアルバイトやパートは高い時給で働けることもありますが、地方や地域で大きな格差があり、各都道府県で定められた最低賃金ギリギリの給与水準の時給設定となっていることも多くあります。

社会的信用が低い

アルバイトやパートはいつ仕事が切れるか分からず不安定な雇用形態であることや、保険や年金、福利厚生がないという不利な点があることから、社会的地位が低いとみなされがちです。
クレジットやローンの審査でも、非正規雇用で収入が安定しないアルバイトやパートは非常に不利となります。

まとめ

正社員で働くこととアルバイトやパートで働くこと、どちらが良くてどちらが悪い、ということを一概に言うことはできません。
生活において大切にしていることや、やむを得ない家庭の事情、それぞれの人生設計などが違うため、他の人があれこれ言うことはできないのです。
正社員でも、アルバイト、パートでも自分の仕事に対して責任を負うという点で変わりはありません。
仕事と生活に真摯に向き合って、生活できるだけの収入を得ることができる勤務形態を考えることが大切で、その結果としてどのような雇用形態で働くかをよく検討すればよいのです。