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コミュニケーション

社内営業とは?社内営業の必要性5選

社内営業とは?社内営業の必要性

社内営業とは

通常、営業と言うと社外の人に対して商品やサービスを販売することを指しますが、社内営業とは商品やサービスを販売するのではなく、社内の人に自分を売ることを指す言葉です。

最近は「必要性を感じない」「業務と無関係」「人に媚びたくない」と言った考え方をする方も多くいます。もちろん、そういった考え方も間違いではありませんが、普段から自分を売っておくことでちょっとした時にまわりの社員が自分の担当業務を越えて協力してくれたり、自分を優遇してくれるなどのメリットが生まれます。
そのため営業職の社員だけでなく、事務員なども社内営業を行うことで仕事がしやすくなります。

また、社内営業と言うと上司や先輩と言った相手だけに行われるイメージを持つ方も多いと思いますが、同僚や部下なども対象となり、営業や事務、経理、総務、人事など部署も問わないため会社にいる全ての社員が対象となります。

社内営業の必要性

上記でも触れたように「社内営業は必要ない」と考える方は多いと思います。その理由は人によって様々だと思いますし、理由によっては「必要ない」と言った考えの方が本来正しいこともあると思います。
しかし、社内営業に限らず全ての物事は正しく動くとは限らず、相手の感情などによって一部の社員に優位に物事が進むことがあるのは事実です。

ここでは社内営業の必要性を感じない方の意見から社内営業の必要性について紹介していきます。

人に媚を売りたくない

人に媚を売りたくない

「人に媚を売りたくない」と言った考え方の人も多いと思います。本来、仕事は与えられた業務を遂行し利益を上げることであって、それに応じた評価も感情などで決められる必要はありません。

ただし、「社内営業=媚を売る」言った考え方は、本来の社内営業とは少し解釈が異なります。冒頭でも記載したようにあくまでも自分を売ることが社内営業です。
また「6つの社内営業のメリットと社内営業が上手くいく19のコツ」にも記載したように社内営業は顔を覚えてもらったり、何気ないコミュニケーションをとることで協力しやすい環境ができるなど業務を円滑に進めやすくすることなどが目的となります。

そのため、「媚を売る=ゴマをする」と言ったように個人の利益のために行うのではなく、会社全体の利益となるために行うのが本来の目的です。
社内営業によって業務が円滑に進み会社の利益となるのであれば、必ずしも必要性がないわけではありません。

業務を行う上で協力することは当たり前

業務を行う上で協力することは当たり前

必要性を感じない方の中には「業務を遂行するために協力することは当たり前」と言った考えをお持ちの方もいると思います。こちらも確かに正論ではありますが、そう思わない方がいるのも事実です。
また、場合によっては自分のミスで同僚などに協力をしてもらわなければならない状況になってしまった場合でも「自分のミスを他人に押し付けないで」と正論を言われてしまう可能性もあります。

そういった社内調整や協力体制を作ることも会社として利益を上げるための業務の一環とも解釈できまるため業務上の必要性が出てくることもあります。

必要性を感じない

必要性を感じない

経費の締め日にも関わらず、先に対応しなければならない業務がある場合などは経理に締め日を伸ばしてもらうなど本来のルールから外れて待ってもらうと言ったことも出てくることもあると思います。

しかし、「仕事だから伸ばして当たり前」や「仕事だからやって当然」と言ったような態度では相手の気分も良くはありません。ましてや一度も話したことのない相手からいきなり面倒なことを言われれば多くの方がストレスを感じてしまいます。

そんな時でも普段から社内営業ができていれば、心良く協力しようと言った気持ちが相手にも生まれやすくなりますし、ストレスなく業務に協力することができるため必ずしも必要性がないとは言えません。

結果を出せば必要ない

結果を出せば必要ない

営業職や販売職など売上と言った見えやすい成果を出せる方の中には「結果を出せば社内営業は必要ない」と言った考えの方もいると思います。
しかし、会社の業務は1人で成り立っている訳ではありません。営業に出ている間に同僚が問い合わせの電話に対応してくれていたり、その商品は上司が作ったものかもしれません。また、そもそも問い合わせがくるのは広報が宣伝してくれているから存在しているのかもしれません。さらには経理が振込などを行っているため毎月決まった日に給与が入ってきます。

そのため成果への貢献度には違いがあるかもしれませんが、必ずと言っていいほど誰かの協力があって自分の成果が出ていると考えれば、社内営業が完全に不必要なモノとは言い切れません。

いきなり始めるのは恥ずかしい

いきなり始めるのは恥ずかしい

社内営業の必要性を感じながらも今まで行ってきていなかったことから「恥ずかしい」や「始めにくい」と言った方もいると思います。
しかし「6つの社内営業のメリットと社内営業が上手くいく19のコツ」にも記載したように社内営業の仕方の中には「挨拶をする」「お礼を言う」と言ったような社会人として当たり前のことも含まれています。
また、上記でも記載したように業務を円滑に進めることができるのであれば必要な場合も存在しています。
また、ちょっと話す内容を変えたり、話し方を変えるだけでも社内営業になるものも多数存在していますので、いきなり大きく自分を変えなければ、まわりにも自然と受け取られる可能性の方が高いかと思います。

社内営業とは?社内営業の必要性

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