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コミュニケーション

聞き上手な人の特徴となるためのコツ10選

聞き上手な人の特徴となるためのコツ

聞き上手な人の特徴となるためのコツ

聞き上手な人が得をする7つの理由」にも記載しましたが聞き上手は話し上手よりも得をしやすい傾向にあります。
しかし単に聞き役にまわれば聞き上手か?と言えばそうではありません。相手に気持ちよく話をさせることができてはじめて聞き上手になれます。
ここでは聞き上手な人になるためのちょっとしたコツを紹介していきます。

聞き上手な人になるための話の聞き方

相槌を的確にうつ

相槌を的確にうつ

聞き上手な人の特徴はとにかく相槌(あいずち)をうつのが上手です。「なるほど」「分かる」「そうなんだ」といった相槌は話し手に対して聞き手が話を聞いていると言った意思表示になります。また、的確なタイミングでうつことで相手もより話しやすくなります。
そのため相槌を的確なタイミングでうつのが聞き上になるためのコツです。

相手が話す内容を文章にすれば、「。」がつく所では「うん」などの短い相槌を入れ、節や章など段落が変わる場所では「なるほど」「それで」などの相槌をうつと相手は話しやすくなります。もちろんはじめから上手くできる訳ではありませんが、普段から意識することで自然と的確な相槌がうてるようになり聞き上手へとなることができます。

相槌のバリエーションを増やす

相槌のバリエーションを増やす

「うん、うん、うん・・・」などと常に同じ相槌では話し手も気持ちよく話すことができませんし、本当に聞いてくれているのか疑問に思われてしまいます。
聞き上手な人ほど「なるほど」「その後は」など様々なバリエーションの相槌を使い、話を聞く特徴があります。

5W1Hを使い上手に質問する

5W1Hを使い上手に質問する

5W1Hとは「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」のことで、相手の話に対して5W1Hを入れると相手が話しやすくなります。例えば「昨日は大変だったよ」といった発言に対して「なにが(What)」といった質問をしたり、「いつより30円も安かった」といった発言に対しては「どこで(Where)」といった質問をすることで相手に話すきっかけを作って上げることができます。他にも「その後どうなったの(How)」や「なんでそうなったの?(Why)」を上手く使うことで相手の話を盛り上げることもできます。
ただし乱用は相手を質問攻めにしてしまうので注意が必要です。

話し手の気持ちに同調する

話し手の気持ちに同調する

相手の話に対して全く逆の考えを持ったとしても相手の意見に同調した発言や相槌を入れることで相手を気持ちよくさせることができます。「分かる、分かる」「そうだよね」はもちろん「大変だったね」「疲れたでしょう」など相手の気持ちと自分も同じ気持ちだと思われるような発言をするのがコツです。
特に相手の感情に対する発言に対して「オウム返し」をすると効果的です。オウム返しとは他人の発言に通りに言い返すことで、例えば「週末に千葉に行ってきたよ」と言った発言に「千葉に行ったんだ~」と返したり「上司のパワハラがひどい」に対して「それはひどいね」など言い返すと相手が同じ気持ちになっていると感じやすい傾向にあります。
誰でもそうですが同じ価値観や考えの人とは話がしやすいものです。そのため、聞き上手な人ほどこういった発言を多用し相手の気分を盛り上げるのが上手、と言った特徴があります。

自分の意見を言わない

自分の意見を言わない

自分の意見を言わないのも聞き上手になるためのコツです。話は相手に話を聞いてもらいたいために話をしています。そのため、どんなに間にはさみたい話が浮かんでも相手の話を遮らないようにしましょう。
例えその情報が有益な内容であっても話を途中で遮られた相手からしてみればいい気持ちはしません。
聞き上手な人は「聞き上手」と言われるくらい自分の話を押し殺し聞き役に徹する特徴があります。

相手の話に入らない

相手の話に入らない

話の内容によっては似たような体験をしたことがあるかもしれません。そんな時に「実は私もさ~」と同じような体験の話をしてしまいがちですが、これも上記と同じ様に相手の話を遮ってしまう行為になりますのでしないようにしましょう。

話を盛り上げたい場合や相手の気持ちに同調するためにしてしまいがちですが、必ずしも相手がこちらの話に対して同じような感情を持つとは限りませんし、話を遮られたことで話のリズムを崩してしまう可能性が高くなります。
あくまでも聞き役に徹するのが聞き上手になるコツです。

否定は絶対にしない

否定は絶対にしない

聞き上手な人の最大の特徴も言っても過言ではないのが、相手の話を絶対に否定しない点です。相手が間違っていても否定的な発言をしません。
一方、聞き下手な人ほど相手の話を否定しやすく反論となってしまう発言をしてしまう特徴があります。
今回の目的はあくまでも話し上手になることで相手の信頼を得ることや良い人間関係を作ることにあります。そのため、例えその人の発言が間違っていてもその人にとってはそれが正しい考えと認め、否定となる自分の考えを発言しないようにするのがコツです。

聞き上手になるためのちょっとしたコツ

携帯やスマホはマナーモード

携帯やスマホはマナーモード

携帯電話やスマホはマナーモードにしておくのも聞き上手になるためのちょっとしたコツです。
相手が話している最中に携帯をやスマホをチェックしていては相手はあまりいい気分ではありません。また、出なくても相手の携帯やスマホが鳴ってしまえば話のリズムを崩してしまいます。そのためマナーモードにして相手の話しやすい環境をつくってあげるのも些細なことですが聞き上手な人になるためのコツです。

広く浅い知識を持っておく

広く浅い知識を持っておく

聞き上手な人ほど幅広い知識を持っている傾向にあります。
例えば野球に全く興味のない相手に野球の話をする人はあまりいませんし、女性のファッションブランドの話をアパレル勤務でもない男性にすることはありません。
つまり、話し相手は相手によって話す内容を自然に変えています。そのため例え浅くても幅広い知識を持っておいたほうが様々な話をされやすい傾向にあります。もちろん上記の例のように男性が女性服を女性が男性服をといったように全く異なるジャンルについてあえて学ぶ必要はありませんがニュースを見るだけでもその時起きている事件や社会問題、スポーツの勝敗など多くの方が認識している情報や知識について知ることができます。

相手の話に興味を持つ

相手の話に興味を持つ

最も重要なことですが、聞き上手は相手の話に興味を持つことです。「興味がない」「つまらない」と思ってしまうと必ずと言っていいほど表情や態度に特徴が出てしまいます。
相手の話に興味を持つことで自然と相手の方に体が向いたり、表情も同調したりとしてきます。聞き上手な人ほどどんな内容であっても相手の話に対して興味を持って聞く特徴があります。

聞き上手な人の特徴となるためのコツ

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