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まとめ

ルールよりも大事なゴルフのマナー65選

ルールよりも大事なゴルフのマナー

社会人なら知っておくべきルールよりも大事なゴルフのマナー

社会人になると社内コンペや接待ゴルフなどゴルフをはじめる機会が以外と多い。しかしゴルフは紳士のスポーツと言われるだけありルール以外にもマナーが重んじられる。
ゴルフをされる方の中にはルールよりもマナーに厳しい人も多く、マナーが悪いだけで相手の印象を悪くしてしまうこともある。
ここでは社会人としてゴルフをされるなら最低限知っておきたいゴルフマナーをご紹介していく。

すでに何度もゴルフを経験している方でも1つ、2つは知らなかった・出来ていなかったマナーもあると思うのでゴルフに行く前にぜひ呼んでいただきたい。

準備段階でのゴルフマナー

準備段階でのゴルフマナー

スタートの最低1時間前にはクラブハウスに入る

ゴルフは決められた時間にスタートする。また、コースは1番(まはた10番)から順々にまわるように設計されている。そのためスタート時間に遅れてしまうと途中から参加することはできず同伴者を待たせることになってしまう。また、自分の組のスタートが遅れることは、自分たちの組だけではなく後ろの組の人にも迷惑をかけてしまうことになる。
渋滞の可能性なども考慮しスタート前に練習をする・しないは別として最低でもスタートの1時間前にはクラブハウスに入るようにしよう。

遅れるとわかった時点ですぐに連絡をいれる

どんなに注意していても遅れてしまうことは誰にでも起こりうる。そんな時は先についている同伴者やゴルフクラブ側へ早めに連絡を入れるようにしよう。早めに連絡をすることでクラブハウス側も到着後すぐにゴルフバックを詰める準備をしておいたり、スタート時間をずらす準備をすることができる。もちろん、遅れないように余裕を持って着くように予定を立てることはゴルフに限らず社会人としての最低限のマナーだ。

遅くともスタートの10分前にはティーグランドにいる

先程も記載したように決められたスタート時間の最低10分前にはティーグランドにいるようにしよう。ゴルフは基本4人を1組とし一緒にまわるスポーツのため1人が遅れてしまうといつまでたってもスタートすることができない。
スタート時間ギリギリに集合してしまうと前の組が何らかの原因で早めにスタートしていることもあり、自分たちがスタートしないために後ろの組もはじめることができない。

自分が使用するボールのブランド名とナンバーは必ず覚えておく

ゴルフボールにはブランド名やナンバーなどが記載されており、それを目印に自分のボールを判定することになる。しかし曖昧に覚えておくと同伴者のボールを間違えて打ってしまうことも出てくる。またルール上、誤球はペナルティとなるうえに間違えられた人も気持ちの良いものではない。そういった誤球を防ぐためにも自分の使用しているボールはしかりと覚えおくのがマナーだ。
同伴者と違うボールを使っていても隣を回っているプレーヤーが自分と同じボールを使っていることもある。特に初心者は隣のコースに打ち込んでしまうことも多いのでボールにマジックなどでマークを入れておくと間違えることも間違われることも少なくなる。

キャディバッグには目立つ位置にネームプレートとつける

最近はカートに自分でバックを積み込むセルフのゴルフ場も出てきているが、基本的にはカートまでゴルフバックを積むまでの作業はクラブスタッフやキャディーが行ってくれる。しかしゴルフバックに名前の入ったネームプレートがついていないと誰のバックか分からない。またネームプレートがついていても目立たなければ意味をなさない。
クラブスタッフやキャディーが準備をしやすいように誰のゴルフバックかすぐに分かるようにしておこう。

ボールは多めに用意する

ゴルフボールは常に多めに用意しておこう。プレー中にボールがなくなってしまえばその先のプレーをすることはできなくなってしまう。
特に初心者のうちはボールが谷底に落ちてしまったり、池などにボールを落としてしまったりとボールがなくなることも多い。
最低でも1ダース(12個)はプレー前にバックに予備があるか確認しておこう。

プレー中はボールを常に3個以上を持ち歩く

プレー中にOBでボールをロストする可能性は上級者はもちろんプロゴルファーでさえありえること。そのため常にボールは3個以上持ち歩くようにし、仮にOBだった場合や暫定球を打つ場合でもカートまで戻らずすぐに出せるようにしておくことがマナーだ。

また、ボールだけでなくティーやグリーン上で使うマーカーなども余分にポケットなどに入れておくようにしよう。

ローカルルールを知っておく

ゴルフ場ごとには特別なルールが設定されていることも多い。最も多いのが1打目がOBだった際に2打目を前の特設ティーから打てるルールだ。これは全体的なプレーの進行を遅くさせないための特別ルールで2打目に罰則を与える代わりに比較的安全な前の方から打てるというルールだ。
他にも特定のコースで隣のコースに打ち込んでしまった場合にはOBではなく罰則または罰則なしで元のコースに戻せるなどのローカルルールが設定されているゴルフ場もある。
しかしローカルルールはゴルフ場ごとに異なるためプレー前にしっかりと確認しておく必要がある。

スタート前には挨拶をする

どんなスポーツでも相手がいる場合、礼儀として挨拶をする。そしてゴルフもれっきとしたスポーツであるため、プレー開始前は「よろしくお願い致します。」から始まり、プレー終了後には「ありがとうございました。」の挨拶は当然のマナーだ。

携帯電話はマナーモードにしておく

この後にも紹介していくが、他のプレーヤーがアドレスに入ったら音を立てないのがゴルフのマナーだ。そしてマナーモードと言われるように携帯電話の着信音も出さないのがマナーだ。
また、カートに携帯電話を置いてプレーする場合でもティーグランドではカートとプレーヤーの距離が近くバイブレーションの振動がカートにあたる音が聞こえてしまうこともあるため注意が必要だ。
さらにプレー中はできるだけ通話は避けるのが無難だ。例え声の聞こえない位置で話をしていても他のプレーヤーからしてみれば、自分のプレーに興味がないように見えてしまう。プレー中はできるだけ通話をさけ、お昼休憩やホールアウトしてから折り返すようにしよう。

キャディーには自分の平均スコアや球筋を伝える

キャディー付きでプレーをする際には自分の平均スコアや出やすい球筋を伝えておくようにしよう。キャディーと言ってもベテランばかりでなく、始めて日の浅い人もいる。そういった人にもサポートしやすいように普段のスコアや出やすいミス、球筋などを伝えておくとキャディーもサポートしやすい。

ドレスコードを守る

最近は緩くなったドレスコードだが、名門と言われるゴルフ場や格式の高いゴルフ上では今でも昔ながらのドレスコードが適用されている所も多い。
そんなドレスコードを不要だと感じる人もいるが、そういった場所でプレーすることを楽しみにする人もいる。
ドレスコードはゴルフ場のホームページに記載があるため必ず確認しよう。また記載がない場合にはゴルフ場に電話で問い合わせるようにしよう。

ゴルフ保険には必ず入る

ゴルフをする際には保険には必ず入るようにしよう。
上記のようにOBのボールが当たることもあれば、クラブが折れて同伴者にあたることもある。実際にニュースでもボールや折れたクラブがあたり亡くなられた方もいる。
特に初めてゴルフをする人やまだ経験の浅い人ほどそういった危険がつきまとい、どんなに注意していても取り返しのつかないことになってしまうことも少なからずある。
そんな時のためにもゴルフをする際は必ずゴルフ保険に加入しておこう。
以前は年間契約のゴルフ保険しかなく、ゴルフを続けるかどうか分からない人には敷居が高かったが、最近は1日だけ入れる格安のゴルフ保険もでているのでゴルフにいく前には必ず入るようにしよう。

パターには必ずカバーをかける

ゴルフを1度でも経験したことがある人ならご存知だろうが、ドライバーやアイアンと違いパターだけはゴルフバックのなかではなく、同伴者のパターと一緒にカートの専用の場所に入れておく。
そのため同伴者のパターとぶつかることが多く、自分のパターだけでなく同伴者のパターを傷つけてしまう可能性もある。そのため必ずパターカバーをつけるようにしよう。例え本人が気にしていなくても同伴者の中には小さなキズでさえつくことを嫌がる人もいるのでパターを戻す際には必ずパターカバーをつけるようにしよう。

ティーグランド・コース内のゴルフマナー

ティーグランド・コース内のゴルフマナー

前の組についていく

ほとんどのゴルフ場にいくといたるところに「スロープレーにご注意ください」や「ハーフ2時間以内のプレーにご協力ください」などの張り紙を見かける。
ゴルフにおいてスロープレーは同伴者だけでなく後ろの組やそのまた後ろの組などそのゴルフ場にいる全員のプレーに影響を及ぼす。また、ゴルフはマラソンなどと違い前の組を追い抜いてプレーすることはできない。
そのため、スロープレーとならないように常にファストプレーを意識し前の組に離されないように心がけよう。

打つ人の正面や後ろには立たない

いないと思うが、正面や後ろにも立たないようにしよう。正面や後ろに立たれると以外と気になるもの。気になればスイングにも集中しづらくなってしまう。
ティーグランドはもちろん、コース内でも同伴者が打つ場合には必ず後ろに立つのがマナーだ。
ただし、打つ位置やコースの形状によって後ろに立てないこともある。そんな時は真正面や真後ろに立たざるをえないが、できるだけ距離をとり同乗者の迷惑にならないようにしよう。

他のプレーヤーが打つ際は動かない・喋らない

上記で記載したようにいくら他のプレーヤーの後ろに立つようにしていても喋っていたり、動いて音を出してしまえば集中の妨げになってしまう。
またカートを動かさないようにも気をつけよう。最近は電気式のカートも増えているため非常に静かになっているが同伴者はもちろん別の組が近くで打つ場合にも動かさず打ち終えるまで待っているのがマナーだ。

隣のホールに飛んだら必ずフォアーの声をかける

ゴルフをしたことがない人でも知っている人の多い「フォアー」の掛け声。非常に硬いボールが高速で当たれば大怪我はもちろん最悪の場合死亡してしまう可能性もある。そのためボールが隣のホールなどに飛んでしまった場合には危険を知らせる「フォアー」のかけ声は必ずかけるようにしよう。
また、「フォアー」の掛け声は大きな声でかけるようにしよう。「フォアー」と叫んだにも関わらず声が聞こえずにあとで別の組から文句を言われるのはゴルフあるあると言っても良い。

素振りは多くても2回

ティーグランドだけでなくラウンド中の全てのプレーにおいて素振りはどんなに多くても2回までに抑えておく。むしろ毎回2回では多いくらいだ。
上手な人や一緒にまわりたいと思われる人ほど素振りの回数は少ない。
練習場で少ない素振りの回数で打てるようになっておくと自然と少ないコースでもスムーズに打てるようになる。

素振りや打つ前にまわりを確認する

素振りや打つ前には必ずまわりに人がいないか確認しよう。わざとあたりにくる人はいないが、自分はもちろん相手も気がつかずにクラブを振り、ヘッドが頭などにあたれば大怪我は免れない。
また、振った際に当たらない距離でもクラブが何らかの原因で折れ、同伴者にあたってしまう可能性もある。
クラブを振る際は常にまわりに人がいないかを確認し、少しでも危険と感じたら声をかえるようにしよう。

打つ人の前方に立たない。打つ前に声をかける

打つ人の前には絶対に立たないのがマナーだ。特にティショットが終わった後に自分のボールを探すために打つ人の前方まで進んでしまう人がいる。また、普段はそのようなことをしない人でもボールの行方が気になってしまうよう展開の場合には注意力が散漫になり前にでてしまうこともある。そうなれば後ろで打つ人は打てなくなってしまう。
仮に自分の順番で進行方向に同伴者が立ってしまった場合には必ず声をかけ移動してもらうようにしよう。

同伴者が見ない時で声をかける

同伴者が見えない時にも声をかけるようにしよう。
例えば隣のホールからボールを戻す際や林の中からボールを戻す際、同伴者からはプレーヤーもボールも見えなくなってしまうこともある。そうなればボールに当たるなど危険性も必然的に増してくる。もちろんフェアウェイなどコースの真ん中から打つ場合でも同伴者が見ない場合には声がけをすることで安全にプレーを楽しむことができる。

グリーンに遠い順に打つ

ティーショット以降は、グリーンに遠い人から順に打つのが基本。そのため何打目になろうがグリーンに遠い限りはその人の打つ番が続く。
ただし、臨機応変に対応することも大切だ。グリーンに一番遠くなってしまった人が隣のコースいってしまった場合などすぐに打てない状況にある時は、その次に打つ順番の人が先に打つことで組全体の進行がスムーズになる。
また、グリーン上も同様でカップに一番遠い人からパッティングを行うのが基本だが、カップに一番遠いプレーヤーがすぐに打てる状況でない時は次の人が先に打ってあげるのもマナーだ。

クラブを常に2、3本持って歩く

ボールのある位置に行くときはクラブを何本か持っていくのがマナーだ。
風が思った以上に強かったり、距離を測り間違えたりとクラブを1本しか持たずにボールの位置にいくと番手が違った場合にカートまで戻らなければならないケースが出てくる。
使用する予定の番手だけでなく、前後の番手も持っていくことで戻る手間が省けるだけでなくスロープレーの原因を取り除くことができる。

自分の打つ順番が回ってくる前に準備する

打つ順番が回ってきてからクラブを選んだり、風を読んだり、素振りをしたり、ボールのある位置まで移動したり、では同伴者は常にあなたが打つまで待つことになってしまう。
常に自分の次のプレーのことを考え事前に準備しておくことがマナーだ。
先程記載したように特に素振りまでは自分の番が回ってきてから行うよりも前の組がプレーを行っている間や同伴のプレーヤーが準備している間に行っておくと進行がスムーズになりやすい。

遅れていたら走る

常に走る必要はないが、前の組に置いていかれている時は追いつくように走るのが最低限のマナー。
また、前の組に遅れていなくとも自分が移動すれば後ろの組が打てる状況や同伴者が自分が打つのを待っている状況などでも素早く動くのが基本。
プロのゴルフトーナメントでもスロープレーはペナルティを受ける場合があるほど、あってはならないゴルフの常識的なマナーだ。

グリーンに近づいたらパターを持ってラウンドする

グリーンに近づいたらウェッジ以外にパターも持ち歩くようにしよう。
ボールの位置やコースにもよるがカートにパターを取りに戻るよりも直接グリーンに向かった方が近いこともある。
そういった1つ1つの動作を行うことでスロープレーにならないだけでなく、組全体のプレースピードが上がり、ラインを読む時間や素振りをする時間が必然と取れるようになってくる。

いいショットがでたら「ナイスショット」の掛け声

ゴルフは自分との戦いと言われることも多く、同伴者のスコアやプレーがどうあれ自分のペースを乱さずにプレーをするのがスコアを良くする秘訣でもある。
しかしせっかく一緒に回っているにも関わらず相手が良いショットを打っても賞賛の声がなければ気持ちの良いものではない。
またゴルフは紳士のスポーツとも言われるため例えライバルと言えど同伴者が良いショットを打った場合には「ナイスショット」の一声をかけるのはマナーだ。

フォアー以外は大声を出さない

コースにでたら「フォアー」以外の大きな声は出さない。特に注意すべきなのがグリーンまわりだ。ゴルフコースはプレーヤーのまわりやすいようにグリーンの近くには次のホールのティーグランドが設置されていることが多い。そのため「ナイスバーディ」などグリーン上で騒いでいると次のホールにいる他のプレーヤーの迷惑になってしまうことがある。もちろん、「ナイスバーディ」など賞賛の声をかけるのはマナーであるが必要以上に大声をだしたり騒がないようにすることもマナーである。

同伴者のロストボールが見つからない場合は一緒に探す

同伴者のボールが見つからない場合には例え自分のボールでなくても一緒に探すのがマナーだ。ただし、あくまでも自分のプレーが遅れないことが前提に協力するようにしよう。同伴者のボールを探すことに集中しすぎて自分のプレーが遅れてしまえば、同伴者や後ろに続く組に迷惑をかけてしまう。
自分が打てる場合には先に打ったり、ボールが見つかった後にカートに戻らなくても良いように次に使うクラブを持ってから同伴者のボールを探すようにしよう。

いつまでもボールを探さない

ボールが見つからなくなってしまうことはゴルフでは多々ある。ゴルフボールによっては1個1000円近くする物もあり非常に高価だ。もちろんどこかに必ずあるはずだが、隣の組が間違えて持っていってしまうこともあり、いくら探しても見つからないこともある。
そのため諦めることも重要だ。いつまでも探していると後ろの組に迷惑をかけることになるし、場合によっては同伴者に二度と誘ってもらえなくなってしまう。
実際のルールにロストボールの捜索時間は5分と定められているが、実際にはそれ以下の時間で諦めることも必要だ。

ティーをいつまでも探さない

ボールと同様にティショットで使うティーも探しすぎないようにしよう。ボールと一緒に飛んだティーをいつまでも探しているようでは同伴者も先には進めないし、プレーヤーとしての品格も問われてしまう。

他の人のスコアも記入する

人間誰しも間違いはある。そのため同伴者全員のスコアをスコアブックに記載するのはゴルフのマナーだ。また、同伴者のスコアを記載するのがマナーである以上、自分のスコアがいくつだったのかホールごとに同伴者全員に申告するのもマナーだ。
最後の人がパッティングを終えてからやカートに全員が戻ってからなど自分がいくつで回ったのかなどは必ず同伴者にはっきりと申告しよう。

OBの可能性が少しでもあれば暫定球を打つ

OBを打ってしまった場合、罰則に加え元あった場所にボールをドロップし再度打ち直すのがルールだ。
そのため一目見て分かるOBの場合にはもちろんのこと、判断が難しい場合には暫定球としてもう一度ボールを打っておくのがマナーだ。
ボールがOBであれば暫定球を拾い上げ、そのままプレーを続ければいいし、OBであった場合には暫定球を本球としてプレーをすすめることができる。
しかしボールの近くにいって初めてOBだと発覚した場合には本来元いた場所に戻らねばならず同伴者に迷惑をかけるばかりかプレーが遅れてしまう。
OBの可能性がある場合には暫定球を打つようにしよう。

カートは下の人間が運転する

仕事の付き合いなどで社会人としてゴルフをする場合、役職や立場が下の人間がカートを運転するのがマナーだ。タクシーのように役所や立場で座る位置が決まっているわけではないがカートの運転は下の人間がする。もちろんティショット後はプレーの進行上誰もが運転する可能性があるが、クラブハウスからティーグランドに向かう際や、隣のホールに移動する際、全てのホールをまわり終わりクラブハウスに戻る際などは下の人間が運転をする。

また、逆に役職や立場上、下の人間のゴルフ経験が浅いようであれば上の人間が運転を変わってあげる行為も必要だ。ゴルフは経験が浅いほどカートを動かす余裕がない。そういった際に立場などが上の人間が運転することで皆が楽しくプレーすることができる。

同伴者のボールの行方も必ずみる

ゴルフボールは非常に小さく、飛ばす人が打つと初速は時速300kmを超える。そのため自分の打ったボールがどこにいったのか見失ってしまうことは誰にでもある。
特に経験の浅い人はスライスやフックなど持ち玉が定まっておらず、ボールがどこに飛ぶか分からず予測することも難しい。自分のプレーが終わった後も常に同伴者のボールの
行方は見るようにしよう。

カートを動かす際は同伴者の乗車確認をする

車と違いカートにはドアがないため乗車したと思ったらいきなり同伴者が降りることがある。また、まだ動かないと思って足やクラブをカートの外に出している場合もある。
もちろんそういった行動をしている同伴者にも問題があるが、それにより怪我をさせてしまった場合運転をした自分に一切責任がないとは言い切れない。
同伴者を乗せてカートを運転する際は同伴者がしっかり乗車しているか必ず確認しよう。

ターフ(打った痕)をとったら目土を入れる

ダフリと呼ばれるボールよりも後ろにクラブが入ることは誰にでもある。また、上級者は正しいスイングによりボールよりも先のターフが取れてしまう。しかし剥がれた芝をそのままにしておくと次に打つ人の迷惑になってしまう。そのためカートには目土と呼ばれる砂の入った袋が積まれており、芝が剥がれた時には目土で埋めることがゴルフのマナーだ。

打ったあとはすぐに移動する

ショット後はすぐに移動するように注意しよう。いつまでもその場でボールの行方を追っていると同伴者はもちろん後ろの組も打つことができない。移動する時にものんびり歩いているようでは前の組がはけるのを待っている後ろの組からしてみれば気持ちの良いものではない。プレーが遅れていれば走る必要はあるが、遅れていなくても早歩きでカートに戻るなどのファストプレーを心がけよう。

隣のコースに入る際は隣の組が打ち終わるまで入らない

スライスやフックなどのミスは上級者でも起こしやすく隣のコースまでボール飛んでしまうことは誰にでも起こりうる。またOBなどでない場合、隣のコースから打つことになるが、隣の組がいる場合には邪魔にならない位置で打ち終わるまで待つのがマナーだ。
ただし隣の組が余裕のあるプレーができている人であれば先に打たせてくれることもあるのでその時は素直に打たせていただき、お礼を言ってから元のコースに戻ろう(遠い場合には会釈でお礼)

隣から別の組がボールを探しにきたらボールの位置を教える

マナーではないが隣の組のボールが自分たちがいるコースにきたらボールのある位置を教えてあげるのもマナーだ。
もちろん、わざわざ教えに行く必要はないが、カートで移動している時などにあった際には教えてあげよう。

階段を使用する

ティーグランドなどは高台になっていることがあり、そのまわりは緩やかな坂になっていることが多い。しかしティーグランドに入る場合にはできるだけ設置された階段を使用するようにしよう。その他に場所から上がると芝を傷つけてしまいやすい。

カート道路以外は走らない

基本的にカートに乗ってプレーする場合にはカート道路以外でカートを走らせないのが基本だ。一部のゴルフ場や曜日限定でフェアウェイまで乗り入れることもあるが基本的にはカート道路を走るのが基本だ。

前の組が詰まっている時はティーグランドから少し離れた位置にカートを止める

ゴルフで前に組に追いつき待つケースはよくあること。そんな時にもマナーがある。前のホールを終え次のホールのティーグランドに前の組がいる時は、ティーグランドから少し離れた場所にカートを停め待つのがマナーだ。
ティーグランドの横にある前の組のカートのすぐ後ろに止めてしまうと前の組のプレーヤーは他のプレーヤーに見られながらプレーすることになってしまう。
そのため、そういった場合には少し離れた場所に停車し余計なプレッシャーを与えないようにするのがマナー。

グリーンのゴルフマナー

グリーンのゴルフマナー

グリーンにクラブや抜いたピンを置かない

グリーン上に使用しないクラブを置かないようにしよう。グリーンはティーグランドやフェアウェイなどと違いボールを転がす場所だ。そのため置いたクラブで凹凸が出てしまうこともあるため、クラブはグリーンの外に置くのがマナーとなっている。
また基本的には抜いたピンも同様だ。

グリーン上は走らない・グリーン上は足を引きづらない

上記と同じ理由でグリーンで走ってはならない。また、足を引きずるような歩き方をしないようにも気をつけよう。ゴルフをする場合はスパイクのついたシューズでプレーをすることになるが引きずるとグリーン上の芝には傷がついてしまう。

ボールマーク(ボールマーク)は直す

打ったボールが直接グリーンにのるとボールの重みでピッチマークやボールマークと呼ばれるヘコミができる。他の人がつけたボールマークが自分のパッティングライン上にあればルール上直すことができるが、自分がつけたボールマークは自分で直すのがマナーだ。
ボールマークを直すにはグリーンフォークと呼ばれる専用のゴルフ用品を使うことが多いがキレイに直すには多少の慣れが必要な部分もある。
しかしそれほど難しいものではない上にマナーとしても自ら行うべきものなのでボールマークができた場合には必ず直すようにしよう。

カップの縁を踏まない

グリーンにあるカップの縁を踏まないように気をつけよう。カップの縁は非常に崩れやすく踏んでしまうと変形したり崩れやすい。
特にカップに入ったボールを拾う際に踏みやすいので注意しよう。

カップに一番近い人がピンを抜く

ルール上パッティングをする際、ピンにボールが当たると2打の罰則となる。(2019年1月以降は無罰に)また、無罰であってもピンの刺さったままでカップインさせるよりも抜いた状態の方がカップインしやすいことは確かだ。そのためピンを誰かが抜くことになるがマナー上はカップにボールが一番近い人が抜く。
上記でも記載したがパッティングにおいてもゴルフのマナーでは一番遠い人から打つため一番最後に打つ人、つまりカップに一番近い人がピンを抜く。

同伴者のパッティングラインを踏まない

同伴者のパッティングラインは踏まないように気をつけよう。特にパッティングは数センチのズレでも結果が大きく変わってくる。そのため同伴者のパッティングラインは傾斜なども考えライン上を踏まないように気をつけよう。
基本的には多少遠回りでも同伴者の後ろを通り移動するのがマナーだ。

パッティングラインに影を落とさない

パッティングの際はティーグランドなどの時と同様に正面や後ろに立たないことや音を立てないこと、打つ際は動かないことなどプレーの妨げになるような行為をしないのがマナーだ。そのため同伴者のパッティングライン上、またはその周辺に影を落とさないようにも気をつけよう。
わずか1メートルのパッティングでも数百メートル飛ばすドライバーと同じためパッティングは非常に神経を使う。慣れてしまえば無意識にできるが、慣れていなくても常に気をつけていれば自然と身につくはずだ。

自分の順番が回ってくる前にパッティングラインを読む

自分の順番が回ってきてからラインを読み、素振りをし、パッティングを行うようではスロープレーの原因となってしまう。そのためパッティングラインは自分の順番が回ってくる前に呼んで行う。特にカップの反対側からもラインを読むなど時間をかけて読みたい人はそうすることでより多くの時間をかけてラインを読むことができるようになる。

最初にパッティングを終えた人がピンを挿し直す

マナーとして最初にカップインさせた人がピンを挿し直す必要があるため、最初にパッティングを終えたらパター以外のクラブを含め自分の他のクラブと一緒にピンを持っているようにしよう。そうすることで最後の人がパッティングを終えた後にピンを挿し直しすぐに移動することができる。

ピンを抑える時は旗もおさえる

上記で記載したように先に終えた人はピンを持つ必要があるが、ピンを持つ時には旗が風などでなびかないように注意しよう。もちろん、ピンをひきずりグリーン上の芝を傷つけるのものマナー上NGだ。

最後の人が終わったらグリーンからすぐにはける

最後の人がパッティングを終えたらすぐにグリーンからはけるようにしよう。すぐに移動することで待っている後ろの組がすぐに打つことができる。逆に言えばグリーン上で話したり、スコアを記入しているといつまでたっても後ろの組が打つことができない。
もちろんグリーン上で走るのもマナーとしてNGなので走る必要はないが、終わると同時に移動できるようにしておこう。

OKを出してもらったらパッティングをしない

プロの世界や競技ゴルフの世界にはないルールとしてあるのがOKパット。誰が見ても外しようのない最後のパッティングは同伴者がOKを出すことで省略することができ、スロープレーとならないためにも用いられることが多い。
しかし中には最後まで決めたいという理由からOKをもらったのにパッティングを行う人も少なからずいる。そういった行為はスロープレーの原因となるだけでなくOKを出した人からしても気分の良いものではない。
OKが出たらすみやかにボールを拾い上げ、次に打つ人のためにすぐにグリーンからはけよう。
※OKの距離はグリップの長さ以下や1m以下などゴルファーごとに認識が違うことも多いため気になるようであればスタート前に取り決めをしておこう。

クラブはカートに近い位置におく

「グリーン上にクラブや抜いたピンを置かない」で記載したようにマナーとしてパター以外のクラブはグリーンの外に置く必要がある。
しかし置く場所には注意が必要だ。ホールによって異なることもあるが、グリーンまわりでのカートの停車位置はグリーンの奥にあることが多い。しかしグリーンに上がる際は手前からのることが多いためグリーンの手前側にクラブを置いてパッティングを行ってしまうとパッティング後にカートの位置とは反対にあるクラブを取りに戻らなければならなくなってしまう。
そういった行動は非常に目立ち同伴者や後ろの組から見ると非常にマナーが悪い。
もちろん余裕のあるプレーができないとそこまで意識することは難しいが、常にカップインした後にカートに戻る直線に近い場所にクラブをおく意識を持つことでゴルフの上達と同時に自然とできるようになってくるはずだ。

バンカーのゴルフマナー

バンカーのゴルフマナー

使用したバンカーはならす

使用したバンカーは必ずきれいにならすのがマナー。打った痕はもちろん、足跡も含めてレーキでならす。時間の掛け過ぎは良くないが自分がバンカーに入る前以上にきれいにするぐらいのつもりでならそう。
ならさないからといって罰則がある訳ではないがゴルフ規規則にも載っているのでマナーというよりもルールとして覚えておこう。

バンカーはボールの近くから入り、入った位置から出る

上記でも記載したようにバンカーに入る際は使用後にならす手間をできるだけ少なくするためにもできるだけボールの近くから入るようにしよう。また、入った位置から出るようにすることでならす範囲を最小限に抑えることができる。

バンカーは低い所から入る

バンカーの形状を守るためにも低い位置から入るのもマナーだ。高い位置から入るとバンカーのエッジが崩れてしまったりする可能性がある。
ボールに一番近い場所であってもそこが低くないようであれば、低い位置で一番ボールに近い位置からバンカーに入るのがマナーだ。

バンカーの砂がシューズについたらグリーンに上る前に落とす

ゴルフではコースの難易度をあげるためにもグリーンのまわりにバンカーがあることが多い。そのためバンカーでついた砂はグリーンに上る前に落とすのがマナーだ。
晴れた日などはバンカーの砂も乾いていることが多く、意図的に落とす必要がある場合は少ないが、雨の日などは濡れた砂がスパイクについていることも多い。
持っているクラブなどでスパイクの底を叩くだけでもキレイに落とせるのでグリーン上に砂を持ち込まないように注意しよう。

クラブハウスのゴルフマナー

クラブハウスのゴルフマナー

クラブハウスでは帽子をとる

常識的なことだが、室内、つまりクラブハウスに入る際は帽子を取ろう。ホールアウト後はもちろん、お昼休憩でもどってきた際やスタート前に更衣室で着替える後もクラブハウス内は室内であるため帽子をかぶらないようにしよう。
また、タオルなどを首から下げたりするのもマナーとしてNGだ。

クラブハウスに入る前はシューズについた芝や泥を落とす

クラブハウス内を汚さないようにするのもマナーだ。特にゴルフは芝や砂の上でプレーをするためクラブハウスに入る際にはエアーガンやエアーダスターと呼ばれる空圧で汚れを落とす機械でシューズをキレイにしてから入ろう。
それでも落ちない場合にはブラシ等も用意されているので必要に応じて使うのがマナーだ。
特に雨の日などはキレイに落とさないと自分の通った後に足跡ができてしまうこともある。

レストラン内では携帯電話を使用しない

これも常識的なマナーだがレストラン内では携帯電話で通話するのはマナー違反だ。ゴルフはプレーの合間に電話をすることが難しく、前半が終わった後のお昼休憩の時間に折り返す人も多いはず。そんな時はレストラン内ではなく外の休憩所などで電話をするようにしよう。

目上の人が外の見える席に座る

営業や来客の際に会議室では上座や下座があり座る位置が決まっている。会議室などでは入り口から一番遠い位置にある席が上座となる。そしてゴルフ場のレストランの席にも上座や下座があり、ゴルフ場では入り口の位置に関係なく、外の景色が見える位置が上座となる。そのため取引先とまわる場合や社内コンペなどを行う場合には立場上が上の人が外の見える席に座っていただくのがマナーだ。

ルールよりも大事なゴルフのマナー

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